南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

香港での引っ越し

2011-02-28 23:23:17 | HONG KONG

本日、香港での引っ越しを完了しました。
日本への帰任です。香港滞在期間は3年半。
その前はシンガポールに10年以上いたので、
通算14年くらい海外にいたということに
なります。シンガポールに赴任したのは、
40代になってまだ間もなくの頃。今、
50半ばですので、久々の日本ということ
になります。

引っ越しの一週間前からMy Wifeが香港に
来ていて、引っ越しの準備をする予定だった
のですが、月末ぎりぎりになって知人の
熟年カップルやら親戚が香港に遊びにくる
という事態になってしまったのです。
おかげで多忙なスケジュールでした。

今朝は、朝から荷物の仕分け。
10時過ぎに電話会社が来て、ケーブル
テレビのセットトップボックスとモデムを
取り外して行きました。

11時頃にお粥を食べて、仕分けのラスト
スパートです。しかし10数年溜め込んだ
物が続々と発掘されてきます。何年ぶりか
で見た衣類とか、写真とかがいろいろ
出てきます。でもそういうのを見ていたり
すると時間がどんどんなくなっていきます。

約束の2時の時間に引っ越し屋がやって
来たときには、まだ荷物が完全に整理できて
いなかったので、ちょっと焦りました。
だいたいのところは整理し、パソコンなど
はもとの箱に梱包したりしてあり、廃棄物、
残す物(家具類は家主の物なので)、
船便で運ぶ物、航空便で運ぶ物などを
ポストイットでわかるようにしたりして
あったのですが、まだ完全に終わっている
わけではありませんでした。

引っ越し業者のチーフの人を含めて3人
くらいに、だいたいの仕分けの状態を説明
した後、作業が始まりました。

2時間半以上かかってやっと作業は終わり
ました。4時半過ぎに、不動産屋と家主さん
がやってきて、ガス、水道、電気のメーター
のチェックと最終料金の支払いや、
デポジットの返却や、ハンドオーバーの書類
にサインをしたり、鍵を返却したりなどの
作業を行いました。

タオルなど余っているものを動物愛護協会の
ほうに寄付をするということで、荷物を取りに
来てもらったりしたのですが、廃棄した物も
かなりの量でした。まだボールペンやら、
布団やら、飲みかけのスコッチが残っていた
のですが、家主さんに言ったら、そういうのは
残しておいてもらってもいいとのこと。
不動産屋の人は、「私ももらっていいですか?」
とすごく嬉しそうな顔をして、ウィスキーと
ビールを持って帰っていきました。

荷物をまとめて、近所のホテルに移動するため
部屋を出たのですが、部屋の景色を見ながら、
この景色はもう二度と見る事ができないんだ
と思うと、ちょっと寂しい思いがしたのですが、
私たちは、次の新しい生活に向かって、その
部屋を後にしたのでした。

明日は、海外生活の締めくくりとして(?)、
シンガポールに行ってきます。まだあと
数日、このブログは続きます。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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