EKKEN♂

このブログは http://ekken.blog1.fc2.com/ に移転しました

gooブログの「非公開カテゴリ」の名称変更を提案!

2006-01-30 | goo BLOG
 gooブログでは、エントリが属するカテゴリを任意で「表示しない」に設定できます。
 しかし「表示しない」(以降、便宜上「非公開設定」とします)というのは、あまり正しい表現だとは思えません。
 何故なら、この「非公開設定」、「読むことができなくなる」のではなく「読まれにくくなる」だけだからです。

gooブログ スタッフブログ:システムメンテナンスが完了しました

携帯では非公開の記事が読める (匿名)
2006-01-30 11:58:11
下書きや人に見られたくない記事を非公開に設定しています。非公開の記事でもカレンダーには「「記事アリ表示」になっていて、見えなけど記事があることになっています。これは仕方ないことと思っていますので良いのですが、PCで記事が見えなくても、携帯では見れることがわかりました。

携帯でもタイトル一覧には出ていません。
ところが、記事の最後にある「前の記事」「後の記事」をクリックしてみると、非公開の記事が見えます。

かなりの問題だと思いますので、至急対処してください。非公開が見えたことによって、プライバシーの侵害が起こりました。
 と、こんなコメントがスタッフブログに寄せられていましたが、僕にはこれがかなりの問題だとは思えません。
 非公開カテゴリ記事が読めてしまう、というのは、かなり以前から知られた現象であり、何度かスタッフブログで報告がされているのですが、改められる事はありません。「他者に読めない記事」を作成する必要性が無いからでしょう。
 「下書き」も「人に見られたくない記事」も「草稿状態」のチェックボックスに印をつけて投稿すれば良いだけです。これは「無断リンク禁止」にも通じる事なのですが、誰にでもアクセスできる所にテキストを置いておいて、意図しない人から見られることに抵抗を感じるのなら、自分の家のPC内にとどめておけばよいと思うのですけど。
 ただ、gooブログサイドの説明不足は否めないですね。
 「非公開カテゴリ」という名前では、このカテゴリに入れた場合、他人からは読まれなくなると考えるユーザーが多いと思います。
 じゃあこれを改めて、「非公開カテゴリ」の記事は、他人には一切アクセスできないようにしたら良いのでは?
 ……反対です。他人に読めない記事を、サーバーに入れる意味がわからないし、現時点で「非公開カテゴリに入れれば、表向きには閲覧できないが、その記事にリンクすることで読める」事を利用して、面白い試みをしているユーザーもいるからです。子供、いらないの筆者、中島かつをさんです。
 彼はgooブログ無料版に拘り「今ある機能」の中で、ユニークな使い方を考案し、発表しています。
 トップページやカテゴリの一覧には表示されない、しかしURL指定や「次の記事/前の記事」では見ることのできる「非公開カテゴリ」をうまく利用したアイディアもあります。

 記事表示方法を「全文表示」にしながらも、記事の出だしだけを書いた擬似概要文(かつをさんのブログ内ではエントリの末尾に "冒頭" と表示されている)の文末に、非公開カテゴリに入れた本記事へのリンクタグを書き込み、通常では有料版のアドバンスを使っても実現できない、記事毎の全文/部分表示を実現しています。
 gooブログは、アクセスをコントロールしたい人には非常に向いていないブログサービスです。
 パスワードをかけられるわけではないし、IPアドレスによるコメント制限をかけられるわけでもありません。
 実際はどうなのか知りませんが、これはgooブログのコダワリじゃないかと思います。
 スタッフのチーフである村井さんも「ブログはオープンなツール」と書いていましたし、同じくスタッフの上原さんもWEB2.0に大きな関心を寄せている事から、ユーザー同士が繋がらないツールにはしたくない、と考えているのかもしれません。(というか、そう考えていたら良いな、という憶測ですが)

 コミュニケーションツールであるブログには、他者がアクセス出来ない物は不要です。
 「非公開カテゴリ」が文字通り公開されない物であるのなら、それはネット上にアップする必要のないものだし、そこからコミュニケーションは生まれません。
 以上のことから、僕は「非公開カテゴリ」が実際には閲覧可能という点については、まったく問題のないことだと思います。
 但し、この機能を使うとき(編集画面でカテゴリを作成する際)、「表示しない」とヒトコトだけ書かれているのは、多くのユーザーが「誰にも見えない」と勘違いする大きな要因になっていると思われます。
 分かりやすい説明も見たことがありません。

 そこで編集画面のカテゴリ作成ページの「表示しない」という文字を書き換えることを提案します!
 
 分かりやすいのは「カテゴリのリスト、及びアーカイブ画面には表示されませんが、URL指定等で閲覧する事が出来ます」ですが、こんな注意書きが、あの画面に表示されるのは、少々鬱陶しい。
 機能の説明は基本的な使いかた - goo ブログに書き足すとして、編集画面内では、むしろ「これはなんだ?」と思わせるような記述にするのが望ましい。
 とりあえず僕の考えた候補。  一見、「なんやそれ!?」という名前が効果的。「基本的な使い方」に誘導されやすく、機能の意味を誰もが読むような名前がよいと思います。

オンラインソフト 2005年の3本

2006-01-28 | 便利ツール
 昨年(2005年)から使い始めたオンラインソフトの中で、特に気に入っている物を三つ。

CCleaner:不要ファイル掃除

 ハードディスクに溜まっていく、ゴミファイルや、不要なレジストリの削除をするソフト。
 これまで、シェアウェアであるDrive diet XPを使ってきたのですが、お試し気分で CCleaner を導入してみた所、シンプルで使いやすかったです。海外ソフトですが、日本語メニューに対応していて、操作も簡単なので、使い方が分からない、ということにはならないと思います。
 Drive diet XP の不要ファイルを徹底的に削除できる高機能も捨て難いのですが、フリーソフトに拘るのならCCleaner で十分でしょう。
 (もっとも、Drive diet XP は1,000円そこそこで、似たような市販ソフトの多くが5,000円超ということを考えると、お買い得です)

