シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

おうち味噌♪手作り味噌♪

2007-01-29 | 食べ物は天からの贈り物
只今味噌作りの真っ最中です。

(1)大豆を煮て、(2)柔らかく煮えたら豆をつぶし、麹と塩と合わせて味噌玉を作り、カメに投げ込んでいくという作業ですが、本日仕込んでいる2kgの大豆は一度に鍋に入りきらないため、(1)と(2)の作業を4回ほど繰り返さなくてはなりません。で、仕込みの合間を縫って、キーボードを叩いております。

好奇心で始めた味噌作りは、一度始めたら途中でやめられなくなるという難儀な性格のために、いつの間にか毎年冬の行事となってしまいました。

最初の年、用意したのは1kgの大豆。
今年は4kg仕込む予定です。
本当はもっと沢山作りたいのですが、我が家にそれほど大量のカメを置く場所があるわけもなく、ここ数年用意しているのは4~6kgの大豆。一年もたたないうちに手作り味噌を食べきってしまうのは寂しいですけど。

初めての年から今に至るまで、大した失敗もなく、美味しいお味噌に仕上がってくれています。子供たちは天然醸造の市販の味噌と比べても「うちの味噌のほうが美味しい!」と断言したことも…。(でもそれは私の腕がいいからではないと思いますが)

毎週食品宅配でお世話になっている“大地を守る会”のカタログで、味噌作りの話がいくつか載っていて面白かったです。特に気に入ったのを抜粋しますね。

『私の生まれた岩手の家では、味噌も醤油もすべて自家製でした。とくに味噌造りのときは、家族総出で、近所の若い衆も手伝いにきて、それはそれは賑やかなものでした。工程は忘れましたが、大きな釜で大量の大豆を煮て、それをひき潰し、ボール状にして味噌玉を造り、軒下に何個も何個も吊るしました。それと、味噌を造ると言って母が大きなセイロで米を蒸し、それに麹を混ぜて家の薄暗いところに広げていたのを憶えています。こうして一年分の味噌を一度に造っていたのです。母屋の裏の小屋に、大きな樽に入れて味噌は保存されていました。』

『初めて味噌を仕込んだ年、梅雨明けの天地返しで七色のカビに驚いて以来、焼酎和紙でフタをするようになりました。麹と合わせてから塩の分量を2倍にしていたことに気付き、ふるいにかけて2時間、完成が夜中になった年から、1kgの大豆には400gの塩と頭に叩き込みました。ポテトマッシャーが大豆を一番効率よくつぶせることに気付き、さらにフードプロセッサーはもっと早く、梅雨明けに開けようが年末に開けようが、カビは必ず生えているから、途中一度も見ないことにして、15年経ちました。毎年作っていると必ず新しい発見があり、自分なりのレシピができてきます。この喜び、みなさまもぜひ。』

実は私も、梅雨明けの天地返し、してません。
    
できるなら、カビは見たくないから。
    

こだわりを持って、心を込め、愛情を注いでお味噌を作っていらっしゃる方々には非難轟々でしょうねぇ…。
でもお味噌は美味しく仕上げっています。一応…。

きちんとしているに越したことはありませんが、こんな大雑把な人間にでも作れるほど、実は、味噌作りは簡単なんですよ~。

『都会の核家族育ちの私にとって、味噌は「買ってくる」以外の何物でもありませんでした。大豆と麹と塩でできている、という知識もなかった、というか考えたこともありませんでした。それが、今では味噌作り歴10年』

という方もいらっしゃいます。
同類項の方~、一度試してみませんか~。
やってみれば意外と楽しく、仕込んでから半年から一年待てば、想像以上に美味しいお味噌がいただけますよ~。

蛇足ながら、仕込んだ味噌の上はラップでピッチリ覆ってから落し蓋と重しをしています。その方がカビが少なくて済むようです。
容器は陶製のカメが一番、味・香りのよいお味噌になる気がしました。ホーローの漬物容器やプラスチック容器も使ってみましたが、重くても陶製がお勧めかなあ。

最後に味噌作りの参考になった本のご紹介。

マスオさんのみそづくり指南―つくろう食べよう手前みそ
増岡 弘著 家の光協会発行

著者はテレビアニメの「サザエさん」でマスオさん役の声優さん。実は味噌作りのベテランだったのですね。味噌の作り方から、味噌を使ったレシピまで、随分参考になりました。

