シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

鳥の姿、人のありかた

2009-03-22 | sense~日常の中で
自転車に乗って
仕事に向かうその途中、
車に轢かれたハトの死骸が、アスファルトにはり付いているのを見た。

その少し先では別のハトが、
すぐ傍まで車が近付いて来ているというのに地べたをよたよた歩いていて、
車の方がスピードを落とす。
それでも頭の弱いハトは飛んで避けようともせずに、
車の前を行ったり来たりしていた。

またしばらく先に進むと、
「チチッ」
という軽やかな鳴き声をあげて、
白くなめらかな羽根に日の光を反射させ、
ハクセキレイが体を翻らせて素早く飛んで逃げていく。

何かの気配にふと目を滑らせると、
枯れ草と地面に同化する配色のツグミが
ピンと背筋を伸ばし、微動だにせず、
「ここには何もいないよ」
と主張していた。


それらの姿はまるで、人の有様。

周囲の見えない・何も気がつかない・動けない
誰かが動いてくれるのを待っている
愚かな者。

素早く察知し・瞬時に判断が出来・すぐ動ける
逃げる時でさえも自分の美しさを誇示する者。

周囲に溶け込んで自分の身を隠し
危険に巻き込まれないように知恵を働かせ工夫を凝らす者。


私はどうだろう。
私は何であれるのだろう。


中里尚雄さん、口之良部島に上陸

2009-03-21 | sense~日常の中で
中里尚雄さんが20日、口之良部島(くちのえらぶじま)に
午後6時12分上陸しました!

午前中は雨で出発を待ちましたが、午後1時35分に風を見て出発。
最初の数キロは風がなく、パドリングで進みました。
黒潮海流に押し戻されてしまう可能性の大きな、
また、潮の勢いで一瞬で遠くへ流されてしまうことも有り得るような
難関】を、
肋骨2本を折り、膝が悲鳴をあげる身体で
日没直前に到着しました!!!

計算してみると
12kmを40分の速さ(!)で進んだ場所さえあるとか。
まさに『神風に乗った瞬間』です。

中里さんの冒険は奇跡続きだ。
スピリチュアルな人々は「奇跡とは当たり前のように起こること」だと言う。
だが、その人が真剣でなければ、真摯でなければ、本当の奇跡に出会うことはできない。

奇跡は呼び込まれてくるものだ。


海洋横断 3月18日のニュース(指宿市から硫黄島へ)

■ほぼ毎日アップしている中里尚雄さんの日記帳
水人日記~SUIJIN BLOG~も要チェック!!
http://blogs.yahoo.co.jp/bigwavejaws

『繊細な澄んだこころで感じるピュアなフィーリングは、中里尚雄のライフスタイルを感じとることが出来ます。日常や非日常の中に中里尚雄の本質が日記のなかに映し出されています。』(水人日記の紹介文から)


中里さんを様々な方法で応援し、
中里さんの無事を祈っている人々が
たくさん 大勢 います。

中里さん、頑張って下さい!!

労は はらえ。

2009-03-19 | 子どもと日常のこと
今日はエジソン君の中学の卒業式で、お昼に帰宅する予定です。

卒業式は弦楽部の生演奏で進行するんですよ、うちの中学。
エジソン君たちの入学式の時は、体育館の窓際の渡り(2F)のところに楽器を持った部員たちが並んで演奏する中を、新1年生が入場したり退場したりしてました。
新1年の親たちは (*・ω・*)ほぉぉぉぉ
てな感じで うっとりです。

部活顧問の先生は真面目で妥協を許されない方らしく、
通常練習は月曜日から金曜日の週5日。
コンクールや卒業式や演奏会前には、それに土日もプラスされちゃったりします。

エジソン君曰く
「なんで土日まで練習があるのかなぁー。
 弦楽部は楽だと思って選んだのにー」

おまえ…そういう理由で弦楽部を選んだのか。

“大変”は若いうちにやっておけ。
人生の宝だ。

いつかその時のために

2009-03-18 | sense~日常の中で
我が家では、野菜などの食品の一部を“大地を守る会”に配達してもらっています。
美味しくて重たい(笑)野菜を、
鉛筆一本動かすだけでドアの前まで運んでもらえるのでとても助かっています。
取扱い商品情報は“ツチオーネ”というカタログに載っていて、
レシピや生産者の話など、盛り沢山で読むのが楽しいです。

お気に入りはKIYO'S KITCHENのKIYOさんのコーナー。
たまにしか載りませんが、知りたい事のポイントをきちんとおさえた情報で
とてもためになります。最近では『春のからだと花粉症』という記事が参考になりました。→前編 後編
最後のページの裏側下の方に載ってます。どうぞ。

カタログの片隅にはいつも『社長のひと言』という小さな記事があり、
わりと好きで、よく目を通しています。

大地を守る会が古着回収を通して支援している、
パキスタンのカラチ郊外にあるスラムの小学校に通う少女の話。
その子は将来医者になるのが希望。
でも、パキスタンでは医者になるには大学まで行かなければなれません。
彼女の家は貧しく、中学までも行けるかどうか。
彼女もそのことはよく知っています。
それでもどうしてそんなに一生懸命勉強するの?って聞くと、彼女は
「いつか神様が私のことを
 お医者さんにしてもいいって思うときがくるかもしれないから。
 そのとき私が勉強してないと神様は困っちゃうでしょう?」

私は涙ぐんでしまいました。

             (ツチオーネ2009年113号から)

