わたしが住んでいるのは東京都国立市、JR国立駅から南に向かって「大学通り」という道路がある。1キロちょっとの長さだ。
住んでいる団地から歩いて駅前にある増田書店まで本を買いに行った。途中で、大学通りの植え込みに梅の花が咲いているのに気が付いた。雪はまだところどころに残っている。
わたしは、シベリア抑留者の中でも中央アジアにあるキルギスに抑留された元日本兵などの取材をメインとしてきた。中央アジアにあるトルクメニスタンにある収容所に抑留された人にも取材している。
定年後の目的を持った生き方、定年に備えて在職中から趣味やテーマを持って生きる「ライフワークのある人生」と称する生き方も取材している。
何故、このようなエリアにこだわって取材しているのか、聞かれることがある。ほとんど情報のないエリアなので、実は雑誌や新聞に書く機会が少ない。記者が知らないのだから仕方ない。はっきりとわからない分野だから取材している。そして、歴史の事実を発掘できたときの驚きと喜びがある。喜びはどこの世界でも、発見にはつきものだと思うけれども。
1月29日に朝日新聞の投稿欄で紹介された文を読んで、キルギス共和国のタムガ村に抑留されていた宮野泰さんから手紙が届いていた。昨日書いたのだが、投函する時間を作ることができなくて、今日の昼前に宮野さんに投函した。
手紙は下記の通りだった。
今回も朝日新聞に関することを書いているので、他のマスコミに新聞などに籍を置く知り合いには、「いいかげんにして」と思われているのだろうなあ。この投稿に関しては、これで最後にしましょう。