家に閉じこもりの元日に聴いた曲は、パブロカザルスの「鳥の歌」。
ウィキペディアによると「『鳥の歌』は、パウ・カザルスの編曲・演奏によるカタルーニャ民謡で、編曲・演奏者の最大のチェロのレパートリー。1971年10月24日の世界国際平和デーにて国際連合本部でのアンコール演奏にも現れ、世界的に放送された。原曲はカザルスの故郷カタルーニャのクリスマス・キャロルであり、聖誕を鳥が祝っている様子を歌っている。鳥が「peace」とさえずるように演奏することで有名である。
イ短調。4分の2拍子と4分の3拍子が混じる。このためリズム感は薄い。チェロとピアノまたは管弦楽の2通りの編曲がある。簡単な二部形式。」と記載されている。

私の持っているCDの1枚は、1961年のホワイトハウス演奏会でのパブロ・カザルスとピアノによる演奏。時々84歳のカザルスの気合いともいうべき声も録音されている。年の割には張りのある音である。11番目の録音。

2枚目は1954年の音源らしい。カザルスの編曲によるオーケストラ版。最初に奏でられるバイオリンが美しい。これも11番目の録音である。
http://youtu.be/frizJZee0dE
そして最後がユーチューブで聴くことのできる1971年94歳のカザルスが国連で演奏した「鳥の歌」。オーケストラ版である。残念ながら老齢で満足な演奏とはとても言えない。しかし歴史的な価値はある演奏である。
冒頭の発言は「私はカタルーニャ人です。今日、スペインの州の一つとなっているカタルーニャです。カタルーニャはどうなったでしょう?カタルーニャは世界で最も偉大な国となりました。カタルーニャの短い民謡を演奏します。「鳥の歌」という曲です。空高く舞い上がる鳥たちはこのように歌います…。平和!平和!平和!それはバッハやベートーヴェン、ほかのあらゆる偉大な音楽家も愛し、讃えたであろう音楽です。美しく、私の祖国カタルーニャの魂とも言うべき音楽です。」
この曲を弾きたくてチェロを志す人もたくさんいる。一昨年、横浜のみなとみらいホールでの堤剛の「バッハ無伴奏チェロソナタ全曲演奏会」でのアンコールもこの「鳥の歌」であった。
ウィキペディアによると「『鳥の歌』は、パウ・カザルスの編曲・演奏によるカタルーニャ民謡で、編曲・演奏者の最大のチェロのレパートリー。1971年10月24日の世界国際平和デーにて国際連合本部でのアンコール演奏にも現れ、世界的に放送された。原曲はカザルスの故郷カタルーニャのクリスマス・キャロルであり、聖誕を鳥が祝っている様子を歌っている。鳥が「peace」とさえずるように演奏することで有名である。
イ短調。4分の2拍子と4分の3拍子が混じる。このためリズム感は薄い。チェロとピアノまたは管弦楽の2通りの編曲がある。簡単な二部形式。」と記載されている。

私の持っているCDの1枚は、1961年のホワイトハウス演奏会でのパブロ・カザルスとピアノによる演奏。時々84歳のカザルスの気合いともいうべき声も録音されている。年の割には張りのある音である。11番目の録音。

2枚目は1954年の音源らしい。カザルスの編曲によるオーケストラ版。最初に奏でられるバイオリンが美しい。これも11番目の録音である。
http://youtu.be/frizJZee0dE
そして最後がユーチューブで聴くことのできる1971年94歳のカザルスが国連で演奏した「鳥の歌」。オーケストラ版である。残念ながら老齢で満足な演奏とはとても言えない。しかし歴史的な価値はある演奏である。
冒頭の発言は「私はカタルーニャ人です。今日、スペインの州の一つとなっているカタルーニャです。カタルーニャはどうなったでしょう?カタルーニャは世界で最も偉大な国となりました。カタルーニャの短い民謡を演奏します。「鳥の歌」という曲です。空高く舞い上がる鳥たちはこのように歌います…。平和!平和!平和!それはバッハやベートーヴェン、ほかのあらゆる偉大な音楽家も愛し、讃えたであろう音楽です。美しく、私の祖国カタルーニャの魂とも言うべき音楽です。」
この曲を弾きたくてチェロを志す人もたくさんいる。一昨年、横浜のみなとみらいホールでの堤剛の「バッハ無伴奏チェロソナタ全曲演奏会」でのアンコールもこの「鳥の歌」であった。