この記事は白山立秋お花見ハイキング(その⑤ 南竜ヶ馬場~エコーライン~弥陀ヶ原~黒ボコ岩)からの続きです。
白山立秋お花見ハイキングの最終回は、観光新道を下って別当出合まで歩きます。
一番の見所は黒ボコ岩から殿ヶ池避難小屋までの間にある、馬のたてがみと呼ばれる切り立った急斜面です。馬のたてがみは陽当りがよく花の名所でもありますが、風の通り道でもあり注意を要するところです。
それでは歩いて行きましょう。写真は撮影順です。
先ずは登山道の脇にたくさん観られたシモツケソウです。
タテヤマアザミだと思います。
辺りには様々なお花が入り乱れています。シモツケソウ、ハクサンフウロ、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマセンキュウ、ミヤマダイモンジソウ、ヤマハハコが見えます。
進行先の左には、別当谷、甚ノ助谷、赤谷を挟んで別山尾根が見えます。
馬のたてがみに近づいてきました。ハクサンシャジン、タカネマツムシソウの混群です。ミヤマアキノキリンソウ、ハクサンフウロも混じって見えます。
斜面に沿って下っていきます。左右にお花畑が続きます。
タカネナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属の多年草)がきれいに咲いていました。
タカネマツムシソウとタカネナデシコの混群です。
馬のたてがみの中段ほどから上部を見上げました。とても風が強く踏ん張って撮っています。
カライトソウ、タカネマツムシソウの混群です。タカネナデシコ、ヤマハハコも混じって見えます。
セリ科の花はミヤマトウキ(セリ科シシウド属の多年草)のように見えます。観光新道でよく見られます。タカネマツムシソウ、イブキトラノオ、カライトソウ、タカネナデシコ、ハクサンシャジンなどが見えます。相変わらず風が強いです。
道はジグザグになってきました。左右にお花畑が広がっています。
ハクサンシャジン、タカネマツムシソウ、カライトソウなどの混群です。
横位置から撮るとこんな感じです。手前の葉が風で裏返っています。
だいぶ下りてきました。まだ風が強いですが、傾斜が緩くなったので安心です。
ハクサンシャジン(キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草)です。
タカネマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草)です。この辺りで年々数が増えているように思います。
タカネマツムシソウの群落です。黄色い花はカンチコウゾリナのように見えます。
別山尾根です。主峰の別山(標高2399m)付近に雲がかかったままです。
トリカブトが現れました。ハクサンにはミヤマトリカブト、リョウハクトリカブトとその雑種のハクサントリカブトが分布しています。
この個体はあまりに近くで全体の写真が撮り難く、後で別の個体を撮ろうと思っていました。しかし観られたのはこの個体だけでした。
花だけを観ても種の特定はできません。
やはり目の前にサラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属 の多年草)が現れたので、マクロで撮影しました。
ハクサンシャジンです。
殿ヶ池避難小屋が真下に見えてきました。こうして見ると良い場所に避難小屋があります。
タテヤマウツボグサ(シソ科ウツボグサ属の多年草)です。
10時10分に殿ヶ池避難小屋に着きました。そこから観た釈迦岳です。
歩いて来た方向を見上げました。
殿ヶ池避難小屋では昼食を摂る予定でしたが、まだお腹が減っておらずコーヒーと軽食を摂りました。
45分間も避難小屋にいて10時55分に出発しました。
ゼンテイカです。
イブキゼリモドキ(セリ科シラネニンジン属の多年草)かもしれません。イブキゼリモドキが観光新道に自生しているのは知っていましたが、これがそうなのかは自信がありません。
道沿いに並んだアカモノ(ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木)が実をつけていました。
歩いて来た方向を振り返りました。
こちらは進行方向の左側、別山尾根が見えます。
こちらは進行方向の右側、釈迦岳が見えます。
もう一度振り返りの景色です。
そしてこちらがこれから歩いて行く方向です。
ハクサンオミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属の多年草)が岩場に咲いていました。観光新道ではこの場所に毎年咲いています。
慶松平の分岐(別当坂分岐)まで下ってカメラをザックにしまいました。ここから別当出合までは滑りやすいザレ場や岩場が続きます。
面白い花を見かけたら撮ろうと思いましたが、登りで観たものと同じものばかりでした。
13時43分に別当出合に無事に到着しました。
今回の白山行で観た花が咲いていた植物です。全部で67種になりました。出現順に書いています。
キンミズヒキ
オトコエシ
イタドリ
ノリウツギ
ヤマウド
ハンゴンソウ
ソバナ
ツリガネニンジン(?)
