シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

ヴァイオリン型 抹茶クッキー

2009-10-05 | 子どもたちの台所
母は忙しくてお菓子を作る暇がなかなかないし、
さりとて市販のおやつを買ってくれるわけでもないし、
甘いものは食べたいし、
 
という訳で、silky兄弟、自分たちでせっせとお菓子を作っています。
簡単に作れる白玉だんごやカップケーキなどが定番。
先日は欽ちゃんがお饅頭の皮の材料でクッキーを焼きました

型抜きが楽しそうで目を生き生きとさせていました。

台所からリビングにかけては粉だらけ、調理器具はとっちらかりで
「もしかして私が作るほうが楽なんじゃなかろうか」
とやたら時間のかかる後片付けに首をひねる母でした。

おかえりなさい

2009-02-07 | 子どもたちの台所
1月の或る日、夜遅くなってから家に帰りついたら、
まだ子ども達が寝ないで部屋の中でウロウロしていた。
「早く寝なさいっ!」
思わず叱り飛ばした。
2人とも
“だって寂しかったんだもん…”
“お母さんが帰るのを待っていたかったんだもん…”
という言葉を表情にちらつかせ、
言えない言葉を細い納豆の糸のように空気中にひらひらと漂わせながら、
黙って布団に入った。

「まったく…もう」

コートを脱いでふと見ると、
テーブルの上に小さな弁当箱がひとつ。
欽ちゃんが幼稚園に入る前に使っていたプラスチックの容器。
横には手書きのメモが添えてあった。

お母さんおかえりなさい
これたべて下さい


白玉だんご
ヨモギ入りだんご

小さくて やわらかくて
おいしかった。



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チェロと音楽の愉しみ
しるくら。~チェロ練習日記~も どうぞごひいきに♪

エジソン君のランチメニュー

2009-01-13 | 子どもたちの台所
キッシュランチの日の夕食は
玄米ご飯・なめこととうふの味噌汁・さわらと長ネギとシメジのホイル焼き
でした。
すでに台所には欽ちゃんの姿は無し。…次男だなァ。

その夜、エジソン君は並行して、次の日のランチも作っていました。



「カレーパンが食べたかったんだけど包むのが面倒臭かったから」
各自でパンにドライカレーを乗せて食べることに。
昨日余ったキッシュの中身は、豆乳でのばしてポタージュスープにアレンジされてました。
うむ、なかなか。

次回はホシノ天然酵母種の作り方を教えなくては。

食事作り拒否

2009-01-12 | 子どもたちの台所
このところ、9時以前に寝ようとしない子供たち。
中学生のエジソン君は「勉強するから」という名目で起きていて、
小5の欽ちゃんは兄貴の真似をしたくて、布団に入ろうとしない。
2人とも反抗期だしね。でも
毎晩
何度も
「そろそろ寝ましょう」と声をかけるのは馬鹿らしくなってきました。

一昨日の晩、3回目の「もう寝る時間です」をスルーした彼らに宣言。
「わかりました。もう明日は、君たちの食事は作りません。
 自分たちで準備しなさい」


…し~ん。


次の日の朝、宣言通り食事の準備をせず、母はパソコン。
「おはよう」だけ声をかけて、キーボードをカタカタ。
母の決意を見て取った欽ちゃん、30分以上経っても何も言いません。
後から のそのそ起きてきたエジソン君が黙って台所に入ると、弟もそれについていって、お料理の本を開いて相談を始めました。
兄が弟に指示を与えている気配がします。

野菜を切る音
火にかけた鍋から蒸気が吹き出す音
フードプロセッサーが賑やかな回転音を響かせ
あちこちの扉から、
様々な調理道具を引っ張り出している音が聞こえてきます。

欽「お母さぁん、これどうすればいいの?」
「エジソン君に聞きなさい。
 君はお母さんの言う事を聞かないじゃないの」
実際、言い方を変えても、理解し易いように表現を変えてみても、母親の意見が聞けない次男。
どんなに愛情をかけても結局、男は男の言う事しか聞けない
というより、聞こえない生き物なんだなぁ、と。
次男は長男に任せておいた方が手っ取り早いことを学びました。
だからおまかせ。

がさがさ、ごとごと、かちゃかちゃ、ざーざー。


お昼近くなって
「出来たよ」
食卓の上に、大きなお皿が1枚だけ乗りました。
野菜のキッシュ? 中身は兄、パイ生地は弟が担当したらしい。
「砂糖の分量で(間違って)オリーブ油を入れちゃった…」
と小さくなる欽ちゃん。
「中身は何が入っているの?」
「じゃが芋とカボチャとさつま芋と人参と大根葉。
 写真撮らなくていいよ、失敗したから」

ん~、でも面白いから。 パシャ。

「油ッポイと思うヨ……」無表情の兄、自分の失敗に肩を落とす弟。
いつもの2分の1くらいの小ささになっているみたい。→
パウンドケーキ型に入れてオーブンで焼いたパイ(?)を切り分けて、
各自のお皿に乗せる。
いただきます。(-人-)

「美味しそうじゃないですか。お菓子みたいだね」 ぱくっ。

あぶら味~~。
胃もたれ~~。

さ、夕食作りも頑張れ、兄弟。









昨日の晩ごはん

2008-06-27 | 子どもたちの台所
このところ仕事で忙しく、更新数が少なくなっております。
しかも食卓に乗るおかずの数も少なくなっておりました。

母「ただいま~~ひゅ~、疲れました~。
 ごはん作る前に10分だけ横にならせて~~」」
仰向けになって足を高くして転がっている母の図。

エ「いいよ~僕が作るから」
てきぱきと食事を作り出す中1男子。
あら、なんとスバラシイ。

母「あ、ご飯炊かなくちゃだわ…」
もそもそ動き出して台所に入ろうとする母に
エ「ご飯ね。やっとくよ~」
え?ほんと?いいのかな…。
では空いた時間に私はもう一仕事片付けよう…(silkyは仕事をかけもちしている)

