ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

付け帯二倍活用法

2013-02-19 09:51:12 | 手仕事 和裁

寒い日が続きます。

暖かくなる日が近いと思えば、なんのその。

今年はなぜか風邪もひかず、若い頃より元気です

さて、新宿に行った日に使った帯、二部式ですが、

P1040379

じつは後ろはこんなふうになっています。

P1040381tukeobi4

別の二部式の後ろです。

前の部分を締めたところ、

一緒になってしているはずのお太鼓がなぜか

(なぜってことないでしょう、整理が悪いだけ

見当たりません。

約束の時間が迫っていたので、

色調が同じものを付けていきました。

カフェでの簡単な打ち合わせなので、

これでいいやと思ったわけです。

帰ってみて、「これって、もしかしたら、アイデア?」と、

ほかの帯で試してみました。

P1040435tukeobi

これは、博多半幅帯ですが、

半幅はほとんど使いません。

これも箪笥の肥やしでした。

これを巻いて、お太鼓は別の帯です。

 

P1040429tukeobi2
もう一組

P2180503tuke5_6   P2180501tukeobi_6_2

この様式?のいいところはーー。

 いろんな組み合わせができるだけではなく、

いいなと思った生地の量が少なくても、

とりあえずお太鼓や前の部分だけ作れる。

それにいらなくなった帯を切るだけで、

前の部分ができる。

二部式は、お太鼓の部分より、

前の部分のほうが長いので作るのは大変なのです。

それを省略できるわけです。

付け帯って、後ろのお太鼓の部分の

膨らみがなくて、貧相になりがち。

そのため、いい付け帯には、

こんな枕がついています

P1040445_3
でも、たとえば半幅を前に使う場合、

後ろは貝の口にしても、

適当な結び方にしてもボリュームがでます。

蝶々結びの羽の部分をお太鼓から出せば、

銀座結び風にもなります。

興味のある方は試してみてください。

うーん、「これでも作れる、あれもいい」と布の在庫が増えるかも

それはさておき、本日の格言

ピンチはチャンス、というのはオーバーなので、

ピンチはひらめきのもと

あるいは、

青がなければ赤を使えばいい(ピカソ)

ないものを探すより、

もっているもので工夫すればいい~~

でも、整理はちゃんといたしましょう。




最後までありがとうございました。

応援してくれる人がいるから

いろいろ試せます

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コメント (4)
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