7月27日から2泊3日の予定で北アルプスの鹿島槍ヶ岳を目指しましたが、体調不良のため種池のテント場で1泊して、28日に下山しました。
登山道(柏原新道)とテント場(種池)周辺で見かけた花をご覧いただきたいと思います。

登山口付近に咲いていたのはウツボグサ(シソ科ウツボグサ属の多年草)です。

少し歩くとツルアリドオシ(アカネ科ツルアリドオシ属の多年草)や、エゾアジサイ(アジサイ科アジサイ属の落葉低木)、ノリウツギが観られました。

またハクサンオミナエシ(スイカズラ科オミナエシ属 の多年草)も観られました。この花は標高が1650m付近まで多く観られました。

オオバギボウシ(リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草)、シロバナニガナ(キク科ニガナ属の多年草)、アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属の多年草)も咲いていました。早朝のためシロバナニガナの多くは花を閉じていて、僅かに開いたものを観たところ舌状花は9個ありました。
ショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)も観ましたが、花は終わっていました。
ゴゼンタチバナ(ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草)が出てきました。この花は登山道で一番多く見た花だったように思います。

ヤマブキショウマ(バラ科ヤマブキショウマ属の多年草)が現れました。同じバラ科のヤマブキに葉が似ていることからこの名が付いたようです。

ヤマブキショウマは雌雄異株で、この花は雄しべが見えるので雄株です。

こちらも雄株で、まだ蕾が多かったです。ヤマブキショウマを観ながら、休み休み歩きました。

種池山荘が見えてきました。しかしまだ400mほど登らなければなりません。頑張りましょう!

この後も次々と花が観られました。
40~50cmほどのセリ科の植物です。咲き出したばかりのミヤマセンキュウ(ミヤマセンキュウ属の多年草)のように思いました。

こちらはズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属の多年草)。尾瀬では花が終わっていたのに、こちらではこれからのようです。

エンレイソウ(シュロソウ科エンレイソウ属の多年草)も観られました。花は終わりです。

こちらは一緒に歩いていた方から名前を訊かれたのですが、答えられませんでした。画像検索で調べたら、クロトウヒレン(キク科トウヒレン属の多年草)の蕾に似ているようでした。
クロトウヒレンは本州の妙高山系、戸隠山、北アルプス、白山の亜高山帯から高山帯の開けた草地に生えます。基準標準は白山となっています。花期は7~9月なので、これからも観られるチャンスがあるかもしれません。

こちらは6月末に出かけた白山高山植物園近くの西山で観た、ヒメヤシャブシの若い果穂に似ていましたが、葉がそれよりやや広いように思いました。いずれにしてもカバノキ科ハンノキ属の仲間だと思います。

次はミヤマホツツジ(ツツジ科ホツツジ属の落葉小低木)です。雄しべの先が上を向いて巻いているのが特徴です。

その次はご存じヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属の多年草)です。たくさん観られました。

そして、こちらもお馴染みのハナニガナ(キク科ニガナ属の多年草)です。舌状花は11個ありました。

崩落跡地にミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草)が群生していました。

近くにはクルマユリ(ユリ科ユリ属の多年草)やヨツバシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク属の多年草)も咲いていました。


エゾシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク属の多年草)も観られました。

森林限界を越え、高山帯に入りました。目の前に種池山荘が見えてきました。
その手前はお花畑です。少し歩いては止まり止まっては歩くの繰り返しで、なかなか前へ進みませんでした。
ハクサンフウロ(フウロソウ科フウロソウ属の多年草)がたくさん観られました。

最後にご覧いただくのはアズマギク(キク科ムカシヨモギ属の多年草)です。大きなアズマギクが観られました。

正午に種池山荘に着きました。よくよく考えてみたら、この頃はまだ多少元気でした。
テントを設営後、その周辺を散策して写真を撮りましたので、続編でご覧いただきたいと思います。

その②に続きます。
登山道(柏原新道)とテント場(種池)周辺で見かけた花をご覧いただきたいと思います。


登山口付近に咲いていたのはウツボグサ(シソ科ウツボグサ属の多年草)です。

少し歩くとツルアリドオシ(アカネ科ツルアリドオシ属の多年草)や、エゾアジサイ(アジサイ科アジサイ属の落葉低木)、ノリウツギが観られました。


またハクサンオミナエシ(スイカズラ科オミナエシ属 の多年草)も観られました。この花は標高が1650m付近まで多く観られました。

オオバギボウシ(リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草)、シロバナニガナ(キク科ニガナ属の多年草)、アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属の多年草)も咲いていました。早朝のためシロバナニガナの多くは花を閉じていて、僅かに開いたものを観たところ舌状花は9個ありました。
ショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)も観ましたが、花は終わっていました。
ゴゼンタチバナ(ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草)が出てきました。この花は登山道で一番多く見た花だったように思います。

ヤマブキショウマ(バラ科ヤマブキショウマ属の多年草)が現れました。同じバラ科のヤマブキに葉が似ていることからこの名が付いたようです。

ヤマブキショウマは雌雄異株で、この花は雄しべが見えるので雄株です。


こちらも雄株で、まだ蕾が多かったです。ヤマブキショウマを観ながら、休み休み歩きました。


種池山荘が見えてきました。しかしまだ400mほど登らなければなりません。頑張りましょう!

この後も次々と花が観られました。
40~50cmほどのセリ科の植物です。咲き出したばかりのミヤマセンキュウ(ミヤマセンキュウ属の多年草)のように思いました。

こちらはズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属の多年草)。尾瀬では花が終わっていたのに、こちらではこれからのようです。

エンレイソウ(シュロソウ科エンレイソウ属の多年草)も観られました。花は終わりです。

こちらは一緒に歩いていた方から名前を訊かれたのですが、答えられませんでした。画像検索で調べたら、クロトウヒレン(キク科トウヒレン属の多年草)の蕾に似ているようでした。
クロトウヒレンは本州の妙高山系、戸隠山、北アルプス、白山の亜高山帯から高山帯の開けた草地に生えます。基準標準は白山となっています。花期は7~9月なので、これからも観られるチャンスがあるかもしれません。

こちらは6月末に出かけた白山高山植物園近くの西山で観た、ヒメヤシャブシの若い果穂に似ていましたが、葉がそれよりやや広いように思いました。いずれにしてもカバノキ科ハンノキ属の仲間だと思います。

次はミヤマホツツジ(ツツジ科ホツツジ属の落葉小低木)です。雄しべの先が上を向いて巻いているのが特徴です。

その次はご存じヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属の多年草)です。たくさん観られました。

そして、こちらもお馴染みのハナニガナ(キク科ニガナ属の多年草)です。舌状花は11個ありました。

崩落跡地にミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草)が群生していました。

近くにはクルマユリ(ユリ科ユリ属の多年草)やヨツバシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク属の多年草)も咲いていました。



エゾシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク属の多年草)も観られました。

森林限界を越え、高山帯に入りました。目の前に種池山荘が見えてきました。
その手前はお花畑です。少し歩いては止まり止まっては歩くの繰り返しで、なかなか前へ進みませんでした。
ハクサンフウロ(フウロソウ科フウロソウ属の多年草)がたくさん観られました。

最後にご覧いただくのはアズマギク(キク科ムカシヨモギ属の多年草)です。大きなアズマギクが観られました。

正午に種池山荘に着きました。よくよく考えてみたら、この頃はまだ多少元気でした。
テントを設営後、その周辺を散策して写真を撮りましたので、続編でご覧いただきたいと思います。

その②に続きます。