誰にどう伝えても、伝わりきらないことがある。
だって、それはあなたはぼくじゃないから。
あなたが犯した罪のことなんて知らないし、ぼくの犯した罪をあなたは知らない。
だから、ぼくの中が引き攣れて痛むことも、
そして、あなたがいままで引き攣れて痛んだであろうことも。
すべてが想像でしかなく、そして、引き受けるのは自分だけだ。
贖罪。
けれど、贖われ、生み出されるものはただの自己憐憫か。自己満足か。
叫びだしたい想いは叫べばいい。
叫ぶことすら許されない想いはどうしたら逝くの?
何のことはない。
二律背反を生み出した己が心が弱いだけ。
気付けば、同じ過ちを行おうとし、
そして、それを自制する自分がいる。
それは、罰を得たから?
こんな想いを、いつまで引きずるのだろう。
死ぬまで?
耐えられるのかな。
けれど。
痛みがあることは即ち、ぼくの中にまだ、神経が通っている証拠。
正邪の判断はあやふやでも、知覚だけは存在しているようだ。
それすら麻痺したとき、ぼくはきっと、「ぼく」じゃなくなる。
胃の腑が縮むような。
ひどく冷たい手でお腹をさすられるような。
繰り返し訪れる激しい動悸と共に。
ああ。
受け止めていくしか、道は無い。
だって、それはあなたはぼくじゃないから。
あなたが犯した罪のことなんて知らないし、ぼくの犯した罪をあなたは知らない。
だから、ぼくの中が引き攣れて痛むことも、
そして、あなたがいままで引き攣れて痛んだであろうことも。
すべてが想像でしかなく、そして、引き受けるのは自分だけだ。
贖罪。
けれど、贖われ、生み出されるものはただの自己憐憫か。自己満足か。
叫びだしたい想いは叫べばいい。
叫ぶことすら許されない想いはどうしたら逝くの?
何のことはない。
二律背反を生み出した己が心が弱いだけ。
気付けば、同じ過ちを行おうとし、
そして、それを自制する自分がいる。
それは、罰を得たから?
こんな想いを、いつまで引きずるのだろう。
死ぬまで?
耐えられるのかな。
けれど。
痛みがあることは即ち、ぼくの中にまだ、神経が通っている証拠。
正邪の判断はあやふやでも、知覚だけは存在しているようだ。
それすら麻痺したとき、ぼくはきっと、「ぼく」じゃなくなる。
胃の腑が縮むような。
ひどく冷たい手でお腹をさすられるような。
繰り返し訪れる激しい動悸と共に。
ああ。
受け止めていくしか、道は無い。
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