鳥海山を初めて観たのは18歳の夏、新潟から青森まで自転車で走った中のある日のことでした。
山を隠していた雲が突然に消え、その山はいきなり現れました。天に突き上がるかのような、威風堂々とした大きな山でした。
残雪を抱き、海や空とのコントラストも申し分なく、その山はいつまでも私の心に残り、増幅していったのです。
9月30日鳥海山(2236m、日本百名山)へ行ってきました。
絶好の秋晴れの中、草紅葉に覆われた山を歩けたのは幸せでした。
撮った写真が500枚余りあります。その中で、先ずは外輪山からの風景と、新山(山頂)の様子をご覧いただきたいと思います。
初めての鳥海山なので、人気の高い象潟口から登りました。歩い道順は、鉾立→賽の河原→御浜小屋→七五三掛→外輪山(文殊岳→伏拝岳→行者岳→七高山)→頂上(新山)→御室(大物忌神社)→外輪山→七五三掛→鳥海湖→御浜小屋→賽の河原→鉾立です。
写真は、撮影順に載せました。お花の写真は3回に分けたシリーズの最終回に、まとめてご覧いただきます。
では、スタートしましょう。
外輪山の最高峰七高山(2239m)です。新山に向かう道との分岐から近いので、ザックを置いて往復しました。
七高山、新山の分岐から観た新山です。
登山道が見えます。新山へはここからいったん鞍部へ地形図では崖となっている岩場を50mほど下り、再び登り返します。標識には新山までの距離は500mとありました。
新山への登りは直登、下りは左に見える御室へ向かいました。
七高山山頂です。修験などの山岳信仰の歴史が感じられました。
七高山から観た新山です。岩だらけの険しい山に見えます。では、新山に向かいます。
鳥海山は活火山です。新山は1801年の噴火で生じた溶岩ドームです。ごつごつした大きな岩ばかりですが、ルートを外さなければ大きな危険はありません。
新山山頂に着きました。山頂は数名しかいられないほどの狭さです。写真を撮ってすぐに下山しました。
新山から下りる途中で、岩場のテラスで昼食を摂り、無事に新山から下りてきました。
御室(大物忌神社)を経由して鞍部に下り、外輪山に向けて50mの岩場(崖)を登ります。
振り返っての新山です。
七高山、新山分岐まで登ってきました。荷物が軽くなったからか、足取りも軽いです。
多くのハイカーが御室から谷を通る千蛇谷コースで下山しましたが、ガスが登ってきそうだったので、あえて再び景色の良い外輪山を歩きました。
また、数人のハイカーとしかすれ違わず、静かな山歩きが出来ました。そして、思いもしないサプライズも(後ほどご覧いただきます)。
しばらくは、外輪山からの風景をご覧ください。
七高山です。
谷の下の方にガス(雲)が出てきていました。日中、気温が上がると海から山に向かって風が吹きます。
2か所ほど梯子がありましたが、概ね歩きやすい道です。
振り返っての新山です。
西側の景色です。
下の方からガスが登ってきています。
先ほど申したサプライズはこちらです。イワヒバリだと思います。イワヒバリは全長18cm、北海道と中部以北の高山で見られますが、こんなに近くで観たのは初めてです。
それにしても、見事な保護色ですね。
日本海沿岸に並ぶ風力発電の風車が見えます。
歩いてきた外輪山の山々です。
外輪山から下りてきました。最後に、もう一度山頂をご覧いただきましょう。
そして、これから少し遠回りして鳥海湖へ向かいます。続きは明日ご覧いただきます。
鳥海山へ行ってきました(その②)へ続く。
山を隠していた雲が突然に消え、その山はいきなり現れました。天に突き上がるかのような、威風堂々とした大きな山でした。
残雪を抱き、海や空とのコントラストも申し分なく、その山はいつまでも私の心に残り、増幅していったのです。
9月30日鳥海山(2236m、日本百名山)へ行ってきました。
絶好の秋晴れの中、草紅葉に覆われた山を歩けたのは幸せでした。
撮った写真が500枚余りあります。その中で、先ずは外輪山からの風景と、新山(山頂)の様子をご覧いただきたいと思います。
初めての鳥海山なので、人気の高い象潟口から登りました。歩い道順は、鉾立→賽の河原→御浜小屋→七五三掛→外輪山(文殊岳→伏拝岳→行者岳→七高山)→頂上(新山)→御室(大物忌神社)→外輪山→七五三掛→鳥海湖→御浜小屋→賽の河原→鉾立です。
写真は、撮影順に載せました。お花の写真は3回に分けたシリーズの最終回に、まとめてご覧いただきます。
では、スタートしましょう。
外輪山の最高峰七高山(2239m)です。新山に向かう道との分岐から近いので、ザックを置いて往復しました。
七高山、新山の分岐から観た新山です。
登山道が見えます。新山へはここからいったん鞍部へ地形図では崖となっている岩場を50mほど下り、再び登り返します。標識には新山までの距離は500mとありました。
新山への登りは直登、下りは左に見える御室へ向かいました。
七高山山頂です。修験などの山岳信仰の歴史が感じられました。
七高山から観た新山です。岩だらけの険しい山に見えます。では、新山に向かいます。
