蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

おやじデビュー

2006-12-12 01:41:37 | 杭州・杭州周辺
デビューシリーズ第二弾。
てほどデビューしまくらないけど。
しかも年齢的にはすでにおやじだけど。

こっちの冬は寒い。
雨が降ったら当然寒い。

なのに、思ったよりみんな薄着。
こっちの人達って寒さに強い。
子供の頃からの鍛錬のたまもの。
都会っ子のボクは軟弱そのもの。

と思っていたら、最近秘密を知った。
寒くても多少平気な秘密を知った。

それは、

 「みんなステテコ穿いてやがる」

ってこと。

老いも若きも、男も女もだ。
おじいちゃんやおばあちゃん、
おじちゃんやおばちゃんが穿いているのは分かる。
でも、学生だってみ~んな当然のように穿いている。
若い女性だってみ~んなあったり前のように穿いている。

確かにスーパーに行くと、
「ステテコ販売特設コーナー」が設置されている。
いろんな種類のステテコが山のように積まれている。
いろんな年代の人達がうじゃうじゃと群がっている。

なるほど。
こうやって寒さに耐えてたわけだ。
今更ながらに得心がいった。

となると、一つ気になることがある。
こんなにみんなステテコを穿いているということは、
ステテコを穿いていても笑われることはない。

いや、むしろ、だからこそ、
そのステテコに差を付けるファッションもあるはずだ。
「そのステテコ、どこで買ったの?」
「武林門の高級デパートで買ったの」
「素敵ねえ、私もそれが穿きたいわ」
なんて会話が繰り広げられている可能性が高い。

そう、だから気になる。
ファッションに敏感な若者たちの間の会話が。
何がかって?

それは、
「勝負ステテコ」があるかどうかが。


 「勝負ステテコ」

すごい響きだ。
なんかすでに勝負に負けてる気もするが。

 「あ~、今日、私、勝負ステテコじゃないから、合コンいかない」

やっぱり、負けてるような気がする。

 「あれ、ステテコ見えてるよ」
 「いいの、これ見せステテコだから」

すごい、すごすぎる・・・・・
むごい、むごすぎる・・・・・


ちなみについにボクも購入。
ついにおやじの聖域に突入。
ボクの中では惨敗です・・・・