味噌作りをされてる方のお話とか、教えてもらえると嬉しいなあ。私は本と自己流ばっかりで、作っている方と手前味噌談義とか、したことないんですよねー。

怒りの正体

2007-01-25 | 本(読み聞かせを含む)
「面白かったわよ。これを読んでいろいろ考えさせられてしまったわ」
と教えてもらった児童書

「バレエダンサー」
ルーマ・ゴッデン著 渡辺南都子訳 偕成社発行

主人公は母親に愛情をかけてもらえず、家族にも理解してもらえない男の子。素晴しい才能を持っているのに気付かれず、何度も深く傷つけられてしまう。けれど周囲の人々のあたたかさ、主人公の一途さと素直さに心揺さぶられます。
与えられた苦しみも無駄なものではないのだと、苦しみを与える側も苦しんでいるし、何かのきっかけさえあれば変わることもできるのだと、説教臭くなく読ませてもらえました。
いじめる側の子への教師の理解もあって良かった。
甘口な面もあるけれど、疲れきっているときにはこの甘さが嬉しいです。
一方親の愚かさてんこもりで、思わず自分の行いを振り返って反省してしまいました。
この本は、赤木かん子さんの『心の傷を読み解く800冊の本』というブックガイドでも紹介されているそうです。


おすすめをもう一冊。

誰も言わなかった育児論 怒りの正体と処方箋
LOVE AND ANGER THE PARENTAL DILEMMA(原題)
ナンシー サマリン著 田中千鶴子訳 青龍社

この本は実際にかなり役立ちました。
残念ながら絶版なので、古本を探すか図書館で借りて読んでみて下さい。

…何でこんないい本が絶版になるかなあ。

木津龍馬さんの講話会1月

2007-01-10 | sense~日常の中で
新しい年がやってきました。
とうに正月は過ぎてしまいましたが
明けましておめでとうございます。
皆さまに多くの幸せが訪れますように。

久しぶりの更新です。…といっても、読んでる方いらっしゃるのかな?(^-^;;ま、いいや。

去年は殆ど行けなかった講和会。今年もう少し参加しようかと思っています。
で、さらりと今月のご報告。

最初に「新年だから」という事で持ち物のOリングテストをしました。
(Oリングテストの分からない方は調べてみてね。簡単に分かるはずです)
アクセサリーや携帯電話など、持ち物によっては指に力が入らなくなるものがあります。指が簡単に開いてしまうものを左側にまとめた状態で、木津さんがそれらの持ち物の波動を調整すると、さっきパカッと開いてしまった同じ物なのに今度は指に力が入り、輪が開かなくなるというもの。
水などはウソのように美味しくなります。タバコは軽くなり、お酒も味が変わるのだそうです。

さて肝心のお話。今回は主に歯の話をされていました。
大人で上の歯16本、下の歯16本。基本32本の歯の一本一本が、身体のある部位や脳に関係していて、病んでいる人は対応している歯が無かったりすることが多いのだとか。病気の予防として歯をチェックする。どの歯が足りないかを意識するだけでも良いと仰っていました。昔歯の治療に使われていたアマルガムは即刻別のものに変えた方が良さそうです。お金はかかりますが、詰め物はセラミックが一番安全なよう。噛みあわせが悪い人は矯正することで体調が良くなることも。

歯磨きペーストについては既にご存知の方も多いと思いますが、TVのコマーシャルのように歯ブラシの上にたっぷりとのせる必要はありません。小豆一粒くらいの量で十分です。つけなくてもいいし、練り歯磨きの代りに岩塩でもいいのだそうです。金属アレルギーやアトピーは、練り歯磨きに含まれる化学合成物質で悪化する…など、歯科についてのお話をたっぷり聞かせていただきました。面白かったです。

私はテープ起こしと校正が趣味(変な趣味?)なので、テープを聞けばほぼ完璧に内容をご紹介することはできますが、
木津さんの講話会は、やっぱり直接参加することに一番大きな意味があると私は思っていますので、ここではごく簡単なご報告だけに留めますね。距離や時間の問題で講話会に参加できない方は、ヒムカコーポレーションでMDやテープを購入できますから、ぜひ聞いて下さいませ。

ええと…
木津さんは、渋谷の講話会は主に実生活上でのこと、食事や体の動かし方等の話をするつもりだと仰っていました。
先月のお話は食事の基本的なこと等でした。今年はこういう方向で話してゆき、段々とそれがまとまって一つの形になればいいなと、そういう風に説明されていたように思います。

テープ起こしは得意ですが、殴り書きのノートを見ながらこれを打っていますので、うろ覚えや聞き間違いがあるかもしれません。気がついた方はコメントして下さいませ。

実のところ、久美子さんが亡くなってヒムカは大変そうです。いろいろな方がお手伝いされているとはいえ…仕事を増やすような上記の発言…御免なさい。
服部さん、お身体大切になさいますように…。
(読んではいらっしゃらないと思いますが…気持ちってことで…)

以上、ご報告でした~。