EKKEN♂

このブログは http://ekken.blog1.fc2.com/ に移転しました

ブログジャージマンのうた

2005-06-30 | 雑記いろいろ
何故なんだぁ~何故なんだぁ~
何故何故何故なんだぁ~

アクセスアップ論を語るヤツに限って
たいしたアクセスが無いのは
何故なんだぁ~

アクセス解析とか
カウンターに拘るヤツに限って
たいしたアクセスが無いのは
何故なんだぁ~

ブログランキングのクリック誘導に凝っている
そんなブログに限って
中身が全然無いのはぁ~
何故何故何故なんだぁ~

続・無断リンク禁止ですよ!

2005-06-29 | WEBにまつわる話
 コメントやトラックバックの数とは裏腹に、結構な反響があったようで、やっぱり共通認識としての「マナー」などという物はありえないのだと、再認識しました。
 こういうブログがブログのマナーを論じることに、僕はいやらしさを感じる。VANILLACHIPS)というような、「むだづかいにっき♂=マナーを論じるブログ」、という認識もあるようですが、マナーというのは、「自分が守ってもらいたい事」であって、「マナーの本質とは周囲に迷惑をかけないこと、不快感を与えないこと」 (VANILLACHIPS)ではありません。何故ならA氏が「相手に不快感はないだろう」と考えて行った事でも、B氏には「A氏ウゼぇ、激しく不快!」なんてことは、ままあることだからです。何が不快かだなんて事は、十人十色ですよ。僕は自分の価値観に基づいて行動するのみ。
 そのことで明らかに自分に非があると認めた場合は、もちろん謝罪しますが、「オレ、おまえが不快だ、だから謝れ」などというのは、こう切り返します。「そんなあんたの言葉が不快です」
 
 前回の記事、無断リンク禁止ですよ!において、書かれた事は、fudaさん(VANILLACHIPSのブログ主)他、複数の方が不快感を顕わにしたことで、見直しをかけたところ、なるほど、確かにネットウォッチ的要素が強く、僕が好んで用いる軽薄な文章により「バカ晒し」と思われても仕方なし、と判断したので、先日一部改変させていただきました。しかし、あの記事の主旨は「無断リンク禁止はナンセンスであり、必要があって行われるリンクを妨げられる謂れはない」「RSSを生成するブログツールを使い、Pingを飛ばしている上で、個別の記事にブックマークするな」と言う主張はまかり通らない」であり、特定ブログに対する誡めではありません。その事が伝わりにくい記事であったことは、確かな事実であるので、お詫び申し上げます。
 なお、改変後の記事についても、交流のある方から「僕はとても良いことをした気分で満々です」というくだりが「まだ不快に感じる人も多いのでは?」との指摘を受けていますが、他人からブラウザのお気に入りにいれるコンテンツを指定し、それを守らせようとする人は、PASS制導入する方が、その本人の為と考えていますので、改変はしません。あしからず。


 前置きが長いな。
 今回の記事は、「無断リンク禁止ですよ!」の反応集ではありません。反応に対するコメント等は、機会を見て改めて書きます。書かないかもしれないけど。
 
 今回は、無断リンク禁止にしたがる人について、ちょっとだけ考えてみました。
 ブログにおいては、個別記事へのリンクがしやすいことが大きなメリットの一つなのに、これをローカルルールとして禁じる人の真意はなんなのでしょう?
 今回は前回のような実例を紹介するのは止めておきますが、意外に良く見かけます、「リンクする時は、ブログではなくホームページの方へお願いします」「ブログの各記事ではなく、トップページへリンクして下さい」という表記。
 こういう方が「リンクはこの場所へ」と指定するのは、次のパターンが考えられます。
  • フレームを利用したホームページのコンテンツの一部がブログ
  • 指定したリンク先出なければ、カウンターがまわらない
  • 指定したリンク先でなければ、アクセス解析がされない
  • 指定したリンク先が表示されないと、スポンサーからもらえる広告料が減る

 こんなものかな?
 
 これらは全て自己都合です。
 他人のためにサイトを運営しているわけではないでしょうから、そうしたいお気持ちもわからないわけではありません。
 しかし問題は、そんなローカルルールなぞ、誰もが守るものではないということです。
 仮に守る気持ちがある人のほうが多かったとしても、検索で辿り付いた人や、RSSリーダーで購読している人が、ブログではない他に用意されたサイトや、自分が読みたい記事ではない「ブログのトップページ」へブックマークしますか?
 興味のある記事を読むために、興味のないトップページを読みますか?
 否。
 そんな事をする奇特な人は、ちょっとはいるかもしれないが、ほとんどいない。
 そもそも、ブラウザの「お気に入り」という、本で言えば「しおり」みたいなものに対して、その登録先を指定するのは馬鹿げている。(この例えはさんざん使い古されたものなので、他の言い回しがそろそろ欲しい所)
 
 「リンクはブログではなく、ホームページのインデックスへ」と指定する人は、その論理上、トラックバック機能が使えないことをお分かりでしょうか?
 自分が送ることもできないし、言及される事もできなくなります。
 言及する人に対して、引用元を示すことに対し、ホームページのアドレスを書かされても、読む人にとっては不便極まりない。
 別にブログツールを使うに当たって、トラックバックを絶対に使え、というわけではないですが、相手に正当な引用することも阻害するのは、いかがなものでしょう?
 
 ……と、実のところ前回の記事に対して、本質的にはたいしたを変わらないことを長々と書いてまいりましたが、リテラシーの度合いが違う人をとっ捕まえて叩く姿がみっともない、という指摘について、前回の記事をクリッピングしていただいた方のコメントを持って回答に代えさせていただきます。

「登録されたエントリはhtmlやRSSによってその記述が全世界に広く公開されます」なんてことをレンタルblogサイトはちゃんと説明してるの? リテラシーうんぬん言うなら個人叩くよりそっちを叩くべきだ。
[MM]がメモ - MM/Memo


 このコメント、共感を覚えますねぇ。初心者にも簡単に始められることをウリにするのなら、初心者に対して「ブログでありえるこんな事」として「勝手にリンクされます」「貴方の意にそぐわないトラックバックが寄せられます」ということを、もっと強くアピールすべきだ、と思いました。
 「ブログでこんな不快な事があった」と思わせない為に、ユーザーの囲い込みよりも大切な事なんじゃないのかな?

ソーシャルブックマークに自分のエントリを登録する?

