南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

香港のスタンレーで花文字を

2011-02-06 22:21:09 | HONG KONG

花文字というのは全然知らなかったのですが、中国に古くから伝わ
る文字表現で、虹色の彩色を使って名前などを書いた中に鳳凰や船
やお金などの縁起のよい絵を盛り込んでいくという手法なんですね。

My Wifeが、香港に滞在した記念に花文字を書いてもらいたいという
ので、正月三日目の土曜日に、スタンレー(赤柱)まで花文字を書い
てもらいに行ってきました。

花文字はスタンレイだけでなく、いろんな場所で可能のようなので
すが、香港島の南端のスタンレーはゆったりした休日を過ごすには
最適の場所。ちょっと欧米っぽいリゾート気分が味わえるので、
お気に入りの場所でした。

2月5日の土曜日の午後、我々はセントラルのバスターミナルから
スタンレー行きのバスで出かけたのですが、この日はとてもいい
天気。晴れているのですが、暑くもなく、寒くもない。日差しが
とても穏やかで、マーケットは観光客でいっぱいでした。

花文字を書いてくれるお店は、このマーケットの中に何軒もあり
ます。一番上の写真で、道の右側に何軒かあります。バスを降りて
マーケットに降りてくると、日本の大手旅行会社の団体ツアーの
ご一行が...ガイドの女性が案内した先は、花文字のお店でした。
で我々もそのガイドの説明を聞きながら、花文字を見学。



こちらの先生が店先で書いています。先にこの先生に書いて
もらっていた香港人の女性二人が、「この先生はとっても有名。
ね、とっても綺麗でしょ?」とできたばかりの花文字を見せながら
英語でいうので、我々もここで書いてもらうことにしました。

書いてもらいたい文字(名前とか)を指定して、料金を払います。
料金は大きさによって違いますが、二人の名前のものと、小さい
三文字のものとで合わせて500香港ドル弱くらいでした。30分
くらいでできるということでしたが、取りに行ったのは何時間か
してからでした。

このお店のパンフレットはこちらです。



この先生は谷山先生というようですが、有名な先生のようです。



このお店を出て、歩いていたらすぐに別の花文字のお店が。
さっきのお店の二三軒隣です。そこの花文字を見たら、さっきの
お店のとは全然雰囲気が違って、上品な感じです。
こちらがお店に飾ってあったサンプル。



こちらのほうのがよく見えてきてしまいました。最初にいろいろ
見てから自分の好みのお店を決めたほうがよかったと後悔しまし
たが、結局、このお店でも書いてもらうことにしました。この
二人の名前のもので500香港ドル弱。こちらも額縁付きです。
先ほどのお店よりもちょっと高めですが、絵はかなり繊細。

こちらのお店では、Jonathan Ng(呉文漢)という若いお兄さんが
書いてくれました。



「本物の虹書法を継承しています」と彼は言っていましたが、
このスタンレーのお店もあと、半年くらいで別の場所に移ると
言っていました。こちらがこのお店のパンフレットです。



結局は好みなのですが、同じ文字でもこんな感じで雰囲気が
違います。



こちらは最初のお店で書いてくれた「陽」の文字。そして
こちらが二番目のお店の「陽」。



一つの文字だけ見るとよくわからないかもしれませんが、
二番目のお店のほうが優雅な感じがしました。でもこれは
あくまでも個人の好みですね。

いずれにしても、いい記念になります。

スタンレーの海岸通りはオープンエアのカフェが立ち並び
香港というよりも欧米のリゾートの雰囲気。



ゆっくりとビールを飲みながら、ムール貝とか食べたりすると
ヨーロッパのどこかにいる気分です。このあたりで私のお気に
入のお店はこちら。



名前はロックソルト。日本語にすると「岩塩」。
ここはオープンエアーではないんですが、窓が開いているので
ほぼオープンエアーの感じ。パスタや、ピザもいい感じです。
休日の夕暮れ時は、夕陽が差し込んできて、このお店の中の
ゆったりした雰囲気が素敵です。
お店のウェブサイトはこちらです。

こちらは日がすっかり暮れたスタンレー。



またいつか来たい場所です。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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