蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

「勝手に名乗る杭州食文化研究所」報告

2006-12-22 01:50:19 | 中国食文化
季節はもうすぐクリスマス。
去年同様、こちらは微妙にクリスマス。
スーパーの店員がサンタ帽をかぶるクリスマス。
だけど、愛想はいつもどおりのクリスマス。
25日を過ぎても店頭に「メリークリスマス」って書いてあるクリスマス。
結局、一年中店頭に「メリークリスマス」って書いてあるクリスマス。

でも、話はクリスマスと関係なし、念のため。
ただ、何となく書きたかったから書いただけ、悪しからず。

さて、本題。
こちらに日本人が来るとそれに便乗していいホテルに泊まっちゃったりする。
つい最近も日本人が来たので、いつも通りちゃっかり便乗。
今回は西湖天地の傍にあるソフィテルホテルという5つ星ホテル。

で、当然ながら、朝食が付いている。
ビュッフェ形式の朝食が付いている。
ボクはいつも普段食べない洋食を食べる。
日本では絶対に和食を食べていたのに。
人間、いろいろと変わるものです。

そして中でも必ず皿に取ってしまうのが、「フレンチトースト」。
あの、食パンを卵と牛乳と砂糖に浸して焼くという、
どうしたらそんな考えが浮かんでしまったの?という「仏風焼きパン」。

いままで、杭州では3カ所の5つ星ホテルに泊まった。
武林門にあるラディソン、西湖の畔にあるシャングリラ、そしてソフィテル。
この全てで朝食にフレンチトーストを食べた。

結果、
一番おいしかったのはラディソンのもの。
これは明らかにフレンチトーストだった。
ボクが知っていたフレンチトーストだった。
涙が出るくらいちゃんとしたフレンチトーストだった。

ソフィテルは杭州でも数多くある「両岸珈琲」という洋食屋で朝食だったのに、
結果は、「ふ~ん」って感じ。
ついでにコーヒーも「ふ~ん」って感じ。
今度「両岸珈琲」に行く機会があってもフレンチトーストは頼まないな。

ちなみに、シャングリラのは最悪。
だって、すごい固いんだもん。
ぐちゃぐちゃ感が全くないんだもん。
あんなのフレンチトーストじゃないやい。

他のホテルのフレンチトーストも食べてみたい。
今一番気になっているのは、ハイアットリージェンシー。
ものすごい綺麗な外観。
ロビーもおどろくほど綺麗。
誰か、ここに泊まらない?


*写真は諸葛八卦村の壁に書いてあった八卦図。