南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

シンガポールのボジョレーヌーボー

2006-11-18 01:24:45 | シンガポール
11月16日の木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日でした。日本
では、毎年おなじみのこの特別な日も、シンガポールでは全く
もりあがっていない感じです。その日、日系のスーパーに行って
みたらボジョレーヌーボーがいっぱい置いてありましたが、
買っているのは日本人だけで、この売れ残ったワインはどうす
るんだろうかという余計な心配でいっぱいになりました。

日本は、この日はお祭り騒ぎで、かなりの人がボジョレーヌー
ボーを買ったのではないかと思いますが、シンガポールにいる
私もハーフボトルを一本買ってしまいました。去年も飲んだの
ですが、安いボジョレーヌーボーはそれほど美味しくもなく、
こんなのをありがたがっている日本人は、騙されているのかと
思いたくなります。

私はワインにすごい詳しいわけではないのですが、おいしい
ワインというのは何となくわかります。ボジョレーヌーボーは
今年とれたての新酒だけに、味わいがあまりありません。しか
も海外に大量に輸出されてくるこのワインがどれほどの品質の
ものなのかはわかりません。


では、今日はこのへんで失礼します。
昨日の解禁日当日に、ボジョレーヌーボーを飲みながら、この
ブログを書いていたら、途中で酔って眠ってしまいました。
この記事は解禁日当日に書くから意味があるのであって、一日
遅れてしまったら全然ダメですよね。

今日また、その日系スーパーに寄ってみたら、ボジョレーヌー
ボーが山のように売れ残っていました。これどうなるんでしょう。
本当に心配です。

ボジョレーヌーボーと言えば、20年近く前、出張でパリに行った
とき、偶然にもボジョレーヌーボーの解禁日でした。お客さんと
一緒に行ったのですが、到着してすぐ、レアール広場のフランス
料理屋に行きました。フランスなので、わざわざスランス料理と
言うのもなんですが、以前そのあたりに行ったことがあったので
また行こうと思ったのです。

夕方のレアール広場は、ボジョレーヌーボーのお祭りさわぎで、
店の前に置かれた大きなワインダルが開いていて、レストランの
お客には無料でふるまい酒がでました。その時飲んだボジョレー
ヌーボーの味は、とてもさわやかでおいしいという気がしました。
日本とかに空輸されてくるのは、それに比べたら、いまいちです。
おそらく空輸やら防腐剤やらでパリの味とは違っているのでしょう。

しかしまあ何でボジョレーのワインだけをありがたがるのでしょう。
その他の地方のはどうなんでしょう。カリフォルニアや、オースト
ラリアなんかではヌーボーはないのでしょうか?でもそもそも
ワインというものは、その年に穫れたワインを無理して飲まなくて
も、熟成したほうがおいしくなるというのがわかっていながら、
何故のヌーボーなのでしょう。