2005-06-28 | 便利ツール
 ソーシャルブックマークが楽しくなってきた、と同時に使い方の難しさを感じてきました。
 僕は現在、はてなブックマークを使用していますが、その前に「ソーシャルブックマークとは何ぞや?」という方もいらっしゃると思うので、そういう方ははてなダイアリー - ソーシャルブックマークとはをご覧下さい。(以下、ソーシャルブックマークはSBMと表記します)
 面白いと思うサイトを共有しよう、というのが本来の使い方のようですが、僕はこれまで、どちらかというと「自分の記事のネタ帖」として使っていました。はてなブックマークでは、自分のブックマーク
を公開・非公開を選択する事ができます。僕のような使い方だと、非公開でも使い勝手が下がるわけではないのですが、「僕はこんなものに興味を持っている」という一種のプロフィールとして公開してもいいかな、と考え、公開設定にしています。

 でもブックマークした中には、あまり他人に知られないほうが良いものもあったりします。
 そういう場合は、公開されないシステムを利用して行うべきなんでしょうが……
 気が付けば、僕のはてなブックマークを「お気に入り」(解説はこちら)に登録されている方が、10数名。無断リンク禁止という主張を守るつもりはありませんが、ブックマークするものについては、もう少し慎重にならねばならないのかもしれません。
 とはいえ、非公開設定にするとSBMの面白さが半減するし、なんとも難しいものだなぁ。
 
 Vanillachipsのfudaさんのエントリより。
 自分のブログの記事をはてなブックマークなどのソーシャルブックマークで登録するのはありですか?
[V]: 自己ブックマーク
 SBMの多くは、ブックマークする対象に、複数のタグ(ブログでいうカテゴリみたいなもの)が付けられます。通常のブログにおいては、カテゴリが一つしかつけられないのですが、後で見返す時に、Aカテゴリ・Bカテゴリ二つにまたがっていた方が便利な話題というのは多々あるものです。このブログで言えば、スタッフブログについての言及は「gooブログ」というカテゴリに入れていますが、スタッフブログに言及、かつトラックバックの話題の場合、「トラックバックの話」にもカテゴライズしたいわけです。今の所、僕自身はそういう使い方をしていないのですが、自分のログの整理に使うのは、案外便利なんじゃないか、と思いました。
 他にもはてなブックマークの場合、自分の記事をブックマークする事で、(それが他人にとっても有用な記事であれば)最近の人気エントリーに表示される可能性が高まり、多くの人を誘導できるかもしれませんね。

続・Musical Baton 雑感

2005-06-28 | WEBにまつわる話
 ちょっと旬を過ぎた話題かとは思いますが、ミュージカルバトンに関する雑感の続きです。
 こんな事書かなくても題名で分かると思うけど。
 あ、前回に記事はこちらです。
 前回は「バトンを渡すに当たってトラックバックを使っている人って、ほとんど見かけないんですよね」と書いたわけですが、あの後、もう少し関連のブログを読んで廻ると、アララ、結構トラックバックが飛んでいますね。むしろトラックバックで通知する人のほうが多いくらい。普段の交流から、こうしたイベント告知が黙認されている間柄なら、ぎゃーぎゃー騒ぐものでもないですけど、個人的にはこうしたトラックバックはご勘弁願いたい。知りたければ検索かけるので。


 酷いのになると、廻されたバトンに回答したことを伝えるわけでもない、バトンを廻す相手にでもない、単に「ミュージカルバトンに参加している者同士」というだけで送り付けている輩もいるようで、「ミュージカルバトンうぜぇ~」という人達=アントバトン派は、こうした事を見越して発言されていたのかなぁ、と思ったりもするわけです。
 (ちなみに、もっと酷いのになると、ミュージカルバトンというイベントに言及する記事に対して、能天気に「僕も参加しましたぁ~」とトラックバックを寄せるバカもいた)

 このようなトラックバックを使ったバトンの伝達は、僕はスパムと同等と考えるのですが、それはとりあえず置いておきまして、前回「迷惑と考えるほどのものではない」としたトラックバックを伴わないバトン廻しについて、あえて迷惑行為として考察したいと思います。

 ミュージカルバトンに限った話ではなく、ブログ主には、ブログに対して何らかの義務感がある人が多いように思えます。以下、本筋からずれますが、ブロガーに生じがちな義務感の例として。
 例えば更新に対する義務感。伝えたい事があるから記事を書いているはずなのに、いつのまにかカレンダーに穴をあけない為に、どうでもいいネタともいえないネタをかき集めて、自分のブログの質を低くすることは、更新は義務じゃないんですよでも触れましたが、基本的に誰の為にでもない、自分の楽しみのために始めたブログに対し、「毎日更新」を義務にする事は、むしろブログの寿命を縮めるだけ、と考えます。何らかの事情があって更新できない日が続き、更新再開時に「更新サボってごめんなさい」という記事を書く人は要注意。っていうか、誰もアンタのブログが更新されないことで、迷惑被りませんって。
 コメントレスに対する義務感、というものもあるでしょう。僕はコメントに対してレスを入れることを、必ずしも義務とは思っていないので、時々放っておいてるし、回答の書きようの無いものに対してはスルーしますが、コメントのやり取りこそブログの面白さと考える人もいるようで、記事の更新よりも重要、と考える人も少なくないようです(一方では、自分のブログのコメント欄には全く顔を出さない、という人も存在します)。本人が楽しんでコメントレスしているのなら良いのですが、コレもやはり義務と化してしまう事で、苦痛を感じる事になりかねません。
 交流先を巡回する事に義務感を感じる人もいるようですが、ここまで来るとほとんどビョーキ。交流のある人のブログ全て読んでたら、1日が48時間あっても足りませんって。つまらない記事読まなくても良いようにRSSリーダー導入しているんだし。
 まぁ、とにかくこんな例からも「ブログに何らかの義務感」を感じている人は多いと思うのですよ。
 だからミュージカルバトンの指名を受けた事で、自分も廻さなきゃならんのだ、と勝手に義務感を感じる人が、僕が考えているよりも多いんじゃないかしらと、そう思ったワケですよ。
 先手必勝で「バトンウザー」の記事を書いちゃえば、それを知っていて自分にバトンを廻す人を悪者にできるけど、そうでない場合、バトンを止めた悪者にされるかもしれない、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ……
 と。まぁ、ミュージックバトンがうざがられるのも分からなくはないです。
 トラックバックを使っていなくても、次の人に指名する際にリンクをはる事が多いわけだから、アクセス解析などから指名された事が気づく事が多いわけでして、人気者なら同時にいくつものブログからご指名がかかったりするわけです。
 今回僕がバトンを廻した一人(1羽?)うさこさんなんかは、複数の人からご指名を受けたようですが、うさこさんはバトンを廻した人を明らかにせずに記事にしていました。
 なるほど、複数名からバトンが廻る場合、自分を指名した人をすべて把握しきれていないこともありえるわけで、「誰々からバトンが廻ってきました」という記述に載らない人ももしかしたら存在するかもしれません。バトンの経緯を辿る楽しみは奪われるものの、気付かなかったその人に疎外感を与えない為には良い方法だと思いました。
 しかし、中にはバトンを受け取った経緯を書かなくてはならない、と思う人もいるでしょうし、ここで書き漏らすと相手に失礼に当たる事を懸念する人もいるでしょう。アンチバトン派には、「バトンは廻すブロガーが自分のブログを読んでいるかどうかを試す‘踏絵’みたいなものだ」と言う方がいますが、なるほど、それは理解できますね。
 まぁ、廻す方の多くはそこまで考えていないものでしょうけど。
 大体、廻す人のほうには、受ける人が感じるほどの強制はしていないわけですが(ミュージカルバトンに付いて調べれば、ほとんどのサイトに「廻さなくても良いですよ」というようなことが書いてあります)、「廻さなければナラネ」という強迫観念を感じるのは、一体どうしたものなんでしょうか?
 この点については、うまくアンチバトン派を擁護できる考察ができませんでした。

