FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

冬の風の香り。

2004-12-30 16:08:03 | ろぐ
ドアを開けて、声をあげた。
雪が降っていた。

風は、雪の運んでくる香りがした。

クルマに雪がうっすら積もっていた。

フロントガラスに、雪が吹き付ける。
冬だ。冬がやってきた。

雪を見ると、どうしても、懐かしさと切なさがこみ上げる。

関東の雪景色は、どこか寂しげ。
僕の実家は、積もったときは一面が真っ白になる。

何もかもを覆い尽くす、白い世界。
音も空気も閉じ込めてしまいそうな、雪のカーテン。

ああ、雪に囲まれた世界に行ってみたくなってきた。


年越しは雪が降るらしい。
たくさん、たくさん、雪が降って、
今年あった、悲しい出来事を
全部、全部、覆い隠しますように。


来年は、美しい世界のまま、はじめられますように。