この文章をキーボードで打ちながら、私もまた涙。

中里尚雄さん、桜島をスタート

2009-03-14 | sense~日常の中で
海洋冒険家・中里尚雄さんが13日、
向かい風の悪天候の中、桜島をスタートしました。

鹿児島読売テレビの動画ニュースです。
出発時の様子
http://www.kyt-tv.com/nnn/news8721098.html

海洋横断 出発前日のニュース
http://www.youtube.com/watch?v=kJDyDIT0l8k

14日朝には、テレビ朝日『やじうまプラス』で特集が始まりました。
http://www.youtube.com/watch?v=Of1dvMmV4PQ


UA×やんばるの森×米軍基地 上映会

2009-03-12 | 生きもの・植物・自然
やんばる東村 高江の現状 から転載-----------

 高江は、約160人が暮らすヤンバルの小さな集落です。
 この集落をかこむように米軍のヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)を6つ作る工事が、始まっています。高江は米軍のジャングル訓練センターの真横にありますが、これでは訓練センターの中に高江があるかのようになります。高江では米軍へりが低く長く飛ぶのです。
 これ以上ヘリが飛んだら、しかも新型機オスプレイが飛んだら、高江に人が住めなくなる!と考えた高江の住民が、「自分の家で普通に暮らすため」に去年の7月から工事現場の入り口で、工事をやめてもらうために座り込みを始めました。
 今日も高江では座り込みが続いています。引き続きご支援ご協力を、どうぞよろしくお願いします。

2009年03月02日の記事から抜粋

■ UA×やんばるの森×米軍基地 上映会のお知らせ

UAが高江で行ったライヴDVDが全国各地に大きく広がり上映されてます!

上映スケジュールを確認の上、お近くの方はぜひ足を運んでください!


*************

UAヤンバルスペシャルライブ 
「心~ククル~」DVD上映会
ー探しているのは ボクらの心ー


そこは沖縄北部。
ヤンバルクイナをはじめとする
貴重な動植物が暮らす亜熱帯の森、ヤンバル。
豊かないのちの営みが広がるこの森に今、
大きな転機が訪れようとしています。


それは、米軍のヘリポート建設計画。
高江村という小さな集落をぐるりと囲むように、
軍事施設の建設計画が進んでいるのです。 
UAはその森に立ち、森の住人達と集まった人たちに向けて
パフォーマンスを行ないました。


それは心の祈り。


彼女のメッセージを味わいながら、
原始の森に思いを馳せてみませんか?


○ DVD企画制作: ㈱ワッカ  キム・スンヨン監督作品


各地の上映スケジュールはコチラ88のHPから
http://ameblo.jp/ricepaper88/entry-10217083538.html

また、88 ㈱ワッカではいろんなスタイルで上映会をしてくれる方やショップを募集しており
UA「ククル」DVDとライスペーパー88を30部つけて3000円で提供しています。
数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにお問い合わせください。
(問い合わせは上記の88HPから)

-----------転載おわり--------------------------------------

つぼみ開く

2009-03-11 | sense~日常の中で
これがホントに“蕾”なのか、もしかして葉っぱになる“芽”なんじゃないか?
と疑わしく眺めていた 小さくてかた~い塊が、
いつの間にか膨らんで可憐な花を咲かせました。

忙しいと走り回っているうちに3月中旬になりそう。
学校生活は、あと数日で一区切り。
子供たちにも大人にも
いろんな想いが交差する季節です。

学期末試験の結果が戻ってきました。
相変わらずの成績に、こぼれるため息。
…まあね…私の子ですもんね……

子供って、親が心配しているうちに
いつの間にか花開いていく、
小さな蕾と同じなのだと思うことにしました。
親に出来ることは、水と栄養と、愛情を与えることだけ。

あとは期待。
子供が、幸せを感じながら生きて行ってほしいと願う(期待する)のは、
親の特権ですもの!

そう思ったら子供たちがむやみに可愛く見えてきて、
学校に出かける時、ぎゅーっと抱きしめてしまいました。

母親の気まぐれに
「あ~、はいはい。行ってきます」
とそっけない小5と中1。
はい、行ってらっしゃいませ。


小さな変化、大きな変化の訪れる4月。
新しい生活も笑顔でいられますように。



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中里尚雄さん 海洋横断記者発表!(鹿児島県庁)

2009-03-06 | sense~日常の中で
世界的プロウィンドサーファーで、海洋冒険家の
中里尚雄さんが
地球の大切さ、命の尊さを子どもたちに伝える
フォトブックを作りました。

子どもたちに、ぜひ読み聞かせてほしい一冊です。

地球のたからもの―次世代の子供たちへ
なかざと ひさお
マリン企画

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ある機会に、私はこの本を読み聞かせて頂いたのですが、
子ども向けに書かれているようで、
実は大人にとってとても大切な事がさりげなく含まれているのに驚かされました。
…すごい本ですよ。

子どもたちには すぐには分からないかもしれないけど
これらの言葉は、
子どもたちの心の中に蒔かれた種となって
見えないところで大きく根を張り、
何ものにも負けない強い精神という幹を育て、
生き生きとした葉を作り、
見るものの心を優しくする花を咲かせ、
次の世代へとつなぐ、確かな種を残してくれるお話のひとつです。

ぜひ手にとって読んでね!


中里尚雄さんのプロフィールはこちら

友人に誘われて中里さんの講演会に行きました。
海と自然が、人間の形をとって歩いているみたいでした(笑)
印象的な目で、
穏やかな話し方をされていました。


2009年3月13日から、中里さんは
650kmに及ぶ海洋横断をスタートさせるそうです。

鹿児島の桜島から 沖縄まで
過酷な風と波を生む季節の今、黒潮海流の650kmをひとり
ウインドサーフィンで横断する計画です。

島の子どもたちが書いた絵葉書のメッセージと、
花の種を入れたリュックを背負い、身体ひとつで渡ろうとしています。

中里尚雄 海洋横断記者発表!(鹿児島県庁)


海洋横断記者会見発表

参考までに…41歳の頃の特集ニュース

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