結局、6億円で駐車場購入へ
都知事選も最終盤の29日(金)、再開発特別委員会があった。6月議会で報告があった「地下駐車場購入」についてだ。前回は市が購入の意向を示したが、6億円の根拠が明確でないとして9月議会前に委員会を開くことになっていた。一つは他市の再開発での駐車場保留床価格との比較だが、府中と条件が異なるため参考にならないとのこと。二つ目は組合と市の依頼した不動産鑑定士の評価額だ。原価方式と収益方式を採用したとのことで、その結果は組合は7億4,090万円、市は6億円~7億円の評価が出されたそうだ。そのうえで市は組合提示額6億円は妥当との結論だった。
質疑でいくつか問題点を指摘した。特に保留床面積の36%が車路(入出路)になっているが、車路はマンション居住者や業務用にも利用される、なぜ市がすべて購入しなければならないのかである。答弁では「第2地区(伊勢丹・フォーリス)も同様」とのことだが、今回の駐車場購入は異例の処置であり前例は参考にすべきでない。最後に意見を求められ、私は「価格の妥当性はともかく、民間売却の可能性もありながら、市の購入によって市負担は当初の160億円を上回ることになり了承できない」と述べた。委員会全体としては「了承」の意見が多数となり、9月議会に補正予算が出されることになった。
質疑でいくつか問題点を指摘した。特に保留床面積の36%が車路(入出路)になっているが、車路はマンション居住者や業務用にも利用される、なぜ市がすべて購入しなければならないのかである。答弁では「第2地区(伊勢丹・フォーリス)も同様」とのことだが、今回の駐車場購入は異例の処置であり前例は参考にすべきでない。最後に意見を求められ、私は「価格の妥当性はともかく、民間売却の可能性もありながら、市の購入によって市負担は当初の160億円を上回ることになり了承できない」と述べた。委員会全体としては「了承」の意見が多数となり、9月議会に補正予算が出されることになった。
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