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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

丹沢・箱根は雪の予報も‥

2017年03月26日 23時04分21秒 | 天気と自然災害
 本日は時間雨量換算5ミリ未満の冷たい雨が降り続いた日曜日。昨夜の深夜0時の9.2℃が最高気温になるようだ。日中は予報どおり6℃程度であったらしい。朝9時では4.7℃の表示である。雨の区域は終日南から北上しているが、暖かい風ではない。
 とても桜の開花宣言の後の天気ではない。強風注意報も解除されていない。このまま朝までこの寒さと雨が続く予報になっている。丹沢・箱根は雪が降るかもしれない。


「これぞ暁斎!」展 書き忘れたこと

2017年03月26日 19時46分04秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
         


 「百鬼夜行図屏風」(1872-90)のことを記載した部分で書き忘れたことがあった。右隻の右上部に楕円形の球体の顔から直接羽が生えた妖怪が描かれている。一見蝙蝠から胴体を無くしたような姿態である。私はこの形を見た時に、カトリックの絵画で描かれる「セラフィム=熾天使」を思い出した。天使の9つの位階の最上位の天使である。生保マリアの昇天図などに子どもの顔から直接羽が生えた図像で描かれる。一見赤子のような形である。ムリーリョ「無原罪の御宿り」では左上に描かれている。
 1872(M4)年以降、キリスト教が合法化されて以降に暁斎は多分このような絵画は見ていると思われる。それがこの「百鬼夜行図屏風」にも反映されているのではないか」と思った。
 いろいろなものを貪欲に吸収し、描き尽くそうとした暁斎ならではの作品のように感じた。

本日の読書‥

2017年03月26日 17時53分39秒 | 読書
 外に出かける気力はなくなり、朝から読書タイム。

・高階秀爾「バロックの光と闇」
・鎌田浩毅「地球の歴史(中)-生命の登場」(中公新書)
・今橋理子「江戸の花鳥画」(講談社学術文庫)


 どの本もまだ読み終わるところまでは行っていない。ジャンルの違う本なので疲労感はないが、それでも家に籠っての読書というのはあまりはか(量)が行かない。
 学校でたっぷりと長時間の3科目の授業を受けたような気分だが、「もう活字を見たくない」という疲労感はない。
 夕食後は少し趣きを変えて、今話題となっている

・呉座勇一「応仁の乱」(中公新書)

を読んでみたい。ただしこれに手間取ると前の3冊の進行に影響を及ぼしてしまうので、読み始めたら一気読みしたいが、出来るだろうか。


冷たい雨の一日

2017年03月26日 12時28分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日の横浜の日中の最高気温の予想は6℃とかなり低い。昨日までとは随分と違う。そして雨が明け方から降り続いている。しかも強風注意報が出ている。ただし今のところ団地内の樹木は揺れていない。無風である。
 東京では桜の開花宣言が発せられたが、横浜ではまだ。この様子では一気に開花して、一気に散るというパターンになっているような気がする。桜を愛でる時間は短そうである。
 4月1日に花見の予定がふたつ重なっている。ほんとうは大勢でわいわいとする花見よりも、妻とのんびり歩きながら、人が大勢見に来ない桜を訪れたい。今年はそのような機会はなさそうである。たぶんは宴会に参加する私を置いて妻はひとりで桜見物に出かけると思われる。桜を見て回るのが毎年の妻の楽しみ。私がいないほうがのんびりできるのであろう。
 そして多磨霊園に花見を兼ねて墓参りに毎年出かけることにしている。今年は日程がうまく合うであろうか。都内や横浜市内よりは1週間近く遅れて見頃を迎える。

 この冷たい雨ではとても葉山の神奈川県立近代美術館まで出かける気力はでない。昨晩「断念」と決断しておいて気分的には楽になった。