鳥海山は活火山です。新山は1801年の噴火で生じた溶岩ドームです。ごつごつした大きな岩ばかりですが、ルートを外さなければ大きな危険はありません。
新山山頂に着きました。山頂は数名しかいられないほどの狭さです。写真を撮ってすぐに下山しました。
新山から下りる途中で、岩場のテラスで昼食を摂り、無事に新山から下りてきました。
御室(大物忌神社)を経由して鞍部に下り、外輪山に向けて50mの岩場(崖)を登ります。
振り返っての新山です。
七高山、新山分岐まで登ってきました。荷物が軽くなったからか、足取りも軽いです。
多くのハイカーが御室から谷を通る千蛇谷コースで下山しましたが、ガスが登ってきそうだったので、あえて再び景色の良い外輪山を歩きました。
また、数人のハイカーとしかすれ違わず、静かな山歩きが出来ました。そして、思いもしないサプライズも(後ほどご覧いただきます)。
しばらくは、外輪山からの風景をご覧ください。
七高山です。
谷の下の方にガス(雲)が出てきていました。日中、気温が上がると海から山に向かって風が吹きます。
2か所ほど梯子がありましたが、概ね歩きやすい道です。
振り返っての新山です。
西側の景色です。
下の方からガスが登ってきています。
先ほど申したサプライズはこちらです。イワヒバリだと思います。イワヒバリは全長18cm、北海道と中部以北の高山で見られますが、こんなに近くで観たのは初めてです。
それにしても、見事な保護色ですね。
日本海沿岸に並ぶ風力発電の風車が見えます。
歩いてきた外輪山の山々です。
外輪山から下りてきました。最後に、もう一度山頂をご覧いただきましょう。
そして、これから少し遠回りして鳥海湖へ向かいます。続きは明日ご覧いただきます。
鳥海山へ行ってきました(その②)へ続く。
おはようございます。
ブロ友のさいちママさんのブログで鳥海山はお馴染みの山です。
綺麗な富士山型をしていますので、実際の山容がこのように溶岩でごつごつした岩肌だったとは、想像していませんでした。
イメージとして女性的でした。
全く違う姿に驚きました。
イワヒバリ初めて見ました!
ご無事でお帰りになって、良かったです。
お疲れ様でした・
秋田富士とも呼ばれるそうな鳥海山、イメージと全然違う活火山なんですね。
岩がごつごつの恐ろし気な外輪山、見るだけでも恐ろしいです。
1日で登られたようでお疲れになったと思うのに、朝5時にもう投稿されて、shuさんのエネルギーは超人的です!
天候に恵まれて良かったですね。
500枚ものお写真を整理するのは大変な作業ですね。
ゆっくりおやり下さい。
続きを楽しみにしています。
私は2016年の7月20日~21日にかけて登りましたので、写真を拝見した瞬間赤い印象が強く別の山かと思うほどでした、紅葉ですね。
Shuさんは日帰りされたと思いますが歩くのもブログも流石に早いですね、私は鉾立⇒外輪山⇒七高山が7時間、新山⇒千蛇谷⇒鉾立が6時間でした。
もう一度登りたいと思う山の一つですので、脚力の現状維持に努めたいと思います。
続編も楽しみです、よろしくお願いします。
月山かと思ってましたが、わが地元の鳥海山まできてくれてたんですね。昨日は天気も良くてよかったです。
そろそろ山は雪化粧の季節です。
今回イワヒバリに3度遭遇しました。高山の岩場に生息する鳥です。
近くによっても、ほとんど警戒しません。
ブログに掲載の写真は、なんとマクロモードで撮ったものです。
急に飛んできて、あわててモードを切り替えず撮ったもので、失敗かと思いましたが写っていました。
OLYUMPUS Toughのマクロモードの、ほぼ限界の焦点距離だったかもしれません。
今日は月山へ行ってきました。
ずっと曇っていて、折角の紅葉の見ごろですが、写真はいまいちです。
明日、もう一度登ろうかとも思いましたが、比較的簡単に登れる山なので、年をあらためて来たいと思います。
さて、秋田富士とも出羽富士ともよばれる鳥海山ですが、半世紀前の思い出は秋田県側からの眺めだったと思います。
この山は眺めてもよし、登ってもよし、語ってもよしの名山であることは間違いありません。
鳥海山へは以前から出かけたいと思っていました。
私が白山に15回登っていても、その魅力を伝えきれないように、この山の魅力も限りがないですね。
季節を変えてまた訪ねたいですが、いつになるか分かりません。
続編は、明朝アップできれば良いのですが・・
ヤマレコに投稿されておられる方ですか。
鳥海山の近くにお住まいとは、何とも素敵ですね。
冬の鳥海山も素晴らしいと思います。
是非ともご安全に。今後ともよろしくお願いいたします。
俗世間を離れて、命の洗濯ができますね。
今日は朝から東証のシステムトラブルで全銘柄の取引が停止し世の中は大騒ぎでした。
わたしは、家にいてひたすら俗世間にまみれていました。
羨ましい限りです。
shuは、今日も全くの世間知らずでした(笑)
東証がマヒすると大証はどうなったのかしら? などと、つまらないことを考えたりしますが、明日はいよいよ千葉に帰ります。
出来ればどこかへ立ち寄って、さらに秋を楽しみたいですね。
山形は、もうすっかり秋です。