Sleipnir2:タブブラウザ

 有名なタブブラウザですが、しばらくDonutP→unDonutと使ってきたので、なかなか乗り換える気はありませんでした。
 試験的に導入した所、独自の検索機能が優れていて、unDonutで使っていた環境(マウスジェスチャなど)に近づけるのも簡単だった事から、惰性でこの二ヶ月くらい使いつづけています。
 (検索バーを自分用にカスタマイズしたら、こっちから離れられなくなった)
 最初の正式版である2.00は、起動がもたついた感じがしたけれど、今のバージョン(正式版)は、それを感じさせず、なかなか良い感じ。固定サイズフォントでも、scriptによって文字サイズが変更できるので、ダメブログの典型パターンであるマメ文字サイズ固定でも、読むようになった……かも。

ID Manager:ログインサポート

 ブログサービスや、ブックマークサービスなど、ログインアカウントをいくつももっていると、使用頻度が低いサイトのIDやパス、ログインURLを忘れたりする物です。
 これまでは、そういう用途を、文書作成支援ソフトであるCharu3(クリップボードの履歴をとったり、それをマクロで加工したり、定形文の入力支援や、キー入力支援を行う、超便利ソフト)に委ねていたのですが、専用のソフトの使い勝手と比較すると敵うはずも無く、セキュリティにも配慮されているので安心です。
 複数のブログサービスを利用している人もいると思いますが、このソフトを導入しておけば、ログインの煩わしさから開放されます。

関連仲間文化圏が多数派になると、ブログは死滅する

2006-01-25 | Trackback
参考記事:
トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]
 まぁすっかり旬の過ぎた話題なのですが、このブログではトラックバックネタに「旬」などないわけでして。
 
 トラックバック文化衝突の問題においては、それぞれの文化圏(スパム文化圏を除く)を尊重し、干渉しなければいいという意見が、大勢を占めたように思えます。
 関連仲間文化圏の住民は、その文化圏内のみでリンクの無い‘関連記事’のトラックバックを送りあって喜んでちょーだいッ! 
 ……で済めばよいのですが、問題なのは、関連仲間文化圏の住民の中には、相手の記事をロクに読みもせず、迂闊にも言及リンク文化圏の住民にまで検索トラックバックを送りつけて、揉め事の種になる……というのがむだづかいにっき♂:トラックバックの文化衝突についての概要なワケですが、コレについての補足。

 関連仲間文化圏の連中、並びに検索トラックバック容認派は、トラックバックを送りあっている本人達が喜んでやっている事なのだから、良いのではないか? という人もいます。
 彼らが自分の仲間内で馴れ合いトラックバックを送りあう事に対しては、僕も文句はありません。
 困るのは、それが「楽しいトラックバックの使い方ですよ」と称して、関連仲間文化圏勢力の拡充を謀るデマゴーグに利用される事なのです。
 
 アンチユートピアSFよろしく「関連仲間文化圏が、ブログ界の大モンゴル帝国となった」としましょう。
 その世界では、何かブログエントリを書くたびに、同じ語句を用いる他者のブログを探し出し、手当たり次第にトラックバックを送りつけるのが「常識」です。
 そうしてトラックバックを送る事に対し、何の罪悪感もありません。みんながそうしてる世界なのです。アニメやコミックの感想を書き、同じ題材を扱っているブログに対してトラックバックを送りつけている感想系ブロガーにとっては、まさに夢のような世界。
 どんなに検索トラックバックを使っても、コうるさいマツナガ(仮名)とかタダ(仮名)とかエチゴヤ(仮名)とかに顰蹙をかう事もないのです。
 何か記事を書くたびに、トラックバック送りまくりです。もちろん、多くの人が記事にする傾向が高い語句を使った記事については、トラックバックがじゃんじゃんついたりします。
 関連仲間文化世界のトラックバックというのは、極論ではこういうものでしょう。
 こういう文化が拡がるのは、ブロガーにとっては幸福な事なのでしょうか?

 僕は今現在「トラックバック」というカテゴリで、69もの記事を書いています。この記事をあわせると、70です。これ以外にも「トラックバック」という単語を用いているものはいくつもあるでしょう。
 一方、gooブログ検索で「トラックバック」をかけると35万件以上のヒットがあります。
 関連仲間文化世界では、僕が書いた「トラックバック」カテゴリの記事から、35万件のブログエントリに対してトラックバックを送りつける事が許容されます。35万×70=2,450万件のトラックバックを送っても、それがスパム扱いされません。
 その反対に、僕の書く「トラックバック」の話題にも、コレと同じ数(というか、この記事を書いた以降に発生する、「トラックバック」や他の検索単語に該当するブログの数)が送られてくる事になります。もちろん、全員が送ってくるわけでは無いでしょうが、関連仲間文化世界では、こういうことが起きてもおかしくはないし、誰もその事を疑問には思わないのです。「同じ話題を扱っているからいーじゃん!」
 しかし考えるまでもなく、2,000万件ものトラックバック送信元の記事を読むはずがありません。
 Permalink を開くたびに、その膨大な数のトラックバック欄を表示させる為に異常なトラフィックを生み出し、現実世界のYahoo!ブログも真っ青になってしまうような重いウェブサイトを、一体誰が好んで読むというのでしょう?
 読むはずがありません。
 そういうトラックバックには何の意味もないからです。
 欲しい情報は、自分で検索をかけて見つける、これがインターネットというものです。
 自分の記事に対して言及しているものを、検索サービスだけで見つけるのは大変だし、自分はリファラで分かっても、閲覧者には分かりにくいから、それを簡単且つ明確に出来る機能、それがトラックバックであるはずなのに、検索サービスで「その情報を求める人が自分で調べる事が出来る」ものの代替手段として使われる事には何の意味もないのです。

