シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

毛皮は必要ですか?

2009-11-16 | sense~日常の中で
今年も寒くなり色々なショップで毛皮製品を見かけるようになりました。

やわらかい毛皮を触る気持ちのよさに、つい手が伸びてしまいますが、
毛皮製品がどう作られるかを、あなたはご存知でしょうか。

ヘルプアニマルズHP→http://all-creatures.org/ha/index.html

以下はあるコミュニティから発信された呼びかけです。
どうぞ、目を通して一緒に考えて下さい。

-------------ここから転載------------------------------------

毛皮は私達が普段着ている洋服や服飾小物にも多く使われています。
例えば上着の襟、フードの縁取り、袖口、裏地、帽子、ブーツ、マフラーには安価なウサギ、犬、猫、タヌキなどが特に使われる場合が多いです。
高価な物に限らず、安価な服にも使われ、100円ショップでも売られる程毛皮は手軽なファッションとして扱われています。
こうした毛皮製品の裏にある動物たちの実態をあなたは知っていますか?

毛皮になる動物は狭く汚い檻に閉じ込められ、心身に異常をきたした末、わずか7ヶ月で殺されます。
殺すときは動物たちの恐怖や苦痛よりも毛皮が傷付かないこと、そしていかにお金をかけないかが重要視されます。
毒物による毒殺、首の骨を折ったり、棒で殴り殺したり、口と肛門に電極を差し込み電流を流しショック死させたり、首をロープで吊り下げ窒息死させたり、溺れ死ぬまでホースで口から水を入れ続ける、など残酷な方法で殺されています。
死ぬと毛が抜け落ちる、毛が硬くなるという理由で生きたまま毛皮を剥がれることも珍しくありません。

"ラビットファー"
安価な毛皮として最も私達の身近に出回っている毛皮です。
そして、ペットとしてもよく知られている動物です。
私達が手にしている毛皮も私達が可愛がっているペットと同じように生きていたこと、毛皮は生きたウサギから剥ぎ取った命そのものであることを私達は意識しなければなりません。

"犬、猫の毛皮"
ほとんど知られていませんが、日本でペットとされる犬や猫も中国などから輸入され、『ラビットファー』や『フォックスファー』という表示に変えられ売られています。

"ハラコ"
財布やバッグ、ベルトなどに使われている人気素材です。
『ハラコ』とはつまり『腹の子』、雌牛が臨月の時に腹を裂いて取り出した子牛のことです。
腹を裂かれた母牛もハラコとして毛皮を剥がれる子牛も命を奪われます。
もうすぐ無事出産しようという臨月の母子が毛皮のために殺されるのです。


この現実を知ってもあなたは毛皮を買いますか?


<私達にできること>

・毛皮を買わない
 (フェイクファーかリアルファーか調べてリアルファーは買わない)
・服飾メーカー、デザイナーに毛皮を取り扱わないよう意見を送る
・毛皮の悲惨な実態を多くの人に伝え、
 購入しないよう声をかける

毛皮のために苦しみ殺されていく動物たちを助けるには、あなたの力が必要なのです。

-------------転載おわり------------------------------------

2009-11-09 | 子どもと日常のこと
11月。年末に向けての作業をそろりそろりと始めている。
手帳のなぐり書きをあらためて見直していたら、子供との会話の記録を見つけた。


エジソン君(小6か中1の頃)は電車のデザインを考えるのが好きで、
その日もいつものように画用紙を広げ、エンピツ・ペン・水彩絵の具で、
黙々と飽きずに電車を描いていた。
「できたよ」
満足そうな表情で、どんな工夫を凝らしたかを説明してくれる。

そのあと朝食をとりながら、エジソン君がぽつりと呟いた。
「人にも黒は必要だよね」
「黒?」
「すべてを受け入れる黒。
 赤は黄色を受け入れないでしょ?」

色を扱いながら、そんなことを考えていたのか。

集中と繰り返しと創造活動から、
インスピレーションは降りるものらしい。

野鳥の声

2009-11-03 | 生きもの・植物・自然
並木道を歩いていたら、よくとおる歯切れのいい鳴き声に、つい足をとめた。
見上げると、背の低い花水木のあちらこちらに、
小さな、ほさほさとしたベージュ色の丸いからだと長い尾羽根が
忙しく動き回っていた。

エナガっちだ!

可愛くって可愛くって、しばらくの間見入ってしまった。

意識を向けてみると、近く・遠く、あちらこちらで様々な野鳥達の声がする。
これから枯れた葉がどんどん地上に落ちていき、木が枝だけになり、野鳥観察に最適な季節がやってくる。
風が吹きすさび、澄んだ空を眺められる楽しい季節。

明けの明星
月の傍に控える木星の光

足元でサクサクと音を立てる枯葉たち
木から落ちて肩をたたいていくドングリ

自然からの贈り物


私たちが自然のためにお返しできるものは何だろう?




参考
*エナガ(YAHOOきっずマルチメディア図鑑)
*野鳥の鳴き声館