蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

微妙に無神経な男

2009-03-20 01:03:51 | 中国食文化
みなさんはもうすでにご存じだろう。
私がとってもシャイでナイーブな男の子であることを。

東に病気の子供があっても、
看護婦さんに会うのが恥ずかしくて見舞いに行かないし、
北に喧嘩や訴訟があっても、
恐ろしくてビクビクしているだけだし。

嗚呼!
なんと、シャイでナイーブなんでしょう、私は。

そんなシャイーブな私も中国に揉まれて3年半。
徐々にだけど、中国ナイズされシャイーブさも和らいでいる。
あくまでも、徐々にだけどね。

シャイーブな私は、胃腸もシャイーブ。
おっそろしいくらい、すぐ腹をこわす。
なので、中国の食事が合わなかったら困るので、
日本からいろんな食料品を持ってきている。

カレーのレトルトは当然のこと、
醤油だって日本のものをつかっているし、
場合によっては、米だって持ち込んでいる。

しかし、意外と杭州の食事は口に合う。
日本から持ってきたものを食べないでも済んだりする。
すると、さすがにレトルトだって賞味期限が切れる。
たまに確認してないと、気がついたら期限が切れてる。

これまでだったら、
日本に住んでいた頃だったら、
お腹の調子を考えて、絶対に手を出さない。
残念だけど、ゴミ箱にさよ~なら~、だった。

しかし、ここ中国では日本食品は貴重。
そして、私の中でも当然信用度は高い。
ちょっとくらい期限が切れていたって平気。

ちょっとどころじゃないのも、
一瞬考えるだけで、
「ま、いいか」と食べてしまう。
このシャイーブな私が、である。

人間は変わるもんです。
順応していくもんです。
たくましくなっていくもんです。

微妙にだけど。
あくまでも、ほんの少しだけだけど。

だって、中国のものは賞味期限が切れていたら絶対に手を出さない。
いや、それどころか、はじめかっら記載された期限を信じていない。
だから、ちょっとでもやばいと感じたら、速攻でさよ~なら~!


*写真は向かって左は歌舞伎揚げみたいなせんべい。おいしい!
右は「マンゴー味」のポテトチップス。これもおいしいよ。

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