2日目。朝食をがっつり頂いた後、さっさと海に出発。
最初に向かったのは桟橋。三宅島ではもちろん船釣りも磯釣りも楽しめますが、宿のお兄さんに「どこで釣れますか?」と聞いたところ、真顔で念を押すように「桟橋です」と仰る。磯はやっぱり危ないんですかと尋ねると、視線をきっちり合わせて「危ないです。桟橋で釣ってください」とのお答え。
問答無用の迫力です。
素直に桟橋に向かいました。
朝っぱらから強烈な海の日差し。
釣りに興味のないエジソン君も、文句を言いつつ、おつきあいで釣り糸を垂れ
…た途端にぐぐっと引きがありました!
オヤビッチャ スズキ目 スズメダイ科
「おおおおお!」
通りかかったギャラリーから感嘆の声と拍手。
エジソン君、得意満面。
で、釣り上げ魚から針を外し、さっさと海にリリースしたので、ギャラリーのご家族が驚きました。
「えっ?逃がしちゃうの?」
「だって、すぐ死んじゃうし」と答えると、
若いママさんは、あからさまに怪訝な顔。
そこで、近くにいたおじさんが、ひとこと助け舟を出してくれました。
「キャチアンドリリースって言うんだよ」
おじさん、ありがとうございます。
「一匹釣れたからもうい~や。釣りや~めた」
…う…うむ。エジソン君のなんと早い決断。
常日頃から弟に
「魚が好きなんて言ってるくせに、なんで釣りなんかするんだよ。変じゃん。殺さないで逃がしたって、生きてる魚に釣り針が刺さってかわいそうだろ。釣りなんかやめればいいんだ」
と言い放っているエジソン君。
まるで夏目漱石の『坊ちゃん』のようなセリフでありました。
しかし釣りと泳ぎが目的ではるばる来たのだし、釣餌をたっぷり買ってしまった意地もあり、欽ちゃんとsilkyはそのまま釣りを続けました。
あまり長いこと待たずに二人ともオヤビッチャを釣り、サバやら、名前の分からないお魚さんを釣り上げました。
こんな可愛いのとか。
こんなのとか。
昼間の、日差しがきつい間は海水浴をし、
3時を過ぎたあたりでまた同じ桟橋に戻り、釣りをしました。
かかりはしなかったけれど、メジナや巨大なエンゼルフィッシュのような魚(ツノダシ?)、サヨリ等、たくさんの魚が群れて泳いでいるのが見えて楽しかったです。
頭のいいムロアジは針のついていない餌だけを上手に食べて通り過ぎて行くし。釣りの初心者がかなう相手ではありませんね。
大きな大きなフグが、よたよたと餌に寄ってきたときは、流石に「こっち来ないでー!」と慌てて釣り針を遠ざけたりして。
釣り上げたらすぐ針を外して写真を撮って海に戻しはしたけれど、
痛い思いをさせたお魚さんたち、ごめんなさい。
もしまた島に来ることがあったら、今度はシュノーケリングでお魚さんたちを観察したいと思います。
6時を過ぎて、そろそろ宿に帰ろうと歩き始めた時、海の向こうに沈んでいこうとする太陽が見えました。
秒単位で表情を変えていく光と海。
こんな光景を毎日見られたら、きっと
人の心はもっと豊かに 健やかに なれるのでしょう。
最初に向かったのは桟橋。三宅島ではもちろん船釣りも磯釣りも楽しめますが、宿のお兄さんに「どこで釣れますか?」と聞いたところ、真顔で念を押すように「桟橋です」と仰る。磯はやっぱり危ないんですかと尋ねると、視線をきっちり合わせて「危ないです。桟橋で釣ってください」とのお答え。
問答無用の迫力です。
素直に桟橋に向かいました。
朝っぱらから強烈な海の日差し。
釣りに興味のないエジソン君も、文句を言いつつ、おつきあいで釣り糸を垂れ
…た途端にぐぐっと引きがありました!