 以上、トラックバックを伴わないバトンの伝達がウザいかも、という前提で書きました。
 ブロガーに生じがちなヘンな義務感には気をつけたいものです。

 ところでくまたろうさんがアンチバトンピープルなるものを作成された模様
皆さんの「バトンお断り宣言」を、そこにトラックバックしてください。
また、「バトン」そのものに対する意見や考察などの記事もOKです。
トラックバック先は http://member.blogpeople.net/tback/03050 です。
日刊くまたろう
 ……との事ですので、僕は必ずしもアンチバトン派ではないのですが、本来この手のアンケート的な企画は、こうしたトラックバックセンターを利用して行われるべきで、安易にトラックバックポリシーも理解していないような相手にトラックバックを送りつけて行われるものではない、と考えます。その点、くま太郎さんの作成されたトラックバックピープルは、ミュージカルバトンに対するアンチテーゼにもなっていて好感度が高いです。

 ミュージカルバトンは一段落したかのように見えますが、派生バトンがすごいですね。
 ブックバトン(リーディングバトン)、ゲームバトンは有名ですが、確認はしていないものの、スナック菓子バトン、カップラーメンバトン、アダルトビデオバトンとか、エロゲーバトン、萌えキャラバトンなんてものもあるのかもしれません。


アクセスアップを笑え!

2005-06-27 | goo BLOG
 トラフィックエクスチェンジって、なんぞや?
 
 ……などとツラっとして訊いてみる。
 [トラフィックエクスチェンジ] goo ウェブ検索結果
 検索結果をいくつか読むと、このサービスに登録し、同じサービスに登録している他人のサイトを閲覧すると、閲覧した数だけ自分のサイトのアクセスが増える仕組らしい。アクセスアップにもってこい、ということで、このサービスに登録しているブログユーザーもたくさんいるようだ。
 しかしどうだろう?
 これは機械的に自分が閲覧した分だけのアクセスがあるだけで、相手が自分のブログを読んでいるわけではない。関連性の薄いトラックバックを送り、相手に自分の記事を読んでもらう事でアクセスを増やす事と、たいした差がないのではないか?
 宣伝トラックバックとの違いは、登録するという行為がある以上、自分が「読まれなくてもいいから、アクセスカウントを増やしてくれればいい」というお互いの了解の上に成り立っている事くらいです。
 ここでありがちな大きな間違い。
 「相互の理解があるのなら、スパムでもないし、誰にも迷惑をかけているわけではないだろう」
 
 違うと思うなぁ。
 
 こうしたツールが使われるのは、ブログサービスがアクセスランキングという、アクセスを増やせば自分のブログが名前を連ねる事ができる仕組を行っているから、というのが大きな原因でしょう。
 正直な所ね、やめちゃったら良いんですよ、ブログサービスのアクセスランキング。
 記事を書くために、あるいは他の人のブログを読むためにアクセスが集中し、サーバーに負荷がかかっているのなら、これはサービス提供サイドの「読み」の甘さといって良いでしょう。
 しかしこうしたワケのわからんツールを使われることまで予測する事を、サービスに求めるのはちょっと酷な話。
 アクセスランキングを眺めたことのある人ならば、お分かりかと思いますが、開設されたばかりの、いくつも記事がない、外部サイトへのリンクだけで記事にしているものが、不定期にランキング上位にいくつも出現します。
 確固たる証拠があるわけではないですが、ああいうのはIPを変えながら更新するツールや、アクセスの多いサイトに埋め込まれた、iframeタグ内に表示された回数でアクセスカウントを獲得しているものと思われます。具体的にどこの事かを書くとアレですから(最近多いな、「アレ」)、控えさせていただきますし、コメント欄での指摘についてはご遠慮願いますが、明らかに「読まれているわけではないアクセスカウント」があることは否めません。実際、ある単語の検索により、そうしたツールを使用している事を記述し、さらには「アクセスアップのために、是非!」と推奨すらしている所がいくつも見つかります。
 トラフィックエクスチェンジね、相互の理解があっても、誰にも迷惑をかけていないことにはならないのですよ。
 そのツールが有用であればあるほど、無意味なアクセス(トラフィックエクスチェンジによる、ツールの仕組上見ることを強制させられる閲覧は「無意味なアクセス」と考えます)が不必要に増え、利用しているサービスのサーバーに、過剰な負荷がかかる事になりゃせんか?
 それとも最近のサーバーは、これくらいでは何ともないのか?

 アクセスアップによって得られる喜びは何でしょう?
 WEBを使って誰にでも見られる場所に公開している以上、アクセスを増やしたいのは、当然の欲求です(あ、コレ無断リンク禁止主義者に対するイヤミな)。公開している以上、バカ晒しにさえなっていなければ、誰かに読まれていることを実感できることは、多少は嬉しい事でしょう(あ、無断リンク禁止主義者に名指しでヒドイ事を書いた件は、ある意味「バカ晒し」であったので、反省しております、ハイ)。
 僕はこのブログがアクセスランキングに表示されない設定にしていますが、それでもアクセス数が全く気にならないか、といえばそんな事はなく、適宜チェックはしています。
 しかしこのアクセス数というヤツ、たとえIP数によるカウントであっても、あくまでページが「表示された回数」であって「読まれた回数」ではないことに気をつけなければなりません。
 そして僕の疑問は、単に表示されただけで喜ぶ人の存在です。
 アクセスアップを否定する!でも触れたことですが、読まれたわけでもないけど、単純にアクセス数のカウントを上げることは、そんなに難しい事ではありません。
 しかし誰に読まれたわけでもない、もしかしたら相手の記事とは全く関係のないトラックバックを送りつけて、相手のブログからのカウントを稼いだ事で、不快に思われているかもしれないというのに、実質無意味なカウントを稼いで何だというのでしょう?
 アクセス数は、確かに更新に対するモチベーションになります。それをランキングにする事で、人によっては知りたいでしょう「自分のブログの相対的な位置」を知る事が出来て、目標とするブログのアクセス数を超えた時、多大な喜びを感じる事ができると思います。そういう気持ちは理解できます。
 しかし自分でツールを使ったことによる「機械的なアクセスアップ」では、他人が読んでくれたわけではなく、場合によっては、多くのブログサービスで盛り込まれているであろう「サービスの運営を妨げる行為」になるものと思われます。
 gooブログでは以前、PVでのカウントでした。極端に言えば、ブログ主が自分でF5ボタン連打しても、ヒマと根気さえあればランキングに名を連ねる事ができました。
 これがサーバーに負荷を与えるという理由もあってか、昨年の12月にIPによるカウントに改められました。確かに「誰もが簡単に」アクセスを増やせるわけではなくなったので、不正行為は減少した事と思われます。しかし、実は素人には不正がしにくいということが裏目に出て、業者の広告ブログが頻繁に出現する事になりました。ブログホイホイなるトラフィックエクスチェンジツール使用で、本来の目的とは違ったアクセスが増えたのも事実です。
 
