午前中は、「ハマスホイとデンマーク絵画」展で、ハマスホイ以外の画家の気になった作品、惹かれた作品を図録からスキャナーでパソコンに取り込んでみた。
さらに図録に掲載している論説「19世紀デンマーク美術――自然の忠実な観察から詩情あふれる象徴主義へ」(ピーダ・ナアゴー=ラースン(デンマーク国立美術館学芸課長))、「ヴィルヘルム・ハマスホイと19世紀末コペンハーゲンの室内画」(萬屋健司(山口県立美術館学芸員))を読んだ。
論説は、拡大鏡を使って休み休みしてやっと読了。
これよりいつものとおり付近をウォーキング&コーヒータイム。喫茶店では何を読むか、難しい。活字の大きい本は大型本になり、リュックで持ち歩くのはつらい。文庫本では活字が小さくて、最近は持ち歩いてもほとんど読めない。
喫茶店で拡大鏡を取り出すのは少々恥ずかしい。文庫本でも活字の大きいのはあるが、あまり好みではない時代小説が多い。
百円ショップで購入した+1.0の老眼鏡では度が強すぎる上に、左右同じ度数なので合わない。かえって目がまわる。
冊数が半分になった本棚を探して「旅芸人の手帖」(宮崎進)を見つけた。これはいただいた貴重な本。これならば50センチくらいの距離でも十分に読める活字の大きさである。再読であるが、宮崎進の初期の作品を味わいながら充分に楽しめる。