 ちゅーか、単純にうざい。
1984年1984年
ジョージ・オーウェル 新庄 哲夫

動物農場 すばらしい新世界 Animal Farm: A Fairy Story (Signet Classics (Paperback)) カタロニア讃歌 カタロニア讃歌

by G-Tools

gooブログジャンル分けの真実

2006-01-19 | goo BLOG
 下記のリンク先・コメント欄を読むと、概ね不評だったgooブログのジャンル分け機能。
gooブログ スタッフブログ:トップページリニューアル及びジャンル機能追加のお知らせ
gooブログ スタッフブログ:12月16日にシステムメンテナンスを行います
gooブログ スタッフブログ:ジャンル機能一部修正について

 ジャンルが細か過ぎて、投稿の際に選択するのが面倒、という不満があるものの、ブログ検索とは一味違った面白さがあると思っています。
 
 しかし、やはりカテゴライズがへたっぴだなぁ、とは思うのでして、もうちょっと考えてから導入すればよかったのに、と思わずにはいられません。
 
 
 ところで、僕はこのジャンル機能のコーナーを見ていて、気付いてしまいました。
 gooブログがこの機能の導入をした真の理由が!

 下の二つの画像を見ていただきたい。
 
 それぞれ、「インターネット」「有名人」のカテゴリを表示している時のものです。
 その中でも「アフィリエイト」「アイドル」に注目。
 ここからリンクを辿ると、当然のことながら、アフィリエイト/アイドルの事を扱ったブログの記事に行き着くわけです。そういう目的の為に設けられた機能なんだから、当たり前。
 じゃ、実際に辿ってみましょう。

 ……あらー、「アフィリエイト」の方は、アドバンス(gooブログの有料版)のバナーじゃないのに、アフィリエイトリンクがいっぱいあるブログがありますよ~?
 「アイドル」の方は、どう考えても権利者の了解を貰っていないような、アイドルのスキャン画像だらけですよ?

 ハイ、これで分かりました、gooブログのジャンル分け機能の真実ッ!
 
 gooブログは、この機能によって、利用規約に反するブログを一網打尽にしようと目論んでいたのですッ!!

 心当たりのある人は気をつけろ!

Yahoo! ブログへ、サービス名の変更をご提案

2006-01-18 | WEBにまつわる話
 以前からYahoo! ブログにはいろいろな問題点があり、遅かれ早かれ絶対にブロガー間での揉め事の種になるとは思っていたけど…… 以前 Yahoo! ブログについて書いた記事:
Yahooブログの転載機能の問題
転載機能がイクナイ(・A・)

今回参照すべき記事:
What's new: Yahooブロガー様へ
むぎむぎ - Yahoo! BLOGS の転載機能
楽しむYahoo!ブログの作り方♪:転載機能の危険性について
 簡単に説明すると、Yahoo! ブログの「転載機能が良くない」とする人達と、「せっかくある機能だから有意義に使おう」とする人達との文化衝突です。
 で、冒頭に上げた「関連記事」の流れからすると意外に思われるかもしれませんが、実は僕は、ある条件さえ守られれば、Yahoo! ブログのような転載文化が、ウェブの世界に少しくらいあっても良いんじゃない? と思う人です。
 「ある条件」というのは、これ。
  • 転載が行えるのは Yahoo! ブログ内のオリジナル文章のみ
  • 引用を含んだ文章の転載は行えない
  • 外部サーバーのイメージ等を含んだ文章は転載できない
  • 転載機能を使った場合、必ず相手に「転載されたこと」が通知される
  • 転載の転載の場合、オリジナルの出典が表示され、かつ、オリジナル執筆者に通知される
  • こうした「転載文化」が、Yahoo! ブログ独自の物である事を認識する
 こういう条件が、サービスの方で機能に盛り込まれるか、ユーザーの中で常識化されれば、面白いWEBサービスではないかと思いますね。

 ただし、現状では、諸手を上げて喜べないのが正直な所。
 ちょっと信じがたい事なのですが、この転載機能、Yahoo! ブログではデフォルトでオンになっており、このことを知らないブロガーが、無断で転載されたことに腹を立て、揉め事になる例が少なくないようなんですね。
 僕も無断で転載された人の立場になれば、たぶん怒り出しちゃうと思うのですが、実はこうした他人の書いた面白いものをパクって別の人に紹介して広めようというのが、Yahoo! ブログの考えたコミュニケーションなのですよ。
 Yahoo! ブログの使い方をよく読んで、その仕組みを考えると「パクって転載して繋がる喜び」を楽しんだ方が得策なんじゃないかと思いました。
 そのやり方に納得できない人は、転載機能をオフにするか、Yahoo! ブログを出て行けば良いのではないかと。
 だって、転載機能を始めとするYahoo! ブログの機能って、案外便利なんですよ。
  • 面白い物を書く能力が無くとも、他人のものを丸写しするだけでサイトが構築できる
  • 転載の転載を繰り返せば、オリジナル作者にバレることなく、猿真似でサイトを構築できる
  • もしバレても「サービスがそれを認めているんだ! 文句あるか?」と逆ギレできる
  • 面白い物を書く能力が無くとも、ひたすら「足跡」をつけていくだけで、アクセスが増える
 うわぁ、なんてスバラ式世界ッ!!
 俺もYahoo! ブログに移動しようかなぁ?
スバラ式世界 スバラ式世界
原田 宗典

