Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

読了「老いの深み」

2024年07月05日 21時49分34秒 | 読書

   

 買い物をする前に涼んでいた喫茶店で短時間の読書。「老いの深み」(黒井千次、中公新書)の最後の4編、「鮮度の異なる〈老後の自由〉」、「行事か事件か、転倒問題」、「歳上女性からのいたわり」「西日に感じた宇宙」を読み終えた。

六十代以降の「自由」は、前から自由業を営んできた人の自由と、新しくそれを手に入れた人の自由とでは質が異なる。・・・・定年を迎える人の手に入れる自由は新鮮であるのに対し、長く自由業生活を送った人の自由はもうかなり草臥れているような気がする。・・・・長く自由業を営んで来た人の自由はもう十分に古びており、次第に無為と似たものになってきている。老齢化という変化に助けられ、自由の中にあった危険な棘は失われつつある。老人こそ、自由に気をつけるべきなのかもしれない。」〈鮮度の異なる〈老後の自由〉〉

 この視点は新鮮である。学生時代の友人とつき合う時、やはりサラリーマンであった私などの意識ばかりでつき合おうとすると、会話が成り立たなかったり、意志の疎通に齟齬をきたすことがあった。その原因のひとつがこういうことだったのかもしれない。この指摘も大切な指摘として覚えておきたい。


減量中

2024年07月05日 20時17分07秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 夕食までの間に、印刷会社から贈られてきた校正刷りを点検して3校まで作ってもらった。つい先ほど校了。いつもながら素早い対応に感謝である。予定より1週間早く出来た。これで7月22日の幹事会に納品してもらえる。肩の荷が降りた。

 いつもなら、肩の荷がおりて、少し余計にお酒に手を伸ばすのだが、かかりつけ医の指導で減量中のために自重。マイナス5キロから、減量は停滞している。この壁を乗り越えないと次に進まない。耐えどころである。
 以前に減量したときにも、壁はいくつもあり、それを乗り切ると次のステップは意外と楽であった。若い時のようには短時間での減量は無理だが、リバウンドしない減量にしたい。
 30歳の時の17キロの減量はリバウンドしなかった。25年かけて少しずつ8キロほど元に戻った。その後の体重増は想定外。せめて50代後半の体重に戻りたいものである。

 


ウォーキングで心地よい汗

2024年07月05日 19時30分24秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日も熱中症警戒アラート・光化学スモッグ注意報・雷注意報が出た。3日連続である。14時ころに最高気温34.3℃。昨日より0.4℃低いとはいえ、また暑さに少し慣れてきたとはいえ、体には良くない気象条件である。

 こんななか、となりのターミナル駅のそばのショッピングセンターまでウォーキング。日陰の道を縫うようにして5千歩ほど歩いてから到着。すぐには暑さと汗で買い物もできないので、喫茶店で一服。大きめのハンカチもすぐに濡れてしまった。
 買い物の目的は、運動靴とサンダルがぼろぼろに見えるようになったので、ウォーキングシューズと軽いウォーキングにも耐えられる少し高めのサンダル。合わせて1万4千円ほど。そのほか百円ショップなどで買い物をしてから、帰途もウォーキング。

 帰途の途中のコンビニでヨーグルトと塩飴でさらにひと息。帰宅したら1万歩を超えていた。二日続けてウォーキングで心地よい汗を大量にかいた。着ていたものはぐしょぐしょのため、シャワーののちは着替えてクーラーで体を冷やし、疲労回復のため梅干しをひとつ口に入れてから15分の昼寝。

 贅沢と言えば贅沢な一日の過ごし方である。