久しぶりに購入書籍整理。
細かく何時買ったのか忘れてしまったので、もしかしたら前回と重複しているかも。
まあ、そんなことを覚えている人はいないだろうが。
あ、そうだ、ちなみにまだ「天聖令」は売っておりません。
まずは、史料関係。
1.陳尚君『旧五代史 新輯会證』全12巻(復旦大学出版社、2005年)
『旧五代史』はもともと逸書なんだけど、これをホントにいろいろな本から逸文を集めてきて、きちんと判定し、そしてそれを国別にわけて、丁寧に列伝・志までつけている。「前言」(というより、もう立派な論文)は『旧五代史』をめぐる研究史・書誌学史。頭が下がります。
2.『国語』(齊魯出版、2005年)
算数、理科、社会・・・・・
3.『戦国策』(齊魯出版、2005年)
『国語』と同じシリーズ本。
4.『括地志輯校』(中華書局、1980年)
なんだろう、なんか思わず買ってしまった。
5.『元和郡縣図志』上下(中華書局、1983年)
いや、なんか、地理関係を買っているけど、これまた意味なし。
6.『開元占経』(中央編訳出版社、2006年)
持っているんだよ、別の出版社のを。でもね、でもね、わかるでしょ。ボクと同じ病気の人には。買わずにはいられないのだよ。この病気は、ホントに他人に迷惑がかかる、特に同居している人には。経済的にも、空間的にも。ホントにたちの悪い病気。
7.鄭炳林著『敦煌写本 解夢書校録研究』(民族出版社、2005年)
敦煌文書の解夢書が一冊にまとめられているとってもお得な本。だって、25.8元。それに、付録として内容検索が出来るようになっている。たとえば、「夫妻」なんてのを調べると、関連項目がずらっと並んでいる。便利、便利。
8.韓理洲輯校編年『唐高祖文集 輯校編年』(三秦出版社、2002年)
唐の高祖の時代に関する文章(詔だの金石文だの)を年代順に集めたもの。
9.盧盛江校考『文鏡秘府論彙校彙考[附]文筆眼心抄』全4巻(中華書局、2006年)
言わずと知れた空海著の『文鏡秘府論」。これにかなり本気で校異を付し、さらに考釈を付けている。その本気度が4冊という大部の本になったとみる。『文鏡秘府論』は今後は、これを参照しないと話にならないかもね。といっても、ボクの守備範囲ではないが。
続いて、工具類。
10.趙国璋・潘樹広主編『文献学大辞典』(広陵書社、2005年)
こういうものは買っておいて損はない。絶対使うだろうし。
研究書関係。
11.陳遵嬀著『中国天文学史』上中下(上海人民出版社、2006年)
しかしなぜ、中国はこんなにまでこの手の本が次から次へと出版されるのでしょうか?上記の『開元占経』にしろ『解夢書』にしろ。日本ではこんな分野は、滅多に出版されないだろうに。特にこれ、第五編の「天象記事」がすごい。執念深く、様々な天象記事(日食・月食など)を様々な史料から拾い上げ、膨大な表を掲載している。
12.楊寛著『中国古代都城制度史』(上海人民出版社、2006年)
「古代」とかいっときながら、明清の北京まであったりする。
13.呂浩著『『篆隷萬象名義』研究』(上海古籍出版社、2006年)
あ、これも空海の本だ。この本、付録がすごい。本の半分以上が付録。どっちが本編?って感じ。『篆隷萬象名義』の重文と校勘記が付録。
なんか、今回は中国人の執念深さ、念の入れ様を見せつけられた本が多かったなぁ。
*写真は阿育王寺の鑑真渡日碑。
細かく何時買ったのか忘れてしまったので、もしかしたら前回と重複しているかも。
まあ、そんなことを覚えている人はいないだろうが。
あ、そうだ、ちなみにまだ「天聖令」は売っておりません。
まずは、史料関係。
1.陳尚君『旧五代史 新輯会證』全12巻(復旦大学出版社、2005年)
『旧五代史』はもともと逸書なんだけど、これをホントにいろいろな本から逸文を集めてきて、きちんと判定し、そしてそれを国別にわけて、丁寧に列伝・志までつけている。「前言」(というより、もう立派な論文)は『旧五代史』をめぐる研究史・書誌学史。頭が下がります。
2.『国語』(齊魯出版、2005年)
算数、理科、社会・・・・・
3.『戦国策』(齊魯出版、2005年)
『国語』と同じシリーズ本。
4.『括地志輯校』(中華書局、1980年)
なんだろう、なんか思わず買ってしまった。
5.『元和郡縣図志』上下(中華書局、1983年)
いや、なんか、地理関係を買っているけど、これまた意味なし。
6.『開元占経』(中央編訳出版社、2006年)
持っているんだよ、別の出版社のを。でもね、でもね、わかるでしょ。ボクと同じ病気の人には。買わずにはいられないのだよ。この病気は、ホントに他人に迷惑がかかる、特に同居している人には。経済的にも、空間的にも。ホントにたちの悪い病気。
7.鄭炳林著『敦煌写本 解夢書校録研究』(民族出版社、2005年)
敦煌文書の解夢書が一冊にまとめられているとってもお得な本。だって、25.8元。それに、付録として内容検索が出来るようになっている。たとえば、「夫妻」なんてのを調べると、関連項目がずらっと並んでいる。便利、便利。
8.韓理洲輯校編年『唐高祖文集 輯校編年』(三秦出版社、2002年)
唐の高祖の時代に関する文章(詔だの金石文だの)を年代順に集めたもの。
9.盧盛江校考『文鏡秘府論彙校彙考[附]文筆眼心抄』全4巻(中華書局、2006年)
言わずと知れた空海著の『文鏡秘府論」。これにかなり本気で校異を付し、さらに考釈を付けている。その本気度が4冊という大部の本になったとみる。『文鏡秘府論』は今後は、これを参照しないと話にならないかもね。といっても、ボクの守備範囲ではないが。
続いて、工具類。
10.趙国璋・潘樹広主編『文献学大辞典』(広陵書社、2005年)
こういうものは買っておいて損はない。絶対使うだろうし。
研究書関係。
11.陳遵嬀著『中国天文学史』上中下(上海人民出版社、2006年)
しかしなぜ、中国はこんなにまでこの手の本が次から次へと出版されるのでしょうか?上記の『開元占経』にしろ『解夢書』にしろ。日本ではこんな分野は、滅多に出版されないだろうに。特にこれ、第五編の「天象記事」がすごい。執念深く、様々な天象記事(日食・月食など)を様々な史料から拾い上げ、膨大な表を掲載している。
12.楊寛著『中国古代都城制度史』(上海人民出版社、2006年)
「古代」とかいっときながら、明清の北京まであったりする。
13.呂浩著『『篆隷萬象名義』研究』(上海古籍出版社、2006年)
あ、これも空海の本だ。この本、付録がすごい。本の半分以上が付録。どっちが本編?って感じ。『篆隷萬象名義』の重文と校勘記が付録。
なんか、今回は中国人の執念深さ、念の入れ様を見せつけられた本が多かったなぁ。
*写真は阿育王寺の鑑真渡日碑。