ヤマブキショウマ
オオバギボウシ
ミヤマトウバナ(?)
カンチコウゾリナ
アキギリ
クサボタン
アキノキリンソウ
ミヤマヨメナ
キツリフネ
シシウド
クロクモソウ
ツルニンジン
キオン
ハクサンカメバヒキオコシ
ヨツバヒヨドリ
ヒメジョオン(?)
センジュガンピ
オオヤマサギソウ
カニコウモリ
タマガワホトトギス
ミヤマコウゾリナ
ヤマハハコ
ハクサンアザミ
オニシモツケ
シモツケソウ
サラシナショウマ
モミジカラマツ
オンタデ
シナノオトギリ
ミヤマシシウド
ミヤマダイモンジソウ
オタカラコウ
ゼンテイカ
ハクサンフウロ
イブキトラノオ
カライトソウ
タテヤマアザミ
オヤマリンドウ
ハクサンボウフウ
ミヤマクロユリ
シラネニンジン
ミヤマホツツジ
ネバリノギラン
オオレイジンソウ
ヒトツバヨモギ
ミヤマセンキュウ
ヨツバシオガマ
ミヤマリンドウ
クロマメノキ(?)
ミヤマアキノキリンソウ
ミソガワソウ
ハクサンシャジン
タカネマツムシソウ
タカネナデシコ
ミヤマトウキ
トリカブトの仲間
タテヤマウツボグサ
イブキゼリモドキ(?)
ハクサンオミナエシ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。また植物の名前を教えていただいたモウズイカさんに、あらためて感謝申し上げます。
白山立秋お花見ハイキング(完)
白山立秋お花見ハイキングの最終回は、観光新道を下って別当出合まで歩きます。
一番の見所は黒ボコ岩から殿ヶ池避難小屋までの間にある、馬のたてがみと呼ばれる切り立った急斜面です。馬のたてがみは陽当りがよく花の名所でもありますが、風の通り道でもあり注意を要するところです。
それでは歩いて行きましょう。写真は撮影順です。
先ずは登山道の脇にたくさん観られたシモツケソウです。
タテヤマアザミだと思います。
辺りには様々なお花が入り乱れています。シモツケソウ、ハクサンフウロ、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマセンキュウ、ミヤマダイモンジソウ、ヤマハハコが見えます。
進行先の左には、別当谷、甚ノ助谷、赤谷を挟んで別山尾根が見えます。
馬のたてがみに近づいてきました。ハクサンシャジン、タカネマツムシソウの混群です。ミヤマアキノキリンソウ、ハクサンフウロも混じって見えます。
斜面に沿って下っていきます。左右にお花畑が続きます。
タカネナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属の多年草)がきれいに咲いていました。
タカネマツムシソウとタカネナデシコの混群です。
馬のたてがみの中段ほどから上部を見上げました。とても風が強く踏ん張って撮っています。
カライトソウ、タカネマツムシソウの混群です。タカネナデシコ、ヤマハハコも混じって見えます。
セリ科の花はミヤマトウキ(セリ科シシウド属の多年草)のように見えます。観光新道でよく見られます。タカネマツムシソウ、イブキトラノオ、カライトソウ、タカネナデシコ、ハクサンシャジンなどが見えます。相変わらず風が強いです。
道はジグザグになってきました。左右にお花畑が広がっています。
ハクサンシャジン、タカネマツムシソウ、カライトソウなどの混群です。
横位置から撮るとこんな感じです。手前の葉が風で裏返っています。
だいぶ下りてきました。まだ風が強いですが、傾斜が緩くなったので安心です。
ハクサンシャジン(キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草)です。
タカネマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草)です。この辺りで年々数が増えているように思います。
タカネマツムシソウの群落です。黄色い花はカンチコウゾリナのように見えます。
