夜、というか黄昏どきの銀座。
グレー絞り入り生紬&なでしこ帯です。
山吹色の帯揚げ。
黄昏どきの銀座といえば、
出勤前のホステスさんたち。
路上できもの姿を見かけることも多々あります。
帯付き(コートなしで帯のみ)のこの季節、
きもの同士がすれ違うと、
ぱぱっとチェック?
横から来たホステスらしき人と
目が合って~~。
向こうはプロ。
こちらはシロウトのシニア。
しかしですね。
こちらとしては「目があっただけでも光栄」
というか嬉しい。
これ洋服ではまずありえないことですから。
すぐに目を逸らされにしてもね、
10歳くらい若くなった気がする
こんな着物でもね。
プロの人の着物姿。
まずヘアが違う、
お太鼓が大きい。
ほとんど柔らかもの、
紬系はほぼなし
そして、
決して群れない、連(つ)るんでいない。
これは正装のとき同様、
ゴージャスさを出すためですね。
ホステスさんが、
こういう着付けをするようになったのは、
やはり、きものを日常的に着る人が減って、
ホステスさんといえど、
自分で着付けしなくなってからでしょうね。
その前は、自分で着付けしていたから
もっと着付け緩かった~~。
映画や資料参考です。
白洲次郎氏など幅広い交友。
「空飛ぶマダム」といわれたおそめさん。
襟もあまり抜かず、
きものも地味系、紬系。
自分で麻布に葡萄刺繍した半襟。
万が一、私が生まれ変わって、
若くなり、銀座のホステスになるとしたら!!
済みません、あまりの妄想です。
ヘアも着付けも普段通りで行きたいな。
はい、閑古鳥鳴きますね、お店潰れますね。
いきなりひっぱりだしたカシミアショール。
シワが~~。
おそめさんのように、
普通にきもの着ている銀座ホステス、
もういないのかなあ。
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