 自分のブログ編集画面でのアクセス数表示しかされないのであれば、これらの不正ツールを使う理由が半減します。少なくとも、ランキング上位になる事が目的での使用は無意味になるわけです。
 ブログサービスのカウントシステムの方で、これらのツールの使用による閲覧を区別できないのであれば、カウントの発表であるランキングの公開は止めてしまったほうが良い、と僕は思います。

ブログウクレレ

2005-06-25 | ミムラなブログ
♪気になるエントリあったので~
異論を混ぜつつトラックバックぅ
相手が気付いて速攻削除
翌日トラバの受信拒否ぃ~

あぁんあんあビックリこいたよ
あぁんあんあ脱力だ♪


よくある話ですよぉ!


♪ブログを始めて二週間
ようやく貰った初コメントぉ

(台詞)「とてもステキなブログですね、
また遊びに来ます!」

あれから半年経ったけれどもそいつが再訪したことないよ~
あぁんあんあビックリこいたよ
あぁんあんあガックリだ♪

単なる宣伝ですよぉ~


♪そいつの自称は「瞬間湯沸し器」
自分のブログで何かと罵声ぃ

(台詞)「バカ アホ マヌケ!
ウゼぇよ オマエ!」

モニタに向かってツバ飛ばしているけど
相手にトラバは飛ばさないぃ
あぁんあんあビックリこいたよ
あぁんあんあ内弁慶♪

ホントにあった話なんですよぉ!



※以下、88番まで続くので、適当なメロディに乗せて歌ってください。

無断TBお断りバナー

2005-06-24 | ミムラなブログ
 ブログというのは、個別の記事に対してURLが割り振られ、しかも見知らぬ誰かから一方的に、自分のブログにリンクを貼られてしまう困ったサイトツールです。
 いくら「トラックバックする時は、挨拶くらいしてよ」と訴えても、ブロガーと自称する礼儀知らずに不愉快な異論を唱えられて、勝手に送られてくる始末。

 ローカルルールエントリがあっても「ブロガー」は、読んでもくれない。
 
 
 そんな無礼なブロガーを、私は断固拒否します!!
 
 というわけで、ご用意しました、無断トラックバック禁止バナー!

 これを貼れば、小心者のアナタのブログにも無礼なトラックバックはやってきません!
 トラックバックするときはコメント欄で挨拶を!

 以下のHTMLを埋め込んでください。
 <img src="
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/5a/0f3c9bb5039b4df2ada6eebc133e56a7.png
" alt="トラックバックするときはコメント欄で挨拶を!>





※これ、ネタとして理解してくれないと、かなりキツいなぁ…

Reading Baton

2005-06-23 | 本の話
 バトン系のネタにのるのはもう無いだろう、と思っていたのですが、てとさんからReading Batonが廻ってきました。
 てとさんは一軒家@メモ帳というニュースブログの運営者なのですが、当ブログをかなり早い段階から取り上げていただいており、何かとお世話になっている方なので、お礼の気持ちを込めて参加します。
 
 なお、これ以降、バトン企画を廻す場合、スルーされるか、その先に廻らない事をご承知の上行ってください。
 
■今部屋の棚に並んでる蔵書の冊数
 数えた事は無いし、数えようとも思わないのですが、コミック込みで、たぶん300冊くらい(子供の絵本は除く)。
 ウチのローカルルールで、それほど大きくない安物の本棚に納まらなくなると、処分しなければならない決まりがあるのです。手塚治虫の漫画と、国産ミステリ、椎名誠のエッセイに生物学関連の新書が多いです。実家にはこの3倍以上の文庫本が、みかん箱にぎっしり詰められて地下室に放置されております。
 
■最後に買った本(マンガ)
 う~ん、なんだろう?
 最近は図書館から借りてくる事が多いので、曖昧な記憶ですが、たぶんさくらももこのまる子だった

■今読んでる本(マンガ)
 現在進行中で読んでいる本はありません。
 これから読もうとしているのは、宮部みゆきの火車
 あ、そういえば、ドーキンスの利己的な遺伝子を十年以上読み止しのままにしてあるな……
 
■よく読み返す本、または自分にとって特に思い入れのある5冊

オヨヨ島の冒険 小林信彦『オヨヨ島の冒険』
 大阪万博の頃のライトノベルです。兄が所有していたのですが、この本を読んだ事で、活字中毒者になりました。時事ネタも多いので、今の若い人が読むと分からない部分があるかもしれませんが、SFミステリコメディパロディ痛快アクションで、マンガを読む感覚でさらさら読めて、何度読んでも面白いです。

アド・バード 椎名誠『アド・バード』
 これが国産SFの最高傑作です。国産SF一冊選べと言われたら、安部公房の『人間そっくり』とどちらを選ぶか迷う所ですが、分厚いながらも、摩訶不思議な世界観にぐいぐい引きこまれるこの面白さは、映画「ブレードランナー」が好きな人にオススメします。

サスペンスは嫌い パーネル・ホールの「友達になりたい探偵」シリーズ。
 画像が「サスペンスは嫌い」になっているのは、このシリーズのAmazon画像が、コレしかなかったから。
 頼りないけれど、憎めない、こんな人が友達だったらいいな、という人気シリーズは、僕がもっとも好きな翻訳ミステリのシリーズものです。ピーター・ラヴゼイ『マダム・タッソーがお待ちかね』、ギャビン・ライアル『深夜プラス1』の候補の中から選んだのは、やっぱり画像があるから……
 だけではないです。ホント、面白いよ。登場人物もそんなに多くないし、主人公が何でもできる万能タイプじゃないので、「そんなのアリかよッ!」という強引な展開が少ないのが好みなのです。