別山尾根です。主峰の別山(標高2399m)付近に雲がかかったままです。
トリカブトが現れました。ハクサンにはミヤマトリカブト、リョウハクトリカブトとその雑種のハクサントリカブトが分布しています。
この個体はあまりに近くで全体の写真が撮り難く、後で別の個体を撮ろうと思っていました。しかし観られたのはこの個体だけでした。
花だけを観ても種の特定はできません。
やはり目の前にサラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属 の多年草)が現れたので、マクロで撮影しました。
ハクサンシャジンです。
殿ヶ池避難小屋が真下に見えてきました。こうして見ると良い場所に避難小屋があります。
タテヤマウツボグサ(シソ科ウツボグサ属の多年草)です。
10時10分に殿ヶ池避難小屋に着きました。そこから観た釈迦岳です。
歩いて来た方向を見上げました。
殿ヶ池避難小屋では昼食を摂る予定でしたが、まだお腹が減っておらずコーヒーと軽食を摂りました。
45分間も避難小屋にいて10時55分に出発しました。
ゼンテイカです。
イブキゼリモドキ(セリ科シラネニンジン属の多年草)かもしれません。イブキゼリモドキが観光新道に自生しているのは知っていましたが、これがそうなのかは自信がありません。
道沿いに並んだアカモノ(ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木)が実をつけていました。
歩いて来た方向を振り返りました。
こちらは進行方向の左側、別山尾根が見えます。
こちらは進行方向の右側、釈迦岳が見えます。
もう一度振り返りの景色です。
そしてこちらがこれから歩いて行く方向です。
ハクサンオミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属の多年草)が岩場に咲いていました。観光新道ではこの場所に毎年咲いています。
慶松平の分岐(別当坂分岐)まで下ってカメラをザックにしまいました。ここから別当出合までは滑りやすいザレ場や岩場が続きます。
面白い花を見かけたら撮ろうと思いましたが、登りで観たものと同じものばかりでした。
13時43分に別当出合に無事に到着しました。
今回の白山行で観た花が咲いていた植物です。全部で67種になりました。出現順に書いています。
キンミズヒキ
オトコエシ
イタドリ
ノリウツギ
ヤマウド
ハンゴンソウ
ソバナ
ツリガネニンジン(?)
ヤマブキショウマ
オオバギボウシ
ミヤマトウバナ(?)
カンチコウゾリナ
アキギリ
クサボタン
アキノキリンソウ
ミヤマヨメナ
キツリフネ
シシウド
クロクモソウ
ツルニンジン
キオン
ハクサンカメバヒキオコシ
ヨツバヒヨドリ
ヒメジョオン(?)
センジュガンピ
オオヤマサギソウ
カニコウモリ
タマガワホトトギス
ミヤマコウゾリナ
ヤマハハコ
ハクサンアザミ
オニシモツケ
シモツケソウ
サラシナショウマ
モミジカラマツ
オンタデ
シナノオトギリ
ミヤマシシウド
ミヤマダイモンジソウ
オタカラコウ
ゼンテイカ
ハクサンフウロ
イブキトラノオ
カライトソウ
タテヤマアザミ
オヤマリンドウ
ハクサンボウフウ
ミヤマクロユリ
シラネニンジン
ミヤマホツツジ
ネバリノギラン
オオレイジンソウ
ヒトツバヨモギ
ミヤマセンキュウ
ヨツバシオガマ
ミヤマリンドウ
クロマメノキ(?)
ミヤマアキノキリンソウ
ミソガワソウ
ハクサンシャジン
タカネマツムシソウ
タカネナデシコ
ミヤマトウキ
トリカブトの仲間
タテヤマウツボグサ
イブキゼリモドキ(?)
ハクサンオミナエシ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。また植物の名前を教えていただいたモウズイカさんに、あらためて感謝申し上げます。
白山立秋お花見ハイキング(完)