シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

和菓子作りブーム

2008-05-23 | 子どもたちの台所
或る日子供達は、お気に入りの和菓子屋さんが店を閉めているのに気がついた。
「あれ?」
改装している気配も張り紙もなく、シャッターは降りたまま…。
ごひいきにしていたお手ごろ価格の和菓子屋がなくなって、子供達も私も大ショック。お店のお姉さんは、いつもにっこり笑いかけてくれて、すごくすごく嬉しかったのにね。すあまをおまけしてくれたこともあって、大好きだったのにね。
アレルギー体質の子供達にとって、自分達だけで買い物に行っても安心して何でも選べるのは和菓子屋だけだったから、しばらくの間「困ったね~困ったね~」を三人して連発していた。
そのうち困っていても仕方がないことに気がついて、
「自分で作ろっか」ってことになった。
ほとんど活用されていなかった和菓子作りの本を棚から復活させて。

やってみたら、何とか自分(子供)でも作れそうな感じじゃん。 
圧力鍋を使えば小豆を煮るのはなかなか簡単。
いっぺんに大量のあんこあんこあんこ。
甘さもお好み次第だから、自分で作ればお店と違って、1個だけじゃなく、思う存分食べられる♪ってことに気がついた子供達。今日も明日もあさっても、
毎日
毎日
毎日
和菓子作りに励んでおります。

恐ろしいことにエジソン君は中間試験前の1週間中(部活動でさえ休みなのに)
ず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと、
和菓子やケーキ作りに精を出していたのでありました。
どうぞ子供達のブログも見てやってください。エジソン君の日記 欽ちゃんの日記
めきめきと菓子作りの腕を上げる様子がお分かりいただけるかと思います。

試験結果は言うまでもありますまい。

ああ、息子よ、願わくば
その意欲を勉学に向け給え。

クラシックの動画♪チェロってこんなに♪

2008-05-20 | 音楽・芸術
エジソン君が中学に入り、選んだ部活は弦楽部。
ある日突然「家で何か楽器が弾けると楽しいかな~と思って」と言って入部届けを出したのでありました。
当初彼が希望していたのはヴィオラでしたが、新入部員の希望する楽器にばらつきがあったためオーディションになり、エジソン君は
「チェロになった

…うち、狭いんですけお。…鉄筋あぱーとなんれすけお。
…ど~すんの? チェロっていくらさ? うち、100万もないよ?
「いいよ…My cello買わなくても

ま、それはともかく、
低音は好きだけど、何故か何となく馴染めない音なんだよね。重た~~くて。しかし、エジソン君が弾くことになったからにはあの音を好きになろう。

森章吾さんお勧めは、ピーター・ウィスペルウェイというチェリストさんなのだそうで。なになに?透明感のある音?…どんな演奏をされるのかしら。
動画あるかな?→Peter Wispelwey おわ!かっこいい!
あ、まだある。いろいろ。
ほんとだ。確かにお年を召してからの演奏は透き通るような美しい音。

気持ちい~い!
チェロって、こんな音、こんな表現も出来るのか。すごい…。
…この音なら買っちゃうぞ、CD。(決意)
Bach: Suites for Cello Solo

お~い、エジソン君、見て見て。一緒に聞こう。
チェロっていい音だね。いい楽器だね。


クラシック聴きます、なんて言うと敬遠されることもあるけど、すべての音楽の根っこというか、音楽って古代からつながっているものだから、聴かないと損します。大人も子供もロック命でも、どんどん聴こうよクラシック。
ストレスの多い人には、バロックがお勧めですよ。
疲れた時には テレマン。りら~くす できます。
Telemann: Trio Sonata in Gm; Trio Sonata in Am