宇宙家族カールビンソン 1 (1) あさりよしとお『宇宙家族カールビンソン』
 いや、特に思い入れが強いわけではないのですが、最近人気のある「ケロロ軍曹」だかいうアニメ、僕は良く知らないのですが、テレビブロスの特集を読んでいたら、「ケロロって、カールビンソンの後発だな」と思ったので。ストーリー自体はそれほど面白くないけれど、マニアックなSFネタ、特撮ネタがてんこもりで、ぶっちゃけ、ヲタな薀蓄がないとサッパリ面白くないかも。ヲタ対象がSFに強く向いている人には、横山えいじ『宇宙大雑貨』も、オススメします。

人間失格 太宰治『人間失格』
 生まれてスイマセン。




■バトンをまわす人  あまり廻したい気分ではないので、以下の3名へ。
 ラーメン日記の小池さん
 柔らな風のダイザエモンさん
 悪魔BLOGのフドーさん

 よろしくお願いします。

無断リンク禁止ですよ!+

2005-06-22 | WEBにまつわる話
 このブログは無断リンク禁止ではありません、念のため。
 
 以前、ブログにはリンク論がない?という記事を書きました。ブログ以前から、ネット上に公開したものについて、「無断リンク禁止」という宣言は無意味な行為とされてきたのですが、ブログという個別の記事に対して言及しやすいシステムの利用において、「無断リンク禁止」がさらにナンセンスなものになったから、「ブログにはリンクに関する論議が見当たらない」という主旨の記事でした。
 ところが、最近このことにちょっと変化が出てきたな、と感じるようになりました。

 ブログがつまらなくなったワケで触れているのですが、これまで「ホームページ」でサイト運営してきた人の多くがブログ主になった事によって、ブログとホームページに差がなくなりつつあります。「更新が楽」という以外にホームページとブログに特別な差は無い、という意見もあるでしょうが、トラックバックの送受信を利用している限り、「個別のコンテンツのリンクしやすい」というメリットは生かされています。(もちろん、ブログ以前のレンタル日記サービスが消えつつある現在、トラックバック・コメント機能を一切利用しない、というスタイルを否定するつもりはありませんが)

 トラックバックという「言及(リンク)したことを通知するシステム」においてさえ、「勝手にトラックバックするな、コメント欄で報告くらいしろ」という、デンパめいた発言が普通にみられるようになりました。(トラックバックの事前報告は滑稽なものである、という例をぽんすブログ: マナーを語るマナーで分かりやすく解説されているので、是非ご一読を)
 ブログのメリットを全て生かすことが、ブログを利用する上での絶対条件とは言いませんけど、「無断トラックバック禁止」「無断リンク禁止」なんていうのは、単なるローカルルールであって、万人が守るべきものではありません。基本的にトラックバックに遠慮はいらない (絵文録ことのは)  し、リンクは誰にも妨げられない権利 (ただのにっき )です。
 面白いのは、こうしたローカルルールを声高々に謳う人の多くが、あたかもそれを一般常識として扱い、「ウチのローカルルールを守らない人は非常識な人」と決め付ける事です。
 僕もトラックバックやコメントに関するローカルルールを謳っていますが、これは一種の魔除けみたいなもので、必ずしも守られるとは思っていないし、僕自身、他人のブログに書かれた「無断リンク禁止」「無断TB禁止」「同意見の方だけTB下さい」などという「アレなオレルール」を守る必要は無いと考えています。そういうアレなローカルルールを掲げる人のブログを、巡回リストに入れて定期的に訪問する気もないし、ローカルルールを守らなければならない理由というのは、相手と何らかのトラブルを起こさない為、という一点に尽きるからです。無論、そのトラブルから、相手に対して罵声を浴びせるのは論外ですし、相手に無視されたり削除された事を、いつまでも粘着的に追求するのは如何なものか、と思いますけど。

 2005-06-22追記・改変です。
 ※複数の方から、この記事について、結果的にバカ晒しの印象が強いとの指摘がありました。僕としては、「どうせPASS制になっているし、ここで件のブログを知る事ができても、さほど迷惑になる事はない」「引用を行う上で、引用元を曖昧にしたくない」という理由から、間接的にではあるものの引用元を特定できるようにしておりましたが、不快感をあらわにする彼等のご指摘はごもっともな話であり、ここにお詫びをし、内容の一部を変更させて頂いております。申し訳ございません。
 なお、この記事の主旨である、「無断リンクは禁じられない」については、訂正するつもりはなく、今後も必要に応じてたとえ「無断リンク禁止」と主張するサイトに対しても、これを行うものとします。
 無断リンクを禁じるサイトへ無断リンクするのは、マナー違反とは考えないからです。
 以下、「晒しあげ」の印象が強かった部分については、これを改めさせていただきました。
 ご指摘いただいた方々に、感謝致します。



 先日僕がはてなブックマークに登録したブログに、こんな事がかかれていました。
このブログをお気に入りに入れたり、ブックマークするのはやめてください。ブックマーク・リンクはホームページのインデックスにしてください。今後これを守って頂かない場合、PASS制にします。
※この部分、一部改変しています。
 僕は「ネットマナー」とか「トラックバックマナー」などの言葉をブログ検索にかけて得られる結果のRSSを、はてなRSSに登録しているのですが、そこで見つけたこのブログ、僕がはてなブックマークに入れたためでしょうか、複数のブックマークがあり、PASS制にされちゃいました。
 この流れを読んで、越後屋がブックマークしなければ、*****(ブログ名を伏字にさせて頂きます)はPASS制にする事は無かった、越後屋ヒドイ!! コノヤロコノヤロ!! という人もいるかもしれませんが、正直な所、僕はとても良いことをした気分で満々です。*****は、ブログには直接リンクして欲しくない、自分の知らない所で、知らない人に勝手に見られたくない、という考えなのでしょう。しかしウェブの仕組上、普通に公開していて、そんな理屈は通らない。知らない人から見られるのがイヤなら、そうされない手段、つまりはPASS制にするのは、むしろ当然の行為です。
 かなり前ですが、儀礼的無関心という言葉が流行った事があります。
 ネット上の儀礼的無関心については、ホスティング型ブログサービスがぼちぼち始まりつつあったころからのブログユーザーには、今更な話かもしれませんが、何のことだか分からない人は、ARTIFACT ―人工事実― :ネット教習所をシステムとして作る-儀礼的無関心について-絵文禄ことのは:「ネットでの儀礼的無関心」かコミュニケーション優先か絵文禄ことのは:「ウォッチャー」の権利など守る必要はない。儀礼的無関心2をお読みいただければ幸いです。
 アクセスが集中した小規模サイトが焦って記事を削除したり、サイトを閉鎖したりすることがある。そんなことがないように思いやりを持って、あえてリンクしないであげようよ……という趣旨だとてっきり思いこんでいたのだが、何のことはない、最初に言いだした人は「こっそり見る権利(チラ見)を失わせるな、と言ってる」のだった。要は覗き見である。その出歯亀行為を「公共の利益」にすり替えて議論が進められていた。このあたりを完全に見落としていたのは、私の大きなミスだ。
絵文禄ことのは:「ウォッチャー」の権利など守る必要はない。儀礼的無関心2

