Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ウォーキングの目標を再設定

2016年12月02日 23時29分04秒 | 山行・旅行・散策
 10月と11月、ウォーキングによる運動量が少なかったので、12月は目標を再度設定し直することにした。暫くは昼間だけでなく、夜のウォーキングにも精を出したい。
 本日も先ほどまで1時間ほど、8千歩余り歩いてきた。これで本日の歩数は2万1千歩。昔のようにランニングスタイルではなく、上にダウンを着るというスタイルであるので、帰宅するころには汗がかなり出ている。妻にはダウンが湿っぽくなるので、やめてほしい、といわれている。何か方策を考えなくてはいけない。

 明日は朝9時45分には関内駅まで行かなくてはいけない。その後退職者会の「健康麻雀クラブ」の第1回大会の取材をしてから、講座に出席し、そして夜の忘年会と続く。関内から講座の行われる場所までは、80分ほど歩いてみる予定である。忘年会の後はあまり酔っぱらわずに一次会のみで終了して、また1時間近く歩いて帰る計画を立ててみた。もろもろ合わせて2万歩を超えたい。
 たくさん歩いたからといって原料にはならないが、コレステロール値の現象や血圧にはいい効果は期待している。少なくとも気分は爽快になる。

 これからカメラの用意をして、早めに就寝しなくては‥。

「円山応挙展」(根津美術館)

2016年12月02日 20時21分32秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日は好天気に浮かれるように表参道駅近くにある根津美術館を訪れた。目当ては「円山応挙-「写生」を超えて-」展。今月の18日までが会期となっている。13時30分からのスライドレクチャー(45分)にどうやら間に合った。レクチャー会場は満杯になっていた。130名という定員が死されていたが、それよりも多かったような気もする。異常ともいえるあの若冲展の人出には遠く及ばないが、随分と人気がある。
 展示室も多くの人がいて、遠くからの鑑賞は無理であった。第1室の作品の前の人の列は1列。なんとか肩越しと人の合間から見ることが出来た。しかし第2室の写生図帖などの類は人の頭に覆われ、残念ながら断念。また第5室の「七難七福図巻」も多くの人だかりでこれも断念せざるを得なかった。レクチャー終了後1時間の感傷で退散した。
 レクチャーは根津美術館の野口剛学芸課長。初歩的な知識に自身のない私にもわかりやすい説明である。
 「雲竜図屏風」「藤花図屏風」「秋野暁望図」「雪中山水図屏風」「筍図」「薔薇文鳥・朝顔図」「山水図」など惹かれた作品が多数あった。

 まだ頭の中の整理ができていないのでおいおい感想を述べていきたい。



本日は「円山応挙」展

2016年12月02日 11時39分13秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 私の行動の半分はその日の、あるいはその場のとっさの思い付きである。たぶん多くの人の行動もそうであると確信している。残り半分は今の私には少なくとも一か月前からの予定である。その半分(全体の約4分の1)は事前に知らされ、人から与えられた行動だが、残りはかなり綿密な計画に基づく。
 全体の4分の1に相当すると思っている綿密な行動であっても予定通りならばつまらない。旅行に行っても大枠は綿密な計画に基づくが、細かいところはかなり思い付きである。
 この思い付きというのが、面白い。あくまでの綿密な行動計画の上に、とっさの判断の応用力である。自分にとって刺激的で面白いという意味での価値ある行動となるのは、それを選択した瞬間から終了までの自分の思念の質によると信じている。
 とっさの行動を選択しながら、その動きによって得られた刺激にいろいろ思いめぐらすのが楽しい。分からないことは宿題としたり、景観の舎者選択をしてどれを記憶に留めるのか、この景観の歴史的根拠は何なのか、文章に表現できなくとも自分の頭の中での了解に至るまでが楽しい。頭の中では、けっして回転のいい思念ではないが、それなりに血が駈け廻ってエネルギーを消費しているはずだ。
 とっさの行動といっても猪突猛進とは違う。傍から見れば無定見で脈絡がないように見えるかもしれないが、本人の中では全部どこかでつながっている。

 長い、他の方にはとてもつまらない前書きはその辺で、終了。

 本日の思い付きは、根津美術館の「円山応挙展」。今は「若冲論」アンソロジーで頭が混乱するかもしれないが、「写生」という観点から比較される両者でもある。もともと雪松図屏風にはたいそう惹かれた。
 定年を前にした2010年に三井記念美術館で雪松図屏風を含め、「円山応挙-空間の創造-展」が応挙の作品をたくさんみた最初であった。しかしその時は「藤花図屏風」は見ることが出来なかった。今回は雪松図屏風は前期展示ということでもう見ることは出来ないが、「藤花図屏風」を見ることが出来る。評判の高い「秋野暁望図」も見ることが出来る。