元祖 スバラ式世界 大サービス 東京困惑日記 はたらく青年 本家 スバラ式世界

by G-Tools

 正直なところ、僕はYahoo! ブログを「ブログサービス」だとは思っていません。
 「継続して更新され続けるWebページ」というgooブログでの「ブログの定義」からすると、Yahoo! ブログも「ブログ」ではあるのですが、僕の考える「ブログ」とは、ちょっと世界が違う感じがします。
 幸か不幸か、今現在、僕の巡回先には Yahoo! ブログは一つも入っていません。
 たまにブログ検索でかかった時や、はてブを含む巡回先にリンクがあった時くらいしか、触れる事はないのですが、どうもPCビギナーの中には、ブラウザを立ち上げるとYahoo! JAPANが自動的に表示されると信じている人も多いくらいに、インターネット=Yahoo! だと思っている人も少なくありません。
 恐らくポータルサービスでのアカウント取得ユーザー数ナンバーワンサービス、それがYahoo! だと思うし、ブログのことを何も知らなくても「とりあえず流行っているし、今もっているアカウントで始められるから」という理由でYahoo! ブロガーとなる人も多いでしょう。
 それが悪い事だとは思わないのですが、Yahoo! ブログユーザーは、Yahoo! ブログの常識が、他のブログには必ずしも受け入れられない物であることを認識した方が良いと思います。
 Yahoo! ブログで「ブログとはこういう物」と思ったりすると、他所のサービスユーザーと接触を持った時に、エライ目に合うかもしれません。
 そうならないためにも、Yahoo! ブログには、是非ともサービスの名称を変更していただきたいッ!
 Yahoo! ブログは、「ブログ」とついてはいるけれども、似て非なるもの。
 SNSでもないし、従来の日記サービスとも全く異なる、「Yahoo! ブログ」という名の全く新しいWEBサービスじゃないかと思います。
 しかし「ブログ」の名前がついているために、ユーザーにヘンな勘違いをする人が増えて、トラブルが発生しやすい原因になっているかと思われます。
 改称しましょう、そうしましょう!!
 
 今、テキトーに考えたYahoo! ブログの改称プランです。
  • Yahoo! ハナモゲラ
  • Yahoo! スビババンバ!
  • Yahoo! うすらのばぼーん!
 いかがでしょうか、Yahoo! ブログスタッフの皆さんッ!!
 これで外部ブログサービスユーザーとの文化衝突も、いくらか解消できそうです。
 合言葉は、
 「うちはブログじゃないですからッ!」

gooブログセレクションって、終わったの?

2006-01-16 | goo BLOG
 最初、この記事の題名を「今さら BLOG EXPO 2005 を振り返る」にしようと思ったけど、やめました。
 gooブログ セレクションというgooブログの公式ブログをご存知でしょうか。
 スタッフが選んだ、gooブログのイチオシを紹介するコーナーらしいのですが、これが始まった当初と比べて、gooブログユーザーの数は飛躍的に増えているはずなのに、最近の更新頻度がとても低いのです。
 もうスタッフお勧めのブログなんて無いって事? 関連記事:
むだづかいにっき♂:BLOG EXPO 2005を振り返る前に
むだづかいにっき♂:BLOG EXPO 2005 を振り返りました(後で追記します)
むだづかいにっき♂:グッドブログセレクションから来た方へ
BLOG STATION:BLOG EXPO 2005を振り返る
BLOG STATION:正しい『裏セレ』の作り方

 昨年の4月に、グッドブログセレクションというユーザー参加型のブログ人気投票が行われました。
 面白いと思うブログを5つ選定し、トラックバックによって投票、そのランキングを行うという物で、受賞者はgooブログ セレクションで紹介、投票した人の中から抽選で豪華賞品が送られる、というものです。
 この手の企画は、投票者を増やさないと意味が半減するので、賞品が投票者に送られる、というのは良いアイディアだったのですが、残念ながら、参加者は当時のgooブログユーザー数の1%にも満たないありさま。
 こうした「ブログの人気調査」的なイベントは、他所のサービスなどでも行われていますが、どれも成功しているとは言いがたいのは何故なんでしょう?
 
 それはともかく、gooブログ セレクション
 以前はこのコーナーが更新されるのが楽しみだったのですが、BLOG EXPO以降、めっきりつまらなくなったなぁ。 gooブロググッドブログセレクションの受賞者が掲載されていくという段取りで、次の更新に取り上げられるブログは、概ね決定しているはずなのに、最近全然更新されないんだもの。 BLOG EXPO以降の更新は、次の通り(上から最新順):
gooブログ セレクション2005-09-08 16:36:37
gooブログ セレクション2005-06-16 09:55:55
gooブログ セレクション2005-05-23 13:12:21

 最初のはgooブログセレクション二回目の登場ブログという事で、最新記事期間が短くても良いのだけども、後の二つは、3ヶ月と4ヶ月(現在も継続中)って、いくらなんでも長すぎませんか?
 このペースでいくと、グッドブログ部門の受賞ブログの残り2つが終わるまで、半年以上かかります。
 現在も高い人気を維持しているおもトピはともかく、近々更新休止が宣言されている正しい『三十路』の作り方は、セレクション掲載時(恐らく最低でも3ヵ月後?)には「何でこのブログが取り上げられているの?」と疑問に思う読者も多いはずです。
 正しい『三十路』の作り方は、筆者・眼鏡牛さんとのコメントのやり取りが面白さの大きな要素なのに、本人がブログ上から消えたら、その面白さを理解してもらうのは難しいのではないでしょうか。