 要するに「儀礼的無関心」という言葉を使って、安易にリンクしてはいけない、と主張する人の多くは、嘲笑する対象に気づかれにくくしているだけであって、そうした下衆な覗き見趣味を邪魔されたくないから、リンクはいけないという考えですね。
 *****が、恐らくは僕のつけたブックマークから波及し、何人ものアクセスがあったことで、PASS制になった事は、‘リンクされたくないからされない工夫をした’という意味で、本人にとっては都合の良い対処を行ったに過ぎません。
 
 gooブログ スタッフブログにもときどき、「身内だけに公開したいから」「親戚の連絡網に使っているので」という理由でPASS機能を求める声を見かけます。
 その度に思うのは、PASS制のあるサービスが他所にあるんだから、そっちでやれ&連絡網なら非公開メーリングリスト使え、なのです。
 無断リンク禁止は、自分でリンクされない工夫をしない限り、全く何の意味も持たないのです。


 但し、リンクされることに対して、多くの人に嫌悪感をもたれるケースは、少なからず存在します。
 例えば、アダルトサイト(エロブログなど)から、非アダルトサイトへのリンク。単にリンクされるだけなら、それほど気になりませんが、トラックバックを送りつけられるのは、言及行為が行われていても、被トラックバック側にアダルトサイトへの入り口が用意されることになり、歓迎されるものではないでしょう。グロサイト、反社会的内容のサイトからのトラックバックも同じですね。

トラックバックに関する雑感3

2005-06-21 | Trackback
 はてなブックマークに入れておいたトラックバックに関する記事についていくつか。
blog記事が書けなくなる理由としては、色々とあるとは思いますが。会心の記事について、良いTrackBack先を探して面倒になりblog執筆を挫折するってのは、たいそうダメっぽい理由ですよね。リンク先を探してたくさん良さ気なのがあることに途方にくれてしまい、翌日に回すことにして放置したっきりという人は、はたして私の他にもいるんでしょうか。
電網快々@ココログ: TrackBack先を探し疲れてblogが書けなくなる
 これ読んで、物凄く違和感があった。「会心の記事が書けたのに、それを投稿しなかった理由が、適切なトラックバック送信先が見当たらなかったから」 ……そういうものなの?

 「イイ記事が書けたー」
    ↓
 「よぉし、父ちゃん、トラックバックじゃんじゃん送るぞー」
    ↓
 「検索検索ぅ!」
    ↓
 「む、ココとココが関連していそうだ、それ、投稿っ!!」
 
 sfさんの普段のブログ更新の流れはこんな感じなんですかね。
 検索をかけて、関連していそうなブログを見つけ、トラックバックを送るのは、僕はあまり好きではないけれど、それをスパムとして扱い、否定する気は無いです。(送った数と、記事の質にもよりますが)
 ですが、満足度の高い記事を書いておきながら、トラックバックの送信先が見つからなかったから投稿中止、というのは、情報発信よりもトラックバックを送る行為が目的になっているようで、本末転倒じゃないかしら。
 こうしてアップされた記事、トラックバックを送ったことによって、少しでも多くの読者を獲得するチャンスがあり、内容が面白ければ高い評価を得られるかもしれませんが、相手の趣味と合致しなかった場合、単にウザい宣伝トラックバックと認定されてしまいます。
 満足度の高い記事なら、相手にウザいと思われる事も少ないのかもしれませんが、書いた記事について、常にどこかにトラックバックすることが決まりでもないのだから、何も「トラックバック送信先が無い」事を理由に投稿しない事も無いのでは?
 まぁ、自分が良かれと思って発信したトラックバックは、往々にしてスパムまがいと受け取られがちなものではありますが。

  「関連している」「同じ話題を扱っている」という理由で送られたトラックバックが、宣伝トラックバック(広義のスパムですね)と認識される事が多い理由を考えてみます。
  1. 受信者へのリンクが無い(一方的トラックバック)
  2. 送信先への言及が無い(関連性を見出しにくい)
  3. 送信先の情報以上に得られる内容が無い(うなづき系)
 リンクがないトラックバックを、全て宣伝トラックバックと決め付けるのは、僕はもったいない話だと思っていますが、そう誤解しやすいのも事実です。ブックマークレットを使えばクリック2回でリンクタグを作成する事ができるのですから、要らぬ誤解を与えない為には、リンクした方が良い、と僕は思います。
 しかしリンクさえあれば良いのかと言うと、必ずしもそうではないと考えます。関連性の薄い話題や、受信者側がトラックバックを受け取った理由に悩むような記事の場合、リンクを免罪符にしたトラックバックは、むしろ狡猾な宣伝と思われても仕方ありません。
 リンクが無い・関連性が薄くても、トラックバック送信元の記事が面白ければ残しておく、という選択もアリだと思います。単に「リンク先のブログの言う通り!」という、いわゆる「うなづき系」よりも、有益な情報かもしれません。しかし、読み手の立場に立った場合、「関連性のある話題」を求めてトラックバックを辿っていく利便性を考えると、「単に面白い」という理由で残しておくのは、むしろ読み手にとっては不便なものとなるでしょう。後で読み直したい、この面白さを他の人にも知って欲しい、と感じるのなら、ソーシャルブックマークにクリッピングするとか、その面白さを伝える記事を書くほうが、読者にとっては便利なんじゃないかと思います。
 もっとも、僕も、そこまでするのは面倒だと思うので、やってませんが。

 トラックバック一覧にある記事を読もう、という積極的に関連性のある話題を掘り下げたい人にとって、関連性の薄い記事を読まされたり、そこに書かれた情報以上のものが得られない記事を読むのは、明らかに時間の無駄。うなづき系の記事の場合、その多くが相手の記事のコピペに「激しく同意!」の同義語が書かれているだけなので、共感を得られたことを実感できる受信者本人にはともかく、受信者のブログの読者には読む価値が低い事になります。


・同じCDを聴きましたよ
・同じ花の写真を撮りました
・阪神が勝ちましたね
というような繋がりで、トラックバックを送りあう行為は、ライヴ・ハウスで観客が一つの音楽を聴きながら踊るのと共通するものを感じます。
BLOG STATION:緩やかなコミュニケーション
 Kenさんが例に出したこういう使い方も、やはり僕はあまり好きではありません。使い方として否定すべきものでもないとは思いますが、僕のトラックバックポリシーからは外れるので、この手のトラックバックが来ても、基本的には削除します。仮に受信側へのリンクがあったとしても、何らかの言及が無ければ、「リンクを理由に、キーワード検索トラックバック」を認めたくないので、削除。
 Kenさんが挙げた例のトラックバックは、仲間内では楽しいものだと思います。他人同士が行うものを咎めようとは思わないものの、そうしたトラックバックが頻繁に行われているようなブログに送られたトラックバックは、質が低いトラックバックばかりという認識になるので、結果的に(僕にとっては)トラックバックを多用する事によって、ブログの利便性を殺してしまっている事になると考えます。


