ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

着物解いて&イカットで帯二本作成&コーディ

2013-10-18 18:39:44 | 手仕事 和裁

先日、娘からのバリ島土産のイカット布で帯を作りました。

娘のバリ島土産イカット・尽くし」

Pa024399

これは前に洗っておいた裏布。

結城紬を自分で洗ったお話」のときに一緒に洗った紬解き。

あとで紹介する、もう一つの帯の裏に使いました。

縮みもしなければ伸びもしないとてもいい子

これ自体、とてもきれい

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イカットの裏はバラ柄の木綿です。

イカットの布が長くて、3メートル50センチくらいあるので、そのまま裏をつけていけばいいのですが裏の布が足りません。

そこで、裏布と帯芯は、お太鼓の部分と手先だけ。

あとは半分に折ってミシンでダダダと縫っていきました。

ファブリック帯だと思えばいいわけです。

でもファブリックだと、お太鼓の形が決まらないので、そこには芯を入れたわけです。

使うのは絹芯です。

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袋帯用ですが、柔らかいのでお太鼓がとても優しくできし、なにより縫いやすいのです。

出来上がったものを紬に合わせてみました。

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真ん中の部分には帯芯は入っていません

帯板使うのであまりシワにはなりません。

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ミシンを出したついでに、もう一本、前に解いた着物でついでにざざっと帯を作りました。

裏は最初にアップした黄色の紬です。

ミシンを出す前には、いつも「家事や仕事のことは忘れるぞ」とおまじないをかけます。

ミシン出すと、やりたいこと一気にやらないと、また出すのが億劫になってしまいます。

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出来上がった帯。

着用してみます

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着つけがゆるい

でも帯は気に入って、「秋の雪」と名付けました

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爽やかさを出すためにグレーブルーの帯揚げを空に見立てて。

鼈甲の葡萄帯留

布は名古屋帯くらいの長さがありましたが、あえて二部式です。

その理由は、これも全部の長さに帯芯を入れると、どこかで歪みが出るからです。

布も、お太鼓部分が1メートル20センチながく、もう一方の部分も2メートル50センチと長いです。

だからあえて紐はつけず、後ろで半幅帯のように結んでその上にお太鼓を乗せます。

こうすると、二部式にありがちな、後ろぺったんこ、銀座結びできないという欠点が解消されます。

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垂れ先から後ろの布が見えますね

あとでキセをかけてちゃんと直しましょう。

というわけで、わが家はどんどん帯も増殖していきます。

きものは何にでも化けます

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コメント (8)
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