蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

ラーメンの本場

2006-01-10 00:53:55 | 中国食文化
杭州には日式拉面店がいくつかある。
代表的なのが、神田川と味千。
今日うちからそう遠くないところにある神田川へ。

店にはいるとふたり用のテーブルへ案内された。
テーブルは暗い赤と黒。
日本でもありがちな色遣い。
カウンターの前には日本酒の瓶が並ぶ。
ふと横を見ると、雑誌類が。
出された湯飲みには、相撲取りの絵が描かれている。

メニューを開き、
王道中の王道、チャーシュー麺とライスを注文。
ラーメンライスだ。

来た!!

・・・・・・

なんだ、色が妙に濃いぞ。
スープを啜る。
ぬるい。
ダシの味がしない。

麺をほおばる。
のびのび。
びよーん。
びよよよーん。

まずいっ!!
なんじゃこりゃ。

うーん、ラーメンの本場は日本だ、と思いっきり実感。

でも、せめてもの救いはチャーシューが旨かったことと、
ライスが大盛りだったこと。

そういえば、神田川は去年の反日デモのとき、標的になったと聞く。
それって、反日にかこつけた、
「おめぇの店、まずいんだよ!!」っていう抗議だったんじゃないの、ほんとは。

でもめげないぞ。
今度は御飯物に挑戦。
だって、他の客の多くはごはん物頼んでいたんだもん。
神田川ラーメンの売りは、ごはん物なのかも。
看板に偽りありだよね。