EKKEN♂

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ヒトリゴト

2005-04-02 | 雑記いろいろ
ブログ上の「僕」は、オフラインの「俺」とは全く違う人物です。

でも、「僕」こそが、本当の僕で、「俺」は実はニセモノなんだと思います。

リンクターゲット

2005-04-02 | WEBにまつわる話
 愛読している愛・蔵太さんのブログで見かけたものが、ちょっと気になりました。
 ニュース系クリッピングのサイトで、クリックすると別窓が開かない仕様になっているところは鬱陶しすぎるです(あえてどことは言いませんが複数)。

愛・蔵太の気ままな日記

 昨年の5月末に、ここで僕が書いたリンクターゲット調査の時には、僕はリンクターゲットは「新規ウインドウ」派だったのですが、2月の半ばより、Amazonアソシエイトリンクとサイドバーの「Bookmark」を除いて、ターゲット指定をせず、リンクをクリックした時に開かれるウインドウは、同一窓(最近はタブブラウザユーザーが多いと思いますが、ここでは便宜上窓=タブと考えてください)になるようにしています。
 リンクターゲット調査の記事内でも書いているのですが、リンクターゲットを新規ウインドウに指定することは、閲覧者の選択権を奪うから良くない、というRjuさんの主張があるのですが、昨年5月の当時は、自分の利便性を考えて、リンクターゲットを全て新規ウインドウにしていました。
 なるほど、最初に見ていたサイトから、いくつものリンクを開く場合、いつでも元の記事に戻れる新規ウインドウ指定は確かに便利なのですが、リンク列記型ニュースサイトをよく見るようになってから、この「新規ウインドウ指定」が、鬱陶しくなってしまいまして……
 そもそも「元記事に留まっていたいようなサイトって、そんなに無い」という事実があります。自分のサイトには少しでも留まってもらって、過去ログも読んでもらいたい、という気持ちはわかるし、実際僕もそう思ってはいるのですが、ブラウザの使い方は人それぞれでして、閲覧者の考えに任せた方がむしろ親切だろうと。
 中にはblue_rexさんのように、リンクターゲット名を独自の名前に統一することによって、自分のサイトからのリンクは常に一つの別窓に指定している方法もありますが、この方法はいくつもの窓が立ち上がらないことで、閲覧者に配慮しているのでしょうが、実はこの方法も、その記事からのリンク先を同時に比較したい人にとっては不便極まりない物でして、一記事中に貼り付けるリンクが多数になると、親切心が仇になる事もありえますね。
 もっとも、リンク先を比較して読むというユーザーは、少ないのかもしれませんが。

 フレームを使ったサイトでは、外部リンク先のフレーム内取り込みを防止するなどの理由から、リンクターゲットの指定は重要だったと思うのですが、ブログにおいては基本的にフレームは使ってないので、リンクターゲットは特に必要ないものと思います。
 
 サイトのデザインって、「自分の考える見た目通りの物」を閲覧者に強制するよりも、ある程度閲覧者の自由に任せた方が良いと思います。
 スタッフブログで「テンプレの文字の大きさを小さい物に統一して欲しい」という声をよく目にしますが、小さい文字サイズでの絶対値指定は、僕なんかは「もっともダメなサイトデザイン」と思っているものでして、ブラウザの文字の設定を変えても、大きさが変わらないようなサイトは、閲覧者に対する配慮が足らない物だと思います。
 リンクターゲットの指定の場合も似たような物でして、指定しなければ閲覧者が好き勝手に同一窓で開くか、新規窓で開くか決められます。しかし「_blank」で指定されてしまうと、必ず新規窓でしか開きません。
 そうは言っても、リンク先を常に新規窓で開いている人にとって、いちいち右クリックメニューからリンク上で「新しいウィンドウで開く」を選択するのは面倒だ、という人はたくさんいるみたいです。タブブラウザを使ってないのだろうか、と気になります。
 僕はunDonutを使っています。オプション→マウスの設定で、「リンク上の中クリック(ホイールボタンクリック)」で新規ウインドウで開くように設定しているので、留まりたいサイトからのリンクは、必ず中クリックするのですが、リンクターゲットが指定されていると、僕の意図とは無関係に新規窓で開いてしまうので、かえって鬱陶しいのです。
 ツールバーを使っている関係上、IEを離れられない方は、留まりたいサイトに擬似ナビゲートロック をかけてみてはどうでしょう?
 実のところ、shiftキーを押しながらクリックでリンクを開くことが、そんなに面倒なこととは思えないのですけど。

