シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

古いアラビアの詩

2013-07-21 | sense~日常の中で

神よ
あなたの御姿は 私の目の中にございます
あなたへの願いは 私の唇の上にございます
あなたのお住まいは 私の胸の中にございます
そのあなたが ましまさぬことなど
どうしてあり得ましょう



↓の出所は不明なのですが歌の文句だそうです

『最強の敵は
 自分の中にいる

 最高の【神】も 
 自分の中にいるはず』



課題に気づけ

2010-12-05 | sense~日常の中で
同様の出来事が何度も繰り返すことがある。

ある日長男と出かけようとしたら、長男の自転車のチェーンが外れた。
先日は、長男が家に帰ってくるなりこう報告してくれた。
「今日はさー、チェーンが3回も外れたんだー」
「へぇ。同じことが繰り返す時って、自分へのメッセージなんだって。
 ………君、間違った道を通っているのかもしれないよ。
 何か、やり方(物事の進め方)が間違っているとか」
「……そんなことはないと思うけど」

目が泳いでますが。(笑)


私も、自分に起こった現象を正確に読み取れているだろうか。

気がついているのに
「とりあえず、こっちに置いておこう……」
と、置いたまま忘れている課題があるんだよね。

後悔か反省か

2010-09-16 | sense~日常の中で
「俺たちは『失敗』と書いて『経験』と読む。
 失敗を恐れずに、どんどんチャレンジしていこう」

 早稲田商店会相談役 前衆議院議員 安井潤一郎

前向きで積極的な、こんな言葉が好きだ。
いつまでも後悔してしまう私は、失敗をすぐに反省して、
『次』につなげていく事のできる人が好きだ。

強くありたい。

転んでもすぐにまた立ち上がり、
お母さんに笑顔を見せながら歩き出す、
子供のように。


分け前

2010-07-14 | sense~日常の中で
青虫が黄色い花を もしゃもしゃ と食べていた。

私が青虫に気がついて見つめたら、視線を感じたらしく、
おもむろに姿勢を正して
「私は何もしていませんよ。ええ、なぁ~~んにも悪いことなんてしてません」
と言わんばかりに動きを止めました。

幼虫は人間が見ていると食べるのを止めるのです。(笑) 
彼らの感応能力はすごいです。 

そして彼らは“自分の食べられる量”というのもわきまえていて、小さな幼木に住んでいた場合は(本当はもっと食べたいだろうに)木を食べ尽くしてしまう前に、蛹になるのです。

こんな小さなところに、私は自然界のバランスを見る気がします。

自然界の生き物は、自然界に自分を合わせて生きています。
人間は自分の都合(欲望)に合わせて、世界を変えてしまおうとする。

己の分(ブ)を知る。

私たちはどれだけ自分の分け前に満足し、感謝することが出来るでしょうか。

素直さ

2010-06-21 | sense~日常の中で
新聞の投稿欄で見つけた高校生(17歳)の意見。
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「笑い」は、生きている中で一番大切だと思います。私は最近ちょっとしたことで怒ったり、親にも、すぐに反抗したりします。
私は常に不機嫌です。いつも不機嫌だと周りの人も不愉快な思いをしていると思います。自分がその立場だったら、私はその人を嫌ってしまうかもしれません。そのことを解消するには、どうしたらいいか考えてみました。
私は、笑うことが良いと思いました。なぜなら、笑いは私の怒りやストレスを小さいものにしてくれて、いつの間にか、忘れさせてくれるからです。
人間の表情で笑い顔が一番いいと思います。相手にも笑いが移って、笑いの連鎖が起こると思います。その場が和み、優しい気持ちや相手を気づかう気持ちが生まれます。
だから、笑いは一日一回は必要です。
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一見、当たり前のことです。
ですがこんな当たり前のことに気付かず、実践できない大人の多いこと。
文句を言い、愚痴を吐き、自分の考えだけが正しいと頑なに思い込んで。
他人こそが自分のために“道を譲る”べきであると思い込んでいます。

下手な大人よりも、子供たちの方が自分をよく認識しています。
このシンプルさ、素直さを、見習いたい。

持ち物が多ければ多いほど部屋が混沌としていくように、
複雑すぎる思考は、嘘・言い訳・開き直りを生むのです。

思考を整理しましょう。

自然に笑える幸せ。
何気なく誰かを笑わせてあげられる幸せ。
たとえ暗い気持ちや悲しみの中にいたとしても、
笑おうとする意思を働かすことが、
苦しみからの脱却につながります。