 そもそも、僕にとってのgooブログセレクションの面白さって「次に掲載されるのはどのブログだろう?」というワクワク感だったのですね。
 それがグッドブロスセレクションの後、ワクワク感が失われたまま、もうすぐ1年が経とうとしています。
 僕の知る限り、gooブログセレクションは、一人の担当者(山田さん)の手によってインタビューから記事の執筆まで行われており、大変手間のかかるものだということは重々承知しています。
 でもgooブログセレクションって、アクセスランキングでは見つけにくい「面白いブログ」を知る良い場所でしたし、無くしてしまうにはちょっと惜しいです。
 僕のアクセス解析のリンク元には、今でも毎日、10~20件のgooブログセレクションからの足跡が残っています。
 新着記事として取り上げられているブログ(現在は「あやっちのビストロ」)には、もっとたくさんの足跡が残っている物と思われます。
 恐らくは、gooブログセレクションは、今でもgooブログの名物ブログであると思いますし、gooブログユーザーの数が増えた今でこそ、gooブログセレクションの存在価値は大きいと思うのですが、サービス提供サイドであるgooブログスタッフ様は、どのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 gooブログセレクションの更新再開を願って、熱くエールを送りたく、gooブログ スタッフブログへトラックバックを差し上げる次第です。

NGワード:相手が嫌がることをしてはいけません

2006-01-16 | WEBにまつわる話
 無断リンク問題でよく見かけます。
 自分自身が無断リンク禁止派だったり、あるいは、自分は無断リンク容認だけど「無断リンクを嫌がる人の所に、わざわざリンクするのは、どうなのよ?」という人が持ち出すものです。
 「相手は勝手にリンクされることを嫌がってんだぞ、オマエだって自分の嫌な事をされるのは不快だろう」

 えーと、これは無断でリンクされることに対して、それを拒否する正当な理由にはなり得ません。
 何故なら「相手が嫌がることをしてはいけない」のなら、無断リンク禁止は「リンクする自由を奪われることを嫌がる」ことを全く考えていないから。

 「自分がされて嫌な事はしたくないから、私は無断リンクしない」くらいに留めて置きましょう。


 ……と、こういうことを書くと、予想されるツッコミ。
 「検索トラックバックヤメロ、というのは、検索トラックバックを送る自由を阻害している! いやならお前が検索トラックバックを送らなければ済む問題だろ」



 これについては、改めて記事にする事にします。


 NG word NG word

Re:脱力アクセル - 言及ありトラックバックなんか氏ねばいいのか?

2006-01-16 | Trackback

脱力アクセル - 言及ありトラックバックなんか氏ねばいいのか?

トラックバック、皆は見ているのでしょうか?blog運営者としてでなく、閲覧者としてです。
最初に問題を大きくされた?まつながさんのサイト(引用者・注 "トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]2006/01/06"のことだと思われる )なんかだと、もうすでに80個。運営者の方からみると多くはないのかもしれませんが、偶々訪れた閲覧者からみると、これは多すぎです。---しかも、ただトラックバックされた順で、お世辞にも頭がいいとは言えない要約(大抵は言及元のタイトルだったりする)とともに。件のサイトを見て一番下にスクロールしたほとんどが、トラックバックをすっとばしてコメントだけ拾い読みしたのではないでしょうか?
 運営者として寄せられたトラックバックを読むのは、まぁ当然でしょう。題名や概要部分で不要と判断し、削除する事もありますが、基本的にはクリックして、送信元の記事全文を読みます。だからこそ、中身の薄い記事(単にリンクがあるだけとか、「同意です」のようなヒトコトしか書かれていないもの)や、使っている言葉が同じだと言うだけで関連性を見出せない物に、ガッカリしたり、憤りを覚える事もあるのです。
 自分はトラックバックを送信するけれど、自分の所に寄せられたそれは一切読まない、なんて人がいたら、その人はほぼ間違いなくスパマーさんでしょう。一つの記事に集まったコメントに「トラックバックありがとうございます」が占める割合が高いブロガーを見たら、アクセス稼ぎが目的の宣伝厨と疑った方がよいかもしれません。

 脱力アクセルのukon03さんは、「運営者として」ではなく「閲覧者として」寄せられたトラックバックを読むか? と疑問を投げかけています。
 結論から言うと、読むんですよ。これは僕に限った話ではなく、少なくとも松永さんがトラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]で分類した、「トラックバックの4つの文化圏」にて「言及リンク文化圏」に住む人の多くは、「自分が興味を持った記事に寄せられたTB」は読んでいると思います。(関心がもてなかった記事に寄せられたTBまでは読みません)

 自分が興味を持った記事について、トラックバックによって繋がりを追い、いろいろな人の意見を見聞できる事が、ブログの大きな魅力でしょう。
 単に「似たような話題」はブログ検索サービスでいくつも見つけられます。「似たような話題」を書いている人と繋がりを持ちたいのであれば、コメント欄を使った方が確実ですし、トラックバックセンターのような「1箇所にまとめる所」を利用した方が便利です。
 しかし、「自分が面白いと思ったブログのことを言及しているブログ」は、ブログ検索の精度によっては見つけにくいし、アクセス解析のリファラでは、運営者はともかく、閲覧者が言及元を知る術がありません。言及元を知ってもらう為には、わざわざ事を編集しなければならないのです。それが面倒だから、TBの機能が有効なのです。
 言及リンク文化を広めれば、TBに対する積極性は失われるかもしれませんが、その分寄せられるTBの価値が高くなり、閲覧者にとっても寄せられたTBを読む機会を増やします。しかし、関連仲間文化圏ブロガーが行う「同じ話題に付いて触れているから」送られるTBは、受信者ではなく送信者の都合(=アクセスアップ)しか考えられていない事が多いので、「閲覧者としてTBは読まない」という事になるのではないでしょうか。こうしたTBを多用する人は、いずれそのTBが自分の目的(アクセス誘導)にすらならなくなる事に注意すべきです。

 もちろん「リンクがあるだけ」「うなずいているだけ」のTBは、価値が低く、閲覧者にとってはトラックバックノイズです。

脱力アクセル - 言及ありトラックバックなんか氏ねばいいのか?

