Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

慌しかったが充実した一日

2012年12月14日 20時18分10秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 昨日撮影した写真がかなり暗かったので、午前中いっぱいかけて補正した。本当は昨夜に終えたかった作業だが、晩酌の焼酎1杯ですっかり気持ちよくなって寝てしまった。早めに届けようということで、ほぼすべての画像について朝から画像の補正作業に精を出した。といっても単純な作業の繰り返し。色調を変えずに明るい画面にする作業。補正のための簡単ソフトで同じような作業を繰り返した。ただ元の画像のデータ量に較べて補正後のデータ量が1/3位に減少するので、大きく引伸ばしたときに画像が荒れてしまうのが心配になった。がそれほど大きくは印刷することはないだろうと高をくくっている。
 結果として画像は多少は明るく改善したと思う。午後になってそれを届けに関内まで(むろん歩いて)行った。

 コメントに対するコメントでも記したが、私の場合カメラはあくまでも余技である。市長も参加するイベントで、なおかつとても暗い開港記念会館という会場のため、技術云々よりも度胸とエイヤッという気概でシャッターを押すこと、そして集合写真のときにみんなを和ませる話術、これが求められる。技術は二の次という強引さ・楽しさ・図々しさが、この場合カメラマンに求められると感じる。そういった意味でもの怖じしないというか、長年この局の仕事に携わり人前で振舞うことに慣れていることで頼られていると思う。こういう人材が来年いるといいのだが‥。
 だからといっては語弊があるが、機材は大したことはない。ずいぶん前に購入した、未だにコンパクトフラッシュを使用しているニコンのイオスキッスデジタルX、レンズはシグマの17-70ミリズーム、ストロボはニッシンの24-105ミリズーム用。そして三脚。
 しかし今年の写真どうしたことかピントが甘く、これは補正できなかった。やはり技術がないな、とあらためて実感した。それでも図々しく局の担当者に補正前のデータと補正後のデータを並べてCDに落としたものを届けてきた。
 来年に予定している打ち上げに参加させてもらうことにした。むろん自分で飲み食いする分は自分で負担するのが前提だ。でも誘ってくれるのはとてもうれしい。

 その後、神奈川大学によって「ヨーロッパの芸術を旅する」という講座の五回目(最終回)を受講してきた。
 今回は「オランダの風俗画と風景画」ということで、フェルメールとロイスダールを取り上げて説明を受けた。ロイスダールは名前を聞いたことがあるといった程度の知識しかなかったが、オランダ・西ドイツの森を題材とした豊かな自然描写にとても惹かれた。その絵画に描かれたものが象徴する理念などとても興味深かった。
 そして今回のシリーズはこれで終了するものの、来年5月・6月にこれ以降のヨーロッパ絵画の歴史を概観する5回連続講座を同じ講師で予定しているとの予告があり、これも申し込もうと考えている。
 フランスのロココからクリムト、ルネラリックまでの絵画を中心としたヨーロッパの芸術の歴史をたどる、とのことだ。絵画の歴史には疎い私にはとても刺激的だし、また講師の伊坂教授の講義の仕方、話のテンポなどとても満足している。引き続き楽しみである。