 で、ここで取り上げた二つの引用文を読んで考えた事ですが、僕が、あるトラックバックが相手にとって迷惑と感じる事が多いか否かの基準は、トラックバックを送るに当たって、先にあるのは相手の記事か、自分の記事かということだと思いました。 無論、送られた本人が「問題なし」とするのであれば、この限りではありませんが、僕が個人的に無駄なトラックバックを読まされたと感じるのが多いのは、明らかに送信者の記事が先にあって、後からトラックバック先を探していると思われるものが非常に多い。単に言及していないからつまらない、というのではなく、こうした送り方をする人の記事のほとんどが「トラックバック=これ読んでビーム」として使っているだけなんです。それでも記事が面白かったらめっけものですが、こうした使い方をする人の大部分は、アクセス稼ぎの為に行われるので、たいした内容が無い。
 例えば、Kenさんの出した例、「同じ花の写真をとりました」の場合、相手の記事が先にあって、その記事に「皆様の写真もお寄せください」と書かれていたり、相手の記事を読んだ結果、「ナントカさんの写真がステキだったから、僕も同じ花を探してみました」と言うようなパターンであれば、一体感も生まれてくるでしょう。しかし、自分の写真が先にあって、同じ事をしている人を探してトラックバックでは、ちょっと押し付けがましい。
 このパターンは、「トラックバックを使えばアクセスが増える」という事だけを信じて使っていると感じるのです。
 で、僕が一番疑問に思うのは、こうしたトラックバックを行う人は、自分は検索をかけて送信先を見つけているのに、その「共通した情報」を知りたい人が検索をかけるとは考えない所。話題を共有できて便利だろうと、「相手にとっても利便性が高い」と考えているような所が、感じられます。
 検索サイトが「分からない事を調べる為」にではなく、「自分のブログを読んでもらう為」の道具に成り下がってしまったんだなぁ、と感じました。



 書き終えてから気付いたけれど、最初に引用した電網快々@ココログ: TrackBack先を探し疲れてblogが書けなくなるって、2004年1月の記事だったのね。
 昨年の9月以来更新停止しているようです。

Musical Baton 雑感

2005-06-20 | WEBにまつわる話
 物凄く増殖していますね、Musical Baton。そろそろ打ち止めになるのかな?
 僕はこのお遊びが「記事として面白いものにはならない」と思いながらも、「お祭りとして面白い」と感じて参加しましたが、こうしたお遊びに批判的な方もたくさんいるようで、曰く「スパムと変わらない」「チェーンメールまがいをまわすな」と言うものが多いようですが……
 書き手として、こうした遊びが面白いか面白くないかというのは、個人の趣味の問題ですが、あまり知らない人の音楽の趣味を読まされたからといって、正直な所たいして面白いものではないと、僕も思います。こうした記事は、馴れ合いコミュニティの中で、自分と仲の良いあの人はこんな音楽を聴いている、というのでなければ、積極的に読む気にはならないのは事実です。
 僕の参加記事Musical Batonは、問われた物に対して淡々と答えていくだけ、という僕自身が「つまらない記事」と考える典型的パターンです(こんなブログは読まない参照)。偶然辿り付いたブログにおいて、好きなものが羅列されただけの記事ならば、僕は十中八九は読みませんし、このMusical Batonという遊びにのった人の多くも、「読ませる記事」を書いていないのは事実だと思います。赤の他人が読んでもつまらないのです。
 しかしこれが「迷惑行為」か? と言えば、全くそうとは感じませんでした。
 Musical Batonを迷惑と感じる人たちは、バトンを渡すという行為に嫌悪感を抱いているようですが……
 はてなダイアリー - Musical Batonとはには、バトンをどうやって渡すかが書かれていません。通常、ブログにおいて特定人物に読んでもらいたい、と思う時はトラックバックを送る事が普通ですが、僕はパンパでガウチョkyorecobaさんからバトンを受け取った時は、トラックバックをされませんでした。僕がこの企画に参加したのは、この「トラックバックを受け取らなかった」ことが大きな要因になっています。
 この遊び、次に指名する人(恐らくはまだこの遊びに参加していない人)にいちいちトラックバックしていたのでは、単なる宣伝トラックバックです。僕が嫌うトラックバックである、イベント告知のトラックバックと変わらないです。スパムまがいの行為によって広められる遊びなら、僕のトラックバックポリシーから大きく外れるので、僕は参加しないか、参加してもバトンを廻さずに済ませたことと思います。トラックバックを送る事によって、参加する事を半ば強制されたと受け取る方もいるでしょうが、記事中で触れるだけであれば、「気づかなかった事」にする事もできるわけです。
 にもかかわらず、Musical Batonを迷惑ととらえる人がいるのはなぜだろう、と思っていると、どうやら‘バトンを渡す為に、「指名する五人」に向けてトラックバックをもってお知らせする人’が存在する、ということに気付きました。自分は参加するが、チェーントラバの送信元にはなりたくないので、自分で打ち切りにした、という人もいらっしゃいました。なるほど、そんな使い方をされていたら、たしかにそりゃあ嫌われるわ、Musical Baton。
 僕は敬愛するkyorecobaさんの記事に、自分の名前を発見して嬉々としてバトンを受け取り、kyorecobaさんの記事内で紹介されていたMusical Batonのまとめサイトやkyorecobaさんにバトンを廻した方のブログを読んで、「次の人にはトラックバックはしないこと」がルールだと思い込んだのですが、どうやら決められたルールではなく、次の人にトラックバックをする派としない派が存在する模様。
 トラックバックがあれば、その質にかかわらずなんでも喜んじゃう人ならいざ知らず、イベント告知のトラックバックって、そのイベントが物凄く楽しいものでもなければ、ウザったいものであるのが僕の本音。今まで数度、交流先からもこの手のトラックバックを貰っているけれど、送信元にこちらへのリンクがあろうと、遠慮なく削除させて頂いております。
 トラックバック祭りを心から楽しめる人ならともかく、この手のイベントでトラックバックを使っていたら、参加に対して義務感を生じてつまらなくなりそう。
 
