シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

シンクロする出来事

2006-07-22 | sense~日常の中で
2・3年前、公園に遊びに行った時の事。
離れて遊んでいた子ども達がかけ戻ってきて
「お母さん!大変だよ。こっちに来て!」と真剣な表情。
何事かと後からついてゆくと、一本の木に着きました。
「ほら、これ!かわいそうだよ!」
その木には何本もの釘が打ち込まれていたのでした。
…痛そう…
「お母さん!とってあげて!」と子供達は言うけれど
「釘抜きも何も持っていないから無理だよ」。
悲しむ子供達を連れてその場を去ってしまいました。

話は変わって数ヶ月後、
木津龍馬さんの講話会に行った時の事。
木津さんはにこやかにご挨拶してからご自分の体験談をお話し始めたのですが、
それがどうもどこかで遭遇した出来事にそっくりなのです。
話を聞きながら私は随分うろたえました。
「わ…私の事ですか?私のやり方は間違っていたですか?!」
…そうです。かなりまずかったです。
木津さんは見て見ぬ振りなんてしませんでした。
釘抜きを貸してもらいに、とある工場まで歩いたのでした。

数日後、釘抜きを持ち、子供達と一緒に出かけた事は言うまでもありません。
釘はあの日のままに木に刺さっていました。
「痛いけど頑張ってね」
と木に声をかけながら、何本も何本も釘を抜きました。
「あとちょっとだからね~」
通りかかる人々の目が恥ずかしかったけど、
全部抜き終わった時は心底ほっとしました。

見て見ぬ振りをしないで、できる事はやりましょう―
―木津さんが何度も繰り返しおっしゃっています。
皆さんはどうですか?

ところで不思議な子供達と木の話はアネモネ2006年6月号に載ってます。
こちらも読んでみると面白いかも。


梅干を漬けよう!

2006-07-21 | 食べ物は天からの贈り物
梅干し作りしてますか?
うちは今年、8kgの梅を漬けました。
最初4kgは梅のへた取り等はお喋りをしながら長男に手伝ってもらい、次の4kgは1人で黙々と夜間作業しましたです。
ありがたいことにカビも生えず、無事に梅酢も上がりましたので、重しを減らし、赤シソを入れ、土用の晴天を待つばかりです。

日本の生活文化を子どもに伝えたくて始めた梅干し作りは9年目になります。私の育った家庭は、梅干しを漬ける習慣はおろか何でも「作るよりも買った方が楽」という主義でしたから、私も子どもの頃はそれが当たり前だと思っていました。でもいつの頃からか、それを疑問に思うようになりました。
最初の年は本当にできるのかしらとドキドキしましたが、一年後にはちゃんと食べられる梅干しができたのが面白くて、以来毎年作り続けています。
手づくりは大変でもあるけれど楽しく、自然の力への感謝の重みが違ってくるというのが実感です。

まだ漬けたことのない方も一度挑戦されてみてはいかがでしょう。
最初は梅を2kg位にすると漬けやすいです。
カメのある台所って、ほのぼのしていいものですよ。

ところで、うちで普段の料理に梅干し作りに味噌作りに使っているのは
『岩塩』です。
木津さんも以前アネモネに書かれていましたが、自然塩はミネラルは多いのですがニガリを含んでいます。このニガリで大豆タンパクの豆腐が固まるように、骨以外はすべて蛋白質でできている人間の体も、自然塩を長くとり続けていると腎臓などが徐々に固くなり機能が低下していくのだとか。
ニガリダイエットは即刻中止です!
体内に入ったニガリはすべての内臓、筋肉、神経、血管、細胞など全身を徐々に硬化させ、機能停止させて多くの難病の根本原因となると手元の資料にあります。
一方、塩のミネラルは体内毒素を吸着して、自らも道連れになって汗と共に抜けていきます。減塩していると毒素が抜けにくくなり、体内に毒素を溜め込むことになります。
そんなわけで、ニガリがなくミネラルを含む『岩塩』を使うようにしましょう~。

季節のテーブル《七夕》

2006-07-06 | 手仕事・作品
シュタイナー土曜クラスのために用意したものです。
ただし作ったのは当日の朝という慌ただしさで、幼稚園か小学校低学年向きの仕上がりとなりました。
……まあ、こういう事もありますってことで。(苦笑)
しかし写真を載せておいて何なんですが、写真では羊毛の質感が掴めないのが残念です。本物を見て触るのが一番なんですけれど。

毎年この時期は御中元の手配とか、連続する子供達の誕生日祝いの準備とか、梅干し作りとかが重なってただでさえ忙しいのですが、今年は週5日のパート勤めを始めた事も重なってべらぼーな忙しさでした。睡眠4時間が十日も続くと、玄米菜食してても流石に疲れてきます。ブログ更新するぞ!と、ここまで書きましたが、今日はここまで~。