南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

香港のダイヤモンドヒルにあるヒーリングスポット、南蓮園池(Nan Lian Garden)

2010-05-21 00:25:15 | HONG KONG

一年以上前の写真ですが、香港のダイヤモンドヒル(鑽石山)という所
にある南蓮園池(ナンリェンガーデン)の蓮の池です。蓮の花は仏教で
言う極楽浄土のシンボルのような花。見ているだけで、解脱できそうな
(?)気がしてきます。

昨年、ある香港人に連れられて何人かでそこに行ったのですが、香港の
中でとてもリラックスできる場所だと言うのです。私たちはそれほど
気乗りしなかったのですが、まあどんなところか見ておいても損はない
かという程度の気持ちでした。

MTRのダイヤモンドヒルの駅のすぐそばにありました。このへんは九龍
の山の麓の住宅街。こんなところに、と思うような場所にその公園は
あります。日本にある日本庭園と比べてしまうと、なんか人工的で、
モノマネチックな感じがしてしまいます。でもここを案内してくれた
香港人は、ここでとても安らぎと憩いを感じていると力説していました。

こちらがその中心にある建物。かなりのきらびやかさです。

中華風の金閣寺のような...屋根の形とか見ると、反り返った雰囲気
はいかにも中国。でも手前の赤い欄干の橋は日本のイメージです。
そして背景は香港の高層アパート。このミスマッチ感覚がいかにも香港
的ではありますが。

でもこの楼閣の雰囲気、織田信長の安土城の天守閣の上の部分を彷彿と
させる雰囲気がありますね。短期間しか存在しなかったまぼろしの
天守閣ですが、信長は中国や、インド、ヨーロッパの建築様式をごちゃ
まぜにして作ったと言われていますので、安土城の天守閣はこの建物
以上の違和感とインパクトがあったものと推察されます。

そしてこちらが、お寺の境内。

こちらはシックな雰囲気なのですが、反り返った屋根の形状が中国風。
手前の盆栽風の松の木はあきらかに和風。そして屋根の上に金のシャチ
ホコ風のものが見えますが、これも和風の名残りなんでしょうね。

こちらは池の鯉の写真。自分の一眼レフカメラで撮ったものなんですが、
光の関係か見事な金色の鯉に見えます。

まるで絵のようです。金色の鯉は、金運、財運のシンボルと言われて
いますが、この鯉、肉眼では水の反射でこんな色には見えなかったの
ですが、写真で見たらこんなんでした。香港のローカルの人たちも、
これはすごい、素晴らしい写真だと言って喜んでいました。

香港ナビにここの紹介がちょっと出ていましたので、御参考まで。
香港の小京都!?都会の喧騒に疲れたらちょっと
こんな庭園で一休みしたい気分です。九龍の真ん中で香港じゃない
みたいな静かな一時を!

たしかにここにいるとどこにいるのかわからなくなります。香港で
はないし、と言って日本でもない...

最後に、ここの映像がYouTubeにアップされていましたので、こちら
もどうぞ。

これは元はDVDの映像で、ここの土産物屋で売っているものです。
私もこのDVD持っているんですが、この映像で見ると実際よりも
すごいところに見えちゃいますね。あまり期待して行かないほうが
よいとかとは思います。でも、石のオブジェとか、唐の時代の建築
方法の説明をするコーナーがあったり、それなりに勉強にもなりま
すけどね。

あまり知られていないんですけど、香港にもこういう所が
あるんですね。近くに住んでいる方、あるいはメディテーションが
必要だと思っている方は、行ってみるのもよいかと思います。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ここ、行ったことありますような・・・ (へいたらう)
2010-05-21 15:23:19
こんなにきらびやかだったかしら・・・。
販売機でお茶を買ったら、おっとろしく甘かったことしか覚えてません(笑)。

金の錦鯉は、きっと、貴台様の未来を表しているんだと思います。
あ、失礼しました。
現状でしたね(笑)。
返信する
このようにマイナーな場所に? (南の国の会社社長)
2010-05-21 16:14:18
へいたらうさん、この場所、記憶にあるのですか?
それはひょっとしたら、飲み過ぎて死にそうになった時にかいまみた天国の光景ではありますまいか?香港のお茶は恐ろしく甘いです。糖分過剰ですよね、きっと。あの錦鯉は全然私の現状とは違うと思いますが、未来であることを切に願望したいです。(笑)
返信する