 と、ここまでは、Musical Batonがウザイと感じる人=トラックバックによって通知される事を嫌う人という前提でした。
 チェーントラバなのであれば、僕もそういう企画は反対ですから。
 でもMusical Batonに参加した人の記事や、そのリンク先を読んでも、バトンを渡すに当たってトラックバックを使っている人って、ほとんど見かけないんですよね。バトンを渡された人が、自分にバトンを託した人にトラックバックを送るケースは良くあるけれど、その逆は物凄く少ない。全く無いわけじゃないけど、迷惑宣伝トラバキター! と騒ぐほどのものは感じられなかったのです。
 強制されているわけでもない、Musical Batonによって自分のブログを汚されたわけでもないのに、何故にそこまで嫌うのか?
 そんなにアレが、「書かねばナラネ」という義務感を持たせるものなんですかねぇ。ずいぶんと責任感が強いのか、それとも単に自意識過剰なのか。
 「つまらないから俺は参加しねぇ」で良いと思うんですけど……
 
 参加したくないから、あらかじめ酷評しておくというのも、なかなか良い手段だとは思うのですが、バトンがトラックバックで渡されない限りは、スルーすれば済む話であって、迷惑行為として糾弾するというのは、あまり的を射た批判とは思えないなぁ。
 
 
 そんなところ。
 
 
 やっぱり無責任一大男でしょ。
結成50周年 クレイジーキャッツ コンプリートシングルス HONDARA盤
B0006M195Wクレイジー・キャッツ ハナ肇とクレイジー・キャッツ 植木等 ハナ肇

おすすめ平均
starsおおっ!幻の歌詞が!!
stars「クレイジーシングルス」も品切れですし

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最近読んだ本

2005-06-20 | 本の話
 ブログの更新意欲が下がりっぱなしです。
 そんなわけで、週末は読書タイム。
 最近読んだ本はコレ。
猫めしの丸かじり パンの耳の丸かじり
 どこからでも読み始められ、読書中に急用が入っても、いつでも休止できる「通勤途中に読みたい本」ナンバーワン、これが東海林さだおの「まるかじりシリーズ」なのです。いや、自宅で寝転がりながら読んだのですけど。爆笑できるほどの面白さではないですけど、親しみやすい文章から時々ニヤっとさせられる笑いがあったり、東海林氏の「こんな事思っているのは自分だけ?」と言うような問いかけに、クイズ100人に聞きましたの観覧席のごとく「あるあるあるあるあるあるある(←うるせー)」と言いたくなるあたりが面白い所。20冊以上のシリーズなのですが、どれもオススメです。
 欠点は、順番通りに読んでいかないと、読んだものかそうでないものなのか、分からなくなってしまうところ。
 リズム感のある文体なので、読みやすい文章を書くための参考書にもなると思います。
 猫めしの丸かじり 
 パンの耳の丸かじり 

枯葉色グッドバイ 第6回サントリーミステリー大賞・読者賞を獲得した『ぼくと、ぼくらの夏』を読んで以来、樋口有介ファンなのですが、知名度から考えると、世間の評価はあまり高くないのでしょうか。キザな探偵を描かせたらピカイチだと思うんだけどなぁ。本作は元刑事のホームレスという異色の設定ですが。樋口作品は、トリックやアクションで魅せるというより、キャラクターの魅力を楽しむタイプだと思うのですが、『枯葉色グッドバイ』は、推理部分も非常に面白かったです。
 樋口作品、僕のオススメ→『風少女』、『探偵は今夜も憂鬱
 枯葉色グッドバイ 
 
なぎさボーイ 多恵子ガール 北里マドンナ
 30過ぎの男がコバルト文庫ですよ、奥さんっ。20年近く前に読んだものを再読。
 『なぎさ~』と『多恵子~』はそれぞれほぼ同時期の少年少女を、それぞれの視点から書かれたもので、こうした試みは当時珍しかったと思います。『なぎさ~』の方はなんとも中途半端な終わり方で、これだけ読むと消化不良をおこしてしまいますが、『多恵子~』でそのもやもや感を解消。この2作品から時間を置いて出された『北里~』は、なぎさ&多恵子の友人の視点で、前2作の少し後の話を書いたもので、30過ぎのオッサンが読んでもなかなかサッパリとした読後感がありました。単独で読むと、人間関係がわかりにくい部分があるので、『北里マドンナ』を楽しむ為に、『なぎさ~』&『多恵子~』も読む事をオススメします。いい歳こいて書店でコバルト文庫を買うのは抵抗があるでしょうから、ゼヒともカバー画像リンク先から!!
 なぎさボーイ 
 多恵子ガール 
 北里マドンナ 

 リンウッド・テラスの心霊フィルム―大槻ケンヂ詩集(カバー画像無し)。
 熱狂的なファンではないけれど、好きな邦楽アーティストの一人が大槻ケンヂなのです。筋肉少女帯はヒットした「日本印度化計画」くらいしか知らないけれど、結婚したらオマケでついてきた大槻ケンヂソロアルバムが、僕のココロを熱くしてくれました。ヘタウマなボーカルに乗せられた味のある詞がたまりません。
 ただし、この詞を本で読むと、僕にはどうもしっくり来ないのです。やっぱり音に乗せられて、大槻ケンヂのボーカルがあってこそ、響いてくるものがあるような気がします。
 リンウッド・テラスの心霊フィルム 
I STAND HERE FOR YOU
B00005GRNB 大槻ケンヂ 増田隆宣 リック・ニールセン チープとっくり

おすすめ平均
starsオーケン・ソロアルバムの最高傑作!
starsオーケンのような彼氏だったら・・・
stars鬱や自殺志願者へ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

編集したい記事を探すには?

2005-06-17 | goo BLOG
 ブログの編集画面で記事を検索したい!
 なんていう要望を時々見かけますが。
 まぁ、確かにあったら便利です。以前書いた記事をちょっと修正したいとか、古い記事からトラックバック発射したいなんてこと、結構あることです。
 でもこれ、今のgooブログの機能のままで、簡単にできるんですよ。
 世の中には、便利なツールを公開されている、親切な方がいらっしゃいます。
 あれとかこれとか (Lefty)のLeftyさんが作成したgooBlog用ブックマークレットを使いましょう。
 自分のブログのサイドバーにあるSearchboxで、ブログ内検索をかけて目的の記事を検索します。編集したい記事が見つかったらそれを表示させて、gooブログにログインした状態で、「表示している記事を編集」のブックマークレットを実行。
 これだけで、編集画面内で記事を検索したいという要望は叶えられます。
 他にもコメントやトラックバックの編集用ブックマークレットも公開されているので、スパムがあっても簡単に削除できます。

 

gooブログのTIPS
ブログの題名を画像にする→題名を画像にしてみる
コメントとトラックバックを検索したい→コメント・トラックバックの整理法
Amazonアソシエイトリンクを簡単に作りたい→Amazonアソシエイト リンク作成ツール
ブログの編集画面にたどり着きにくい→「ブログの作成・編集」が使いにくい場合


 ところで、gooブログも便利なブックマークレットを提供してくれているのですが、そのページが非常にわかりにくいところにあって、あまり使われていないのが現実ではないでしょうか。
 ハイ、これです→ブックマークレットとは?ブックマークレットの使い方 - goo ブログ