「言及ありトラックバックなんかしなくていいから、コメントに書いてくれ」これが自分の意見です。ある程度拡張して、トラックバック2.0のようなものでも構いません。そうなれば閲覧者側から見ると、言及した事についての要約と、それに対する運営者の反応を得るのは容易です。
 「言及するならTBよりもコメント欄で」というのがukon03さんの主張のようです。
 しかし、相手のコメント欄を使って言及を行うと、いろいろ不便な点があります。
  1. 相手が反対意見を望んでいない場合、削除される事がある
  2. 長文の場合、相手のコメント欄の流れを断つ事になりかねない
  3. 長文の場合、相手が利用するサービスのサーバーに負担をかける(コメント欄も含めての容量制限がある場合、TBの方が好ましい)
  4. 自分のブログの読者への話題の拡がりが無い
 簡単に思いついたものだけでも、こんな所。
 1番については、「TBだって削除される事があるだろう」という反論が予測されますが、TBの場合は、相手のブログから削除されても、自分のブログにその内容が残る事になります。
 閲覧者が、なるべく楽をして「そのブログへの反応」を読みたい、ということですが、コメント欄だけでそうした行為が行われると、せっかく面白い事が書いてあっても、普段からそのブログの読者の人以外には、そのブログのことが知られないままである、ということも付け加えておきましょう。
 コメント欄なら読んで、TBは読まない、というのは読者の資質によるものであって、コメント/TBそれぞれの特性による物ではないものだと思います。

感想系ブロガーはコレを使え!

2006-01-15 | WEBにまつわる話
以下の記事からの流れです
関連記事:
感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え  
続・感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え  
感想系ブロガーは「はてな」を使え!  
 要約すると、こんな感じ。
 アニメや映画の感想をブログのメインにする人達(=感想系ブロガー)の一部には、同じ作品や作者の事を扱ったブログエントリを検索で探し出し、リンク無しトラックバックを送りあう事が慣習化していて、言及リンク文化圏ブロガーと文化衝突を起こす。
 これを避けるために、同じ話題のブログエントリを集める事を目的とした「トラックバックセンター」を利用したり、いちいちトラックバック先を探す手間がなく、同じキーワードを使っている日記を繋げる機能を持ったはてなダイアリーを利用してはどうか?

 ところが、トラックバックセンターも、はてなダイアリーもいくつかの問題がありまして(お寄せいただいたトラックバックのほか、上記「関連記事」の横につけたはてなブックマークテクノラティへのリンクをご覧下さい)、感想系ブロガーの、アクセスアップに対する欲求を満たす事は難しいようです。
 そこまで確認するくらいなら、最初からリンクくらい入れておくほうが楽です。
 
  それでも相手のトラックバック観を確認するのも面倒、言及リンクするのも面倒、こういうズボラな人にむけてトラックバックセンターとはてなダイアリーを勧めたのですが、さらにいくつかあったので、紹介します。

blogmap
 いしなおさんが提供する1470.net のサービスの一つ、blogmap。
 RSS配信サイトを巡回し、そこで取り上げられた書籍や音楽CDなどをランキング集計しているのですが、このランキング入りしている作品のリストにつけられた虫眼鏡アイコンや「more..」のアイコンをクリックすると、その作品を扱ったサイトのリストと共に、Trackback Ping URLが表示されています。ここにTB送信することが出来ます。
 ここで作成できるAmazonアソシエイトのID入りリンク(個別ページの「HTMLテンプレート」から作成可能)は、blogmapの個別ページへのリンクがあるので、関連している他のブロガーへの誘導ができるのも良いと思います。

ブクログ -WEB本棚サービス-
 イエイリカズマさんが提供するサービスで、ここで「書籍検索」をかけて、目的の作品を見つけ出すと、そこにTrackback Ping URLが表示されています。
 TB送信するとサイドバーの「トラックバック」に表示されます。
 あらかじめユーザー登録をしておけば、AmazonアソシエイトのIDが入ったリンクも作成できるのが便利。

テクノラティ
 ブログ検索サービスのテクノラティにユーザー登録して、更新Pingを送っておくと、Amazonへのリンクを入れて感想を書いた記事が、「今ブログで話題の○○」のページに表示される……のかなぁ?


 これらの方法では、特定人物や「その話題について書かれたブログを読みたい」という人以外のアクセスを誘導する事が出来ません。
 よって、アクセス誘導目的の検索トラックバックの代替手段とはなりえませんが、スパム呼ばわりされる事もありません。
 上で挙げた3つは、それぞれのサービスへのリンクはしなくとも良いのですが、どうせなら自分の記事内で「ここを見れば、同じ作品について書かれた感想がたくさん読めるよ」みたいなことを書いてリンクを入れれば、自分の感想文に興味を持った閲覧者にとっても便利ですし、リンクのないトラックバックを送りあった為に質の低いトラックバックを削除しにくくなってしまう、ということにもならないのが良い所です。


 [ブログツール] [Trackback]

テクノクラフィのリンク検索結果へリンクしてみました

2006-01-14 | goo BLOG
 テクノラティでのリンク検索結果が、意外にも多かったので、検索結果画面に直接リンクするアイコンをつけてみました。上の画像の、右端にある緑色のアイコンが、それです。
 書き足したソースはこれ。
<a href="http://www.technorati.jp/search/search.html?query={$blogurl}"><img src="アイコンの画像のURL"  height="12" style="border: none;" alt="テクノラティ リンク検索結果" title="このブログのテクノラティ リンク検索結果"></a>
 これを各エントリ用にするには、{$blogurl}の部分を{$entry_url[entry]}に書き換えて、{$entry}と{/$entry}の間の任意の場所に挿入してください。
 なお、{$blogurl}{$entry_url[entry]}はgooブログ独自のモジュール名ですので、gooブログユーザー以外の方は、利用しているサービスのヘルプなどに従って、ご自身のブログのURLやエントリ毎に生成されるURLのモジュールを書き入れてください。(※HTMLのカスタマイズが可能な場合に限ります)

