シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

咲いた

2008-07-16 | 子どもと日常のこと
7月半ばにして連日、昼夜問わず30℃を超える室温に、もはや何も考えられなくなっているsilkyでございます。

今日は、はなの話をふたつほど。


    
我が家のミニシクラメンが、なぜか今ごろ花盛り。
シクラメンさん、あなたは夏場、休眠するものじゃございませんでしたか?


    
寝苦しいある夜のこと、

「…すん…すん」

すすりあげるような音が小さく聞こえてきたのでございます。
音はいつまでも続き、やむ気配がありません。

「…すん…すん…すん…すん」


眠気と疲れで思うように動かない重たい身体をずり上げて
やっと布団から這い出て、音のしている方を見てみると

それは 欽ちゃんでした。

「おかあさぁん、ティッシュがない」

「どうかしたの?」
近寄ってみたら欽ちゃんは

血だらけでした。


ちょうどティッシュがきれていて、
彼は1人静かに しばらく探し回っていたのでしょう。
リビングから台所にかけて点々と、
真っ赤な はなぢの花が咲き乱れておりました。
花はところどころで群れ咲きみだれ、それはそれは美しくミゴトでございました。
(真紅のバラの絵文字がないのが残念)


「…血がいっぱい落ちちゃった」
気を使ってティッシュで床を拭く欽ちゃん。せっせ せっせ

さらに増える赤い花。
ぽたぽたぽたぽた……

「あ~、拭いてくれてありがとう。
 でも君はもういいから、頭冷やして寝なさい」
「でもぉ…」せっせ せっせ せっせ

じゅうたんの上にも赤い花。
ぼたっ…ぼたぼたぼたぼた……


「いいから。頭冷やして寝なさい」

「はぁい……」~~~

梅雨明け前の、
ある夜のことでございました。  おしまい。




「暑いよぅ…」~小動物の暑さ対策~

2008-07-12 | 生きもの・植物・自然
ハムスターは暑いのが苦手。
去年もめろんは仰向けになってぐったりしていたのよね。
今年もすでに35℃まで室温が上がったから、至急対策をとらねば。

ペットショップでは、小さな保冷剤を入れて涼しくできるハウスが売られていたけれど、30℃を超える部屋の中で、あんなちいさな保冷剤でいったい何時間もつのだろう?という疑問があって、まだ何もグッズは買っていませんでした。
何かいい方法はないかなぁ…
家の中を捜索してみたら、あったあった!
25×16cmの大きな保冷剤。
これをぷちぷちエアパッキンで包んで、ほどほどの冷たさに温度調節をし、
(長持ちもするしね♪)めろんとちびのケージに挟むように置いてみました。

外出して数時間後、帰って見てみたら、

2匹とも保冷剤の近くでちんまりと寝ていました。
効果があったみたいです。よかったよかった。

13歳になりました…

2008-07-09 | 子どもと日常のこと
silky家の息子達が誕生日を迎えました。
とても仲の良い兄弟なので、誕生日も1日違いです。

上の写真はエジソン君が弟のために焼いた【レモンクリームパイ】
(作り方はあまくておいしい!砂糖を使わないお菓子 (別冊主婦と生活)に載っています)

下の写真はsilkyがエジソン君の誕生日に焼いた【ココアケーキ】
「小さめのケーキでいいよ」と言うのでケーキはかなり小ぶりのサイズ。
彼の好物、アイスパイナップルをおまけに付けました。



息子たちと楽しく昔話をしながらご飯を食べ、ケーキを食べ。
そのうち話題はサッカーに。
「ロナウジーニョって、今どこのチームだっけ?」
「FCバルセロナらしいよ」

TVをあまり見ないsilky家の連中はさまざまな情報が遅れている。

「バルセロナってどこの国?」
「スペインでしょ?」
「ユーロ2008で優勝したんだって」
「サッカーはブラジルが強いんだよね?」
「ブラジルの近くにもサッカーの強い国あったよね?」
「え~と、なんていう国だっけ?」
中学1年生の兄曰く。
「アンゼルチン?」