オヤビッチャ スズキ目 スズメダイ科
「おおおおお!」
通りかかったギャラリーから感嘆の声と拍手。
エジソン君、得意満面。
で、釣り上げ魚から針を外し、さっさと海にリリースしたので、ギャラリーのご家族が驚きました。
「えっ?逃がしちゃうの?」
「だって、すぐ死んじゃうし」と答えると、
若いママさんは、あからさまに怪訝な顔。
そこで、近くにいたおじさんが、ひとこと助け舟を出してくれました。
「キャチアンドリリースって言うんだよ」
おじさん、ありがとうございます。
「一匹釣れたからもうい~や。釣りや~めた」
…う…うむ。エジソン君のなんと早い決断。
常日頃から弟に
「魚が好きなんて言ってるくせに、なんで釣りなんかするんだよ。変じゃん。殺さないで逃がしたって、生きてる魚に釣り針が刺さってかわいそうだろ。釣りなんかやめればいいんだ」
と言い放っているエジソン君。
まるで夏目漱石の『坊ちゃん』のようなセリフでありました。
しかし釣りと泳ぎが目的ではるばる来たのだし、釣餌をたっぷり買ってしまった意地もあり、欽ちゃんとsilkyはそのまま釣りを続けました。
あまり長いこと待たずに二人ともオヤビッチャを釣り、サバやら、名前の分からないお魚さんを釣り上げました。
こんな可愛いのとか。
こんなのとか。
昼間の、日差しがきつい間は海水浴をし、
3時を過ぎたあたりでまた同じ桟橋に戻り、釣りをしました。
かかりはしなかったけれど、メジナや巨大なエンゼルフィッシュのような魚(ツノダシ?)、サヨリ等、たくさんの魚が群れて泳いでいるのが見えて楽しかったです。
頭のいいムロアジは針のついていない餌だけを上手に食べて通り過ぎて行くし。釣りの初心者がかなう相手ではありませんね。
大きな大きなフグが、よたよたと餌に寄ってきたときは、流石に「こっち来ないでー!」と慌てて釣り針を遠ざけたりして。
釣り上げたらすぐ針を外して写真を撮って海に戻しはしたけれど、
痛い思いをさせたお魚さんたち、ごめんなさい。
もしまた島に来ることがあったら、今度はシュノーケリングでお魚さんたちを観察したいと思います。
6時を過ぎて、そろそろ宿に帰ろうと歩き始めた時、海の向こうに沈んでいこうとする太陽が見えました。
秒単位で表情を変えていく光と海。
こんな光景を毎日見られたら、きっと
人の心はもっと豊かに 健やかに なれるのでしょう。
まだまだ地球は元気でいてくれるのかしら?と嬉しくなってしまいます。
お魚、きれいでかわいいですね。キャッチ&リリース、いいですね。
幻想的です。
日頃の生活では、日の出や日の入りを見ることはあまりないですから、なおさらの事。
エジソン君の言葉、夕日以上に感動しましたよ。
携帯写真では美しさを伝えきれませんが雰囲気だけでも楽しんでいただければいいなぁと思い、upしました。
欽ちゃんがサバを釣り上げたときに「これ1匹だけ食べていい?」と聞いてみたら「だめっっっ!!!!」ときつく叱られました。やっぱりね。(笑)
つばさ&すばるママさま
自然の美しさに出会うと、その神々しさに頭を垂れてしまいます。
「ありがとうございます」と、両手を合わせて目を閉じてしまうのは何故なのでしょうね。
無茶苦茶だったり まともだったり、男の子は面白いです。
どちらも、ほんと、美しいですね。
写真もとてもきれいで、神々しいって言葉がぴたりときます。
こんなときには、穏やかでありたいなーと思えます(笑)
すぐに忘れてしまうのが、たまにきずですが・・・苦笑
釣り、きちんとやったことがないんです。
すごいですねー、こんなに釣れて。
でも、私、ハリを外せないかもしれません・・・。
20cmを超える魚は私も子ども達も初めてで、釣り上げてみてびっくりの連続でした。 で、今までは針がなかなか外せなくてオタオタしていたんですが、生きているうちに海に返さなくちゃと思うもので必死になって、「お魚さん御免よっエイッ」てな具合で外せてしまいました。火事場の馬鹿力って言うのかしら?違う?
常に穏やかであることは、本当に人間ができているか、とんでもない嘘つきであるかのどちらかだと私は思います…。真実の穏やかさが得られるまでには、私の場合あと数十年かかりそうなので今のところは【お天道様】に顔を向けられるよう、正直に、怒ったり泣いたりしてれば良いかな、と思ってます。