 ついでに、テクノラティ: タグをつけよう!特集を参考にして、タグもつけてみることにしました。
 gooブログをはじめ、多くのブログサービスでは、エントリのカテゴリを1種類しか指定できないのですが、これを利用することにより、複数のカテゴリをつける効果を期待できそうです。

 [ブログツール] [gooブログ Tips]

謎の非表示ブログ

2006-01-14 | goo BLOG
 gooブログのトップページに表示されている「ブログ新着記事一覧」なんですけど、最近、ココにヘンな事が起きています。
 上の画像なんですけど、ピンクで囲ったブログをご存知でしょうか。
 数日前から発生した物で、短時間に大量に新しい記事を書き上げ、常時「ブログ新着記事一覧」に出ていました。
 しかしこのブログ、Yahoo! のニュースをコピペしただけ、しかもところどころに楽天アフィリエイトへのリンクを仕込んだ規約違反ブログ。
 僕が最初に見かけた2日後には「現在表示できません」の警告画面になっていました。



 それから4~5日経っていると思うのですが、なんと、このブログ、未だに「ブログ新着記事一覧」には表示されるんですね。
 今現在投稿されている内容が、どんな物なのか分かりませんが、gooからの警告は通知されているはずだし、何より自分のブログが表示されない事態に気付かない筈が無いと思います。
 それでも「誰にも見ることができないアフィリエイトブログ」をせっせこ更新する人が、僕には不憫でならないッ!

その後の「いなかっぺ大将」

2006-01-14 | 雑記いろいろ
〈ANIMEX1300 Song Collection シリーズ〉(4)いなかっぺ大将ヒットアルバム~わしはいなかっぺ大将だス~
 昭和40年代に、およそ二年間も続いた人気アニメ、いなかっぺ大将ですが、そのストーリーをウロオボエで紹介すると、こんな感じ。
 柔道の修行のために、田舎から都会に出てきた主人公・風大左エ門。
 人と会話のできる猫(ニャンコ先生)を師とし、キャット空中大回転などの秘技を取得、男として・人として大きく成長していく姿を描く傑作青春アニメ。
テレビでは描かれなかった、最終回以降の「大左エ門のその後」
 残念ながら、柔道家としては大成しなかった。
 最高の実力を発揮できる筈の肉体を、練習時間の不足の為に、維持する事ができなかったのである。

 最終回で描かれた場面の直後、大左エ門は重婚罪に問われ、懲役二年を言い渡された。
 出所後、大左エ門に対する周りの目は冷たく、彼が再び表舞台に立つことは、なかったという……  

刑法

(重婚)第184条 配偶者のある者が重ねて婚姻をしたときは、2年以下の懲役に処する。その相手方となって婚姻をした者も、同様とする。


タツノコプロダクション 作品集1965~1977 インデックス
いなかっぺ大将

太宰が書かなかったメロスのその後

2006-01-11 | 雑記いろいろ
 分かりやすい物語、共感を得やすい主人公の正義感で、教科書にも採用される『走れ、メロス』
 太宰は、国王との約束を果たし、帰ってきたメロスと分かり合えた所で物語を終わらせます。
 さて、その後、メロスはどうしたのでしょう?
・親友セリヌンティウスと共に、国王の側近として仕えた
・妹夫婦と共に、羊を育てながら、のんびりと暮らした
・物語の終わりに登場した、服を差し出した女性と恋仲となり、結婚、仲睦まじく暮らした

 教育的な配慮を交えて考えると、こんな感じかなぁ?

 しかし、物語のテーマを組入れると、多分こんな感じ。

「万歳! 王様万歳!」
 ……というところで物語は終わります。
 国王は民衆から絶大な支持を得たところで、
「おお、メロスよ、わしは人を信じる事の美しさ、約束を守る事の大切さがよく分かったぞ。ありがとう、ありがとう!」
 再び歓声が上がります。


 数日後、メロスと国王の「約束」は果たされます。

 勇敢な若者の葬儀は、国費を持って盛大に催されたとの事です。

今日の晩ご飯

2006-01-11 | 雑記いろいろ
 仕事で道南の某町の旅館です。
 年末に泊った所と同じ旅館。
・ホッケの煮付け(でかい!)
・アワビの刺身
・刺身三点盛合わせ(鮭・牡丹海老・蛸)
・天麩羅盛合わせ
・ポトフ
・沢庵
・味噌汁 
尚、新年という事で、ビールの大瓶がサービス!


感想系ブロガーは「はてな」を使え!

2006-01-10 | Trackback
この記事からの流れです:
感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え
続・感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え
 あらかじめ書いておくと、話の中身はアクセス乞食ははてなを使え!と大差ありません。

アクセスアップには検索トラックバックが効果的?

