蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

男はマメなほうがいい、と誰かが言った。

2008-05-03 01:13:43 | 中国食文化
しかし、それは時と場合による。

日本にいる時から中国の食の話題が出ていた。
もちろん、バリバリマイナス方面だが。

テレビでは中国の食材はこんなにも危ない、なんて放送ばかり。
「そんなの百も承知だ。何をいまさら」と強がってはいたが、
内心は「マジでいやだなあ」なんて思っていた。

あるテレビでは
「野菜を水につければ残留農薬は取れる」
とやっていた。

野菜は食べざるを得ない。
ならば、微量でも農薬除去を行おう。
今更ながらそう思い、最近は時間に余裕があれば必ず水につけておくようにした。
その水は大丈夫なのか、というつっこみは無視して。

果たして効果はあるのか?
やっても無駄じゃないのか?
などと、思いながらも、やらなきゃわからん、と思って続けている。

で、写真。
なんの変哲もないお茶碗。
でもよく見て下さい。
なんとなく、オレンジ色っぽいでしょ。
拡大するとよく分かりますよ。

そうです、野菜をつけた後なんです。
オレンジ色の野菜をつけた後なんです。
オレンジ色の野菜と言ったらもうこれしかない。
そうです、そうです、ニンジンちゃんです。

ニンジンをしばらく水につけて、
それをザルに移した後の茶碗の写真が、これなんです。
どうです、見事に色が落ちているでしょ。
この間、わずか30分くらいですよ。

もちろん、つけたのは皮をむいて刻んだ後のニンジンですよ。
それなのに、ほんの30分ほどで色が見事に落ちています。
「色落ち注意」と書かれたジーンズよりも見事です。


はあ~。
知らなきゃよかった。
いつも通り、ずぼらな人間でいるべきだった。
やっぱり「無知」って素晴らしい。
「無知」って無敵。

なんか長生きできるんだろうか・・・・・。

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