FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

あれは罪。それは罰。

2005-08-23 01:22:39 | ろぐ
誰にどう伝えても、伝わりきらないことがある。
だって、それはあなたはぼくじゃないから。
あなたが犯した罪のことなんて知らないし、ぼくの犯した罪をあなたは知らない。

だから、ぼくの中が引き攣れて痛むことも、
そして、あなたがいままで引き攣れて痛んだであろうことも。
すべてが想像でしかなく、そして、引き受けるのは自分だけだ。

贖罪。
けれど、贖われ、生み出されるものはただの自己憐憫か。自己満足か。

叫びだしたい想いは叫べばいい。
叫ぶことすら許されない想いはどうしたら逝くの?

何のことはない。
二律背反を生み出した己が心が弱いだけ。

気付けば、同じ過ちを行おうとし、
そして、それを自制する自分がいる。
それは、罰を得たから?

こんな想いを、いつまで引きずるのだろう。
死ぬまで?

耐えられるのかな。

けれど。
痛みがあることは即ち、ぼくの中にまだ、神経が通っている証拠。
正邪の判断はあやふやでも、知覚だけは存在しているようだ。
それすら麻痺したとき、ぼくはきっと、「ぼく」じゃなくなる。

胃の腑が縮むような。
ひどく冷たい手でお腹をさすられるような。

繰り返し訪れる激しい動悸と共に。

ああ。
受け止めていくしか、道は無い。