 リンクの無いトラックバックは、受信する人・あるいはその読者にとってスパム扱いされる可能性があるし、関連性がある話題の提供という意味で「相手のブログを便利にする」のなら、その前に関連性ある話題のリンクを自分のブログに列記した方が、「自分のブログの読者に便利」です。
 自分のブログからリンクされているブログの質が高くて、その数が多ければ、読者に「性能の良いアンテナを持った人」という認識がされ、アクセスも増えると思います。有名個人ニュースサイトなんかは、この方法でアクセスを増やしてきたのではないでしょうか。
 但し、この方法は、アクセスアップの手法としては、即効性がないです。
 毎回、良質で独自性の高いリンク先を見つけるのは、意外と手間のかかるものだからです。

 一方、自分で記事を書いた後に、作品名などでブログ検索をかけて、これまで交流の無かったブログにトラックバックを送る行為は、相手が「寄せられたトラックバックは一切読まない」という人で無い限りは、ほぼ確実に1PVを稼げます。送信先を増やせば、その数だけユニークユーザーカウントをゲットできるのです。
 なんだ、やっぱりアクセスアップには検索トラックバックが効果的なんじゃないか?
 ……というのは、僕は間違いだと思います。

 

有名人ブログにTBしても、効果は薄い

 有名人が運営されているブログの中には、トラックバックが数百から千以上寄せられている物も、決して珍しくありません。そして彼等は、ファンサービスとしてなのか「集まったトラバは全部読んでます! みんなじゃんじゃんトラバしてね」みたいな事を書いています。
 たいした根拠も無く書きますが、ありゃあウソだ。
 全部読んでいるのなら、明らかに中傷めいたトラックバックや、アダルトブログからのトラックバックが削除されない理由がわからない。また、100や200ならともかく、多忙な彼等が1,000も2,000も集まったトラックバックを読む時間があるとも思えないです。
 寄せられているトラックバックは、意外と「リンクのあるもの」という調査がともぞーさんによってなされていました。僕の見た所では、その多くが「トラックバックを送ることが目的の、必要性の感じられない無理やりリンク」であったり、その有名人に向けた公開ファンレターで、トラックバックの使い方として「間違っている!」とは言えない物の、相手の読者にとってばかりか、相手本人にとってもどうでも良い情報だったりするのです。
 それでも彼等がそうしたトラックバックに文句を言わないのは、「トラックバックの数が人気のバロメーター」と考えているのか、あるいは「悪意のないトラックバックに苦情を言う事で、有名人としてのイメージダウンになる」と思っているのか。

 閲覧者の数が物凄く多い、尚且つトラックバックが削除される事がほとんど無いブログにトラックバックを送ることで、アクセスアップに繋がるでしょうか?
 送ったことによって、全く増えないことは無いとは思いますが、「自分の記事を読んでもらう為」という点からすると、かなり疑問を感じずにいられません。
 その手のトラックバックを送っている当人のうち、一体どれくらいの人が、その記事に寄せられている他のトラックバックの送信元記事を読んでいるでしょう?
 もし、送っている人自身が「そこに寄せられているトラックバックなんて、質が低くて読むのはバカバカしい」と考えているのなら、それはその人が送っているトラックバックについても同じように思われているに違いないのです。
 仮に「自分の送るトラックバックだけは質が高い」と考え、それが本当だとしても、多くのクズトラバに埋もれた中から拾ってくれる人は、たぶんそんなにいないはずです。

 要するに「同じ話題を扱った記事だから」という理由だけで送られるトラックバックは、それがスタンダードな使い方になったら、宣伝の効果すらも失われる、ということ。

トラックバックセンターとはてなダイアリー

 これでは言及リンク文化圏のブロガーばかりか、主に「トラックバックを宣伝のために使う」層である関連仲間文化圏のブロガーにとっても、結局はトラックバックの意味を成さなくなるのです。
 そこで「その情報を求めている人の為に、きちんと管理されたトラックバックセンターを作ってはどうだろうか?」ということで書いたのが、『続・感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え』です。
 でも現実的に考えると、恐らく感想系ブロガーの多くは、わざわざ他人の書いたものを求めてトラックバックセンターの検索なんか行わないんじゃないか? というのが、正直なところ。
 感想系ブログのコミュニティが、どういう状況になっているのか、僕にはよく分からないのですが、例えば「感想系ブログ界のアルファブロガー」みたいなカリスマ性を持った人がいて、その人がトラックバックセンターの使用を啓蒙してくれれば良いのですがねぇ。
 トラックバックセンターでは、おそらくアクセスアップの即効性は期待できないから、感想系ブロガーの欲求を満たせないかもしれません。

 そこではてなダイアリーですよ、奥さんッ!

 はてなダイアリーキーワードに登録されている作品であれば、文中にその作品名を入れるだけで、同じ言葉を使ったはてなダイアリーが、自分のブログにリンクされているキーワードによって繋がるのです。
 登録されていない作品でも、30日間日記を書き続けて、はてなダイアリー市民になれば、自分でキーワードを作成することが出来ます。
 トラックバック先なんぞわざわざ調べる必要もなく、キーワードのリンクから、簡単に見つけられる他、勝手に同じ作品に関する記事を書いているブログが「おとなり日記」として繋がってくれます。
 その弊害として、人気のあるキーワードを闇雲に羅列しただけのはてなダイアリーと、意味のない「おとなり日記」とされてしまう「おとなり日記スパム」という物がありますが、悪質なものは排除されるし、トラックバックスパムほど(僕は)気になりません。
 肝心のアクセス数ですが、僕ははてなダイアリー内で感想系の記事を書いたことがないので、詳細は不明です。
 しかし、毎日(はてなの標準機能である)リンク元には、自分でも予想外のキーワードからの訪問者がいるようです。

 悪いことは言わない、奥さんッ、トラックバックによる文化衝突で、言及リンク文化圏の住民と摩擦を起こしたくなかったら、はてなダイアリーですよ! 
午後は○○おもいッきりテレビ 元気でいたい!超かんたん体操・健康編 午後は○○おもいッきりテレビ キレイになりたい!超かんたん体操・美容編
こちらもどうぞ
むぎむぎ - お気軽トラバはトラバをダメにする
Diary--/*isaji*/MIDI Lab. | 文化圏の違いを理由にしてもtrackback spamは許されない
子供、いらない:やっぱり、「ブログ普及委員会」、いらない
子供、いらない:コメントとトラックバック
不美人道:言及リンクとトラックバック