何も喋らず、黙々と台所で働き続ける長男。
ありがたいのだが、やっぱりちょっと不安。
だってさ……
明日は期末試験2日目だよ?
しかも
数学・国語・英語の日だ。

これは
和菓子を毎日作り続けた中間試験前と
同じパターンじゃ…おい。


2時間後、りっぱなディナーが食卓に並びました。
完璧です、エジソン君。
試験のほうも、がんばってくださいまし。


和菓子作りブーム

2008-05-23 | 子どもたちの台所
或る日子供達は、お気に入りの和菓子屋さんが店を閉めているのに気がついた。
「あれ?」
改装している気配も張り紙もなく、シャッターは降りたまま…。
ごひいきにしていたお手ごろ価格の和菓子屋がなくなって、子供達も私も大ショック。お店のお姉さんは、いつもにっこり笑いかけてくれて、すごくすごく嬉しかったのにね。すあまをおまけしてくれたこともあって、大好きだったのにね。
アレルギー体質の子供達にとって、自分達だけで買い物に行っても安心して何でも選べるのは和菓子屋だけだったから、しばらくの間「困ったね~困ったね~」を三人して連発していた。
そのうち困っていても仕方がないことに気がついて、
「自分で作ろっか」ってことになった。
ほとんど活用されていなかった和菓子作りの本を棚から復活させて。

やってみたら、何とか自分(子供)でも作れそうな感じじゃん。 
圧力鍋を使えば小豆を煮るのはなかなか簡単。
いっぺんに大量のあんこあんこあんこ。
甘さもお好み次第だから、自分で作ればお店と違って、1個だけじゃなく、思う存分食べられる♪ってことに気がついた子供達。今日も明日もあさっても、
毎日
毎日
毎日
和菓子作りに励んでおります。

恐ろしいことにエジソン君は中間試験前の1週間中(部活動でさえ休みなのに)
ず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと、
和菓子やケーキ作りに精を出していたのでありました。
どうぞ子供達のブログも見てやってください。エジソン君の日記 欽ちゃんの日記
めきめきと菓子作りの腕を上げる様子がお分かりいただけるかと思います。

試験結果は言うまでもありますまい。

ああ、息子よ、願わくば
その意欲を勉学に向け給え。

タイ料理を作ったよ

2008-03-28 | 子どもたちの台所
頼めば料理をしてくれるエジソン君の影に隠れて
「できないもーん」
といつも後ろ向きな欽ちゃん。
もうすぐ5年生になるんだし、やっぱり生きる力をつけなくちゃね。
って事で、簡単なタイ料理作りに取り組んでいただきました。

厚揚げ豆腐とキュウリで作るシンプルサラダ。
味付けは、タイの調味料『スイートチリソース』で。
幸せな甘味のあとに唐辛子の辛さが顔を出し、その後ろではほのかな酸味がにっこりと微笑んでいる、ハーモニーのある味わいのタイ料理らしい1品です。

「これだったら ぼくにもまた作れるね♪」
簡単で楽しいクッキングタイムだったようです。

めでたしめでたし。

おうちでおいしい。タイごはん―からだも心も元気になる
味澤ペンシー著 旭屋出版
(肉料理が多いけど、応用すればベジタリアンレシピも出来そう。
 簡単で作りやすいレシピ多し。写真がとても綺麗です

さりげなく手を貸してくれたエジソン君
ありがとね。

本日の夕飯

2007-10-27 | 子どもたちの台所
今日はお仕事の日だったので、昼食には“野菜だけカレー”を作っておきました。
これなら夕飯にもそのまま食べられるので便利♪という目論見です。
具は、じゃが芋、玉ねぎ、人参、大根、高野豆腐。出汁は昆布だけ。
塩とケチャップで味付けし、桜井食品の“ベジタリアンのためのカレー”粉を少なめに入れただけのシンプルな仕上げです。
この程度にしておくと体に負担にならないで食べられます。
カレーと言うよりカレー風味の野菜の煮込みという感じかな。
う~ん、ブロッコリーくらい付け合せればよかった。

私が帰宅する前に子供たちに「何でもいいから一品作っておいてくれる?」
と頼んだら、“玉ねぎと油揚げの味噌汁”を作っていてくれました。
欽ちゃん「玉ねぎのみじん切りがすごく大変だった」
そうだね~大変だったね~。
さんきゅ。
カレー&味噌汁の夕ご飯。美味しかったです。

和え物ができたよ

2007-10-20 | 子どもたちの台所
お弁当を作っている最中に、エジソン君がつつつと寄って来た。
まな板の上にはお湯から上げたばかりの、湯気を立てた小松菜がある。

エ「小松菜、切りたい」

いいよ。はい、どうぞ。……小さめに切ってね。切ったら少し絞って水気を取ってくれる?……絞り過ぎないように。そうそう。……白ねりゴマと醤油で味付けするんだよ。……うん、そのくらい。……入れたらやさしくかき混ぜてね。

朝ごはんの食卓に、エジソン君が調理したおかずも並んでいる。
「すごいね」と欽ちゃん。
いつもはなかなか手を出そうとしない小松菜の器に、エジソン君が自分から手を伸ばしている。
エ「自分で作ったから…」
でも葉っぱばかり取ってるじゃん。
茎も食べなよ。ねりゴマで和えてあるから苦くないよ。
エ「…ほんとだ、美味しい」

よかったね。また作ろうね。