母&弟「…………」
兄「アンゼルチンじゃないの?」

母「…さて、ここで問題です。
  『おやゆび姫』の作者は何という名前でしょう」
兄「アンゼルチン!!」

自信満々で答えてくれました。
爽やかな笑顔が可愛かったです。

ま、ともかく
エジソン君、13歳の誕生日おめでとう
欽ちゃん、ハピバースデー11歳
よくここまで生きてくれた。事故にも会わず。
そんだけでいーや、かあちゃんは。
この先も元気でいておくれ。

糸あやつり人形の稽古場見学

2008-07-04 | 旅とお出かけ
江戸糸あやつり人形の稽古場を見学してきました。

数週間前、小学校で“子ども体験教室”があり、子ども達は、あやつり人形のついての解説と体験、劇の観賞をさせてもらいました。今回は両親も一緒に稽古場を見学できるというお知らせをもらって「面白そう~♪」と喜んで行ってまいりました。

気軽に行ってみたら、江戸糸あやつり人形の劇団結城座さんが旗揚げしたのは
ナント江戸時代の寛永12年(1635年)。
約370年という長い歴史を持っていて、現在 『国記録選択無形民俗文化財』『東京都の無形文化財』に指定されている、日本唯一の伝統的な江戸糸操り人形の劇団なのだそうです。

始めに稽古場ホールで劇団公演の写真を見せてもらいました。
稽古場に来るまでsilkyは「古典もの」の舞台しか想像していませんでした。
が、何枚もの公演写真や人形の原案イラストは、歴史ある「古典公演」だけではなく、書き下ろしや翻訳による「新作公演」もあって、新作の中では、役者と人形が同じ劇空間で競演したり、人形遣いが人形を使う一方で生身で役を演じたり、またこれも江戸時代から伝わる「写し絵」(ガラスの板に絵を描き投射する)等を挿入するなど、非常に独特な舞台空間を創造しているそうです。海外での公演や、海外の役者さんとの競演の写真もあったりで、目からうろこ…でした。

つぎ。
着物を脱いだ人形の骨組みを見せてもらって解説を聞く。
「ひょ~…



この何十本もの糸を絡ませずに人形に演技をさせるのか~。
しかも首の動きなんか歌舞伎役者のように自由自在だ。

そして、
解説をしていた団員さんがホールの端にかかったカーテンを勢いよく引くと
そこには、過去に使った人形の首ずらぁ~~り
一瞬「ぎゃっ」と思いましたが、近くに寄ってよく見てみると、般若や恐ろしい形相の首も、そのひとつひとつから作り手の愛情だとか想いが伝わってきて不思議な感じをうけましたです。
(落ち武者の首は家に飾りたくはないけどね…)

その他にも出番待ちの人形の体、足、手などのパーツごとの引き出しがあったり、
人形や衣装を製作するお部屋を覗かせてもらったり、
舞台の大道具をみせてもらったり、
いつか使われる時を待つ布やビーズ、リボン、その他諸々の膨大なストックの入ったケースが積み重なった部屋を覗かせていただきました。
いや~、すごかった。
何がすごいって
それだけの物がありながら、全然埃っぽくないところがすごかったス。スバラシイ
2男児の母の感想デシタ。。。


お子さま達は人形の衣装に使う布を実際に触らせていただいたり、
黒子の衣装の着かたを教えてもらったり、その衣装のたたみ方を教えてもらったりして、なかなか楽しそうでした。
大人は見ているだけでしたが、それでも面白かったですよ。
いい経験をさせていただきました。
結城座の皆さんありがとうございました!
公演も観に行きたいと思います。


結城座さんのHPhttp://www.youkiza.jp/もどうぞ。
公演スケジュール等などが載ってます。