たまには駄記事もあっても良い?

2005-04-02 | WEBにまつわる話
 面白いことが書けないのなら、無理して更新しない方が良い……
 書くことがないのに「カレンダーに穴をあけたくないから」という理由で更新されるブログって、正直言ってつまらないんですよ。
 つまらない情報しか得られないブログには、閲覧者がつかないし、閲覧者がつかないとブログを続けるモチベーションが生まれてこないから、早々に放置されてしまうわけです。
 「ネタがない時どうしますか?」
 答えは簡単です。「ネタがないときは更新しない」

更新は義務じゃないんですよ
 そんなこと言っているわりに、越後屋のここ二日間の記事とか、先週末の記事なんて、どう見ても「穴開けたくないから書いた記事」じゃないの? と思われるかもしれません。
 結核の日なんて単なる駄洒落だし、ライバルの命日はヲタ知識ひけらかしただけだし。旅の宿から突撃! 今日の晩ご飯!は、この手の記事に必須な画像がない、タダの備忘録ですよ。
 僕のブログは、「WEBにまつわる話」や「トラックバックの話」を読みに来ている人が圧倒的に多く、そうでないことを書いた時は、アクセス数が減少傾向にあります。それならば、WEB論っぽいことばかり書いていれば良いのですが、あいにく僕はアクセスを増やすことより、文字を打つことが楽しかったりするから困ったものです。
 駄記事を連発することにより、良質な記事を埋もれさせてしまう、ということを、僕は以前から書いてきているわけですが、しかし、今回はこれをちょっとだけ否定してみます。
 あまりに駄記事ばかりを書くのはどうか、とは思いますが、たまに駄記事を入れると、ちょっとだけ良い事があります。
 カレンダーに穴を開けることを、恐れてはいけませんが、かといって、全然更新されないブログは、そのうち人が寄り付かなくなります。
 そこで、良いネタが思い浮かばなくても、ちょっとした更新をしておくと、放置されていないことが読者に伝わります。時々ブログのトップページ全体が「こうさぎ」の投稿になってしまっているところを見かけますが、ああなってしまっては手遅れ。
 読者に対して、「放置しているわけではない」という意思表示のためには、駄記事も決して無駄ではありません。
 
 似たような話題ばかり書いていると、コメントを書き込む人も、だいたい固定化してきます。IP閲覧数が多くても、もらえるコメントっていうのは案外少ないものです。ブログっていうのは、アクセス数を増やしやすくても、見てくれる人の大部分が「通りすがり」かロムラーみたいなものです。彼らが何らかのアクションを起こさないと、「読まれている」という実感は湧かないものですね。
 そこで、たまには、普段書いていることと全く方向性の違うことを書いてみると、それまでロムラーだった人もコメントを書き込むきっかけになったりするのです。あるいは、コメントをもらえなくても、どこか他所のニュースサイトで取り上げられる、なんてこともあったりします。
 ウルトラマンの花札ですよは、Amazonで見かけた面白い商品へのリンクをはっただけの、大した自己主張もない、僕自身が普段から「つまらない記事」としている類のものですが、この記事、コメントこそ少ないですけど、1週間の間にこの記事だけで、5000回以上閲覧されていました。ヲタネタを書くと、普段コメントをしない人がくれたりしますし、駄記事を混ぜることで、活性化することもあるものです。
 
 まぁ、結局はバランスですね。