笑うきっかけを、自ら掴みにいく気持ちは
他人を思いやる意志の強さにもつながります。

言い訳無し。

涙は浄化。
笑顔もまた浄化。

感じ取る

2010-05-15 | sense~日常の中で
虫は無私。

木は氣。

花は破名―――思いあがりを打ち破る。



美しい写真や映像を見ているだけでは分からない。
自然の中に入り込み、自然の息遣いを感じ取る。

身近な植物や虫たちを、注意して見続けていると、
自然の嘆きや警告が聞こえてくる。


怖がらなくていい。
自我をそっと手放す時間を作ってみないか?

オードリー・ヘップバーンが愛唱した詩

2010-05-08 | sense~日常の中で
魅力的な唇のためには 優しい言葉を紡ぐこと
愛らしい瞳のためには 他人の素晴らしさを見つけること
スリムな体のためには 飢えた人々と食べ物を分かち合うこと
美しい髪のためには 一日に一度子供の指で梳いてもらうこと
美しい身のこなしのためには 決して一人で歩むことがないと知ること

人は物よりもはるかに多く 回復し 復活し 生きかえり
再生し 報われることが必要なのです
繰りかえし 繰りかえし報われることが

誰も決して見捨ててはなりません
もし、助けてくれる手が必要ならば
自分の腕の先にその手を見つけられることを忘れてはなりません
年齢をとれば 人は自分に二つの手があることに気付くでしょう
ひとつの手は 自分自身を助けるために
もう一つの手は 他者を助けるために

Sam Levinson

凹んだ時

2010-04-28 | sense~日常の中で
気分が凹んだ時は、楽しかったことを思い出す。

昔、飼っていた猫と、炊きたてのご飯のノリをふたり(?)で分け合って食べた、
今でも色あせない、あの楽しさ。

5kgの米袋に、子供のハムスターが噛み付こうとした勇敢な姿とか。

子供がまだ幼児だった頃の会話とか。

友達の、何気ない褒め言葉とか。

見上げた空に見えた虹、
羽を広げた大きな鳥のような雲、
神々しい朝日のエネルギー、
語りかけてくる星の光、
包み込むような月光の青。


大げさな事ではないけれど、小さな出来事が落ち込んだ心を救いあげてくれることがある。
寂しくて孤独で仕方ない時も、
思い出してみれば、自分は一人ではなかったことに気づいたりする。

だから、私ももうちょっと頑張れるかな、と笑顔を取り戻す。

誰もが皆、つながっている。

忘れないで

あなたは一人じゃない。

育児の大敵

2010-03-19 | sense~日常の中で
『育児の大敵』金原ひとみ 2010/3/18付 東京新聞のコラム

 育児の大敵は孤独だ。私は子供が零歳だった頃、自分が「他人の目には見えないものを必死に世話している」ような気がして、発狂しそうになった。赤ん坊が泣き喚いても夫がゲームから目を離さなかったり、ベビーカーで行った先にエレベーターがなくて困っていても誰も助けてくれなかったりすると、子供も育児も惨めで下らない事に思えた。しかし逆に、周囲が我が子を祝福し、あの手この手であやしているのを見ると、子供に必要とされている事が至上の喜びに思えてくるものだ。
 ロイターが調査した「子育てに最も適した赴任先」の一位はオーストラリア、二位はシンガポールだった。オーストラリアもシンガポールも子連れで旅行した事があるが、両国とも子連れで外を歩くととにかく皆子供に話しかけてきた。ウエーターやおばさん方はもちろんのこと、若い男の子でさえ変な顔をして子供をあやそうとするのだ。日本では忌み嫌われる「子供連れ」だが、シンガポールにいる間、私は「子供連れ」であるが故に歓迎されたように感じた。そしてそういう国にいる時、子供は本当に輝き出すのだ。
 日本にいても、孤独な育児に新風を吹き込んでくれるのはいつも、子供にお菓子をくれたり、話しかけてくれる韓国料理屋のお兄さんや、中国人のコンビニ店員や、通りすがりのアラブ人である。(小説家)