カラス男

2008-05-09 | 子どもと日常のこと
一部の男の子の母親にとって恐怖なのは、
洗濯前のポケットに手を入れる瞬間だ。

毎日のことなのに、心の準備をしないで、つい迂闊に手を突っ込んで
いや~~な感触を味わうことがしばしば ある。

例1:ざりざりっ → 砂
例2:ごろごろごろ → 石
例3:がさがさっ → ゴミ&ちびたエンピツ
例4:じゃりっ → どこかで拾ってきた光り物

一瞬「うっ…」っとなって、恐る恐るポケットをひっくり返すと、量質様々な物体がごろごろと出てくるのである。まあ、“ねばねば”や“ぬるぬる”が無いだけまだいいか。
そしてその後交わされる会話。

私「この石 何?」
エジソン君「ん? キレイだったから。
  ほら、ここにさ、きらきら光る粒が入ってるでしょ?」

私「で、この、ガラスの割れたのだとか、
  鏡の破片とか、
  壊れたアクセサリーとかはどうしたの?」
エ「え~~、拾った。キレイだったから」


おまいはカラスかよ。

新入りだよ

2008-05-07 | 生きもの・植物・自然
4/29 エジソン君が衝動買いをした。
中学生になって初めてのお小遣いで。
しかも生体だよ。
ちびっちびのジャンガリアンハムスターだ。
小さすぎると私が反対したけど聞かなかった。
ペット売り場のお姉さんに生まれてどの位か聞いてみたら「3週間くらい」と答える。。。う~ん。。。1ヶ月は経っていないと母乳からの免疫がしっかりついていないことがあるから心配。以前くりちゃんを早死にさせてしまったことがあるから、あまり小さい子はやめた方がいいよ、と言ったけどやっぱりエジソン君は聞かない。絶対買うと言う。。。う~~~~~ん。。。 たしかに寝顔が無茶苦茶可愛い子ではある。でもな~。。。
さんざ悩んだけど押し切られて、結局うちに連れて帰ることになった。

家に着いてケージに入れた時は指に噛み付いたり警戒して鳴いたりしていた。
長旅だったもんね、初めての匂いで怖いよね、ってことで1週間はそっとしておこうという事になった。プラスチックケースなので、ちびっちびの様子はちゃんと見れるしね。全然おっけー。
と、気を使っていたのだが、おちびちゃんは好奇心のすごーく強い子らしく、3日目には餌を取替えていたエジソン君の手の上に自分から乗ってきた。

見ているとまあ忙しい忙しい。
ケースから出るつもりなのか、うんと背伸びをして後ろに ころりとひっくり返る。勢いあまって2,3回転してることもある。
家代わりに入れた箱の下にトンネルを掘って巣を作ったり、
走り回っていたかと思うと餌の器にジャンプして入ってエサにかぶりつく。
しょっちゅう向きを変えながら寝る。
とまあ、かなりのわんぱく君であることが判明した。
大人のハムスターも勿論可愛いが、子供は言葉を失うほどもっとかばいい。

「くっっ‥‥わぁ~~~っ!! かばいいっ!!」

エジソン君と二人して両手のこぶしを握り締め、ひそひそ声でちびっちびハムスターの愛らしさにかぶりつき。
傍から見ると相当変な親子だ。

新入りハムスターはノーマル色の筈だけど、とても黄色っぽい毛の色をしている。
それが丸くなったり鼻を突き出して眠りこけている姿は、とろけそうに可愛い。
エジソン君が新入り君に名前をつけた。
「ぷりん」

ぷりんはまだ後ろ足を踏ん張って座れない。
人間の赤ちゃんのようにおしりを着いて、ちっちゃな後ろ足を前に投げ出し、両手で大事にごはんを持って、もぐもぐお食事をしている。
「ぷりんはいい子でしゅね~、
 ちゃあんと おちゃんこして ごはん食べるのね~、
 いい子ね~、えらいえらい
自分の息子達の赤ん坊時代にも使ったことのないような赤ちゃん言葉で
ハムスターに話しかけている人間の母親が、ここに存在している。


5/1 ぷりん21グラム。