3月に入って、はや1週間を迎えようかとしてますが、3月は去るとか言いますが、早いですね。
3月議会が8日に開会するのを目の前に、議会準備で忙しくしてます。
3月議会は、新年度予算が審議される議会でもあり、特に重要な時期でもありますが、今日はうれしいニュースをお知らせします。
昨日、議会準備の関係で税住民課に行き、課長からいろいろとお聞きしていたんですが、その話の中で、
「4月から、子どもの医療費無料制度を現物給付でいけるようになります」
との情報をいただきました。
現物給付というのは、医療機関の窓口での負担をしなくても良いという事です。
昨年4月から、医療費無料化を願う子育て世代や住民のみなさんの声が実り、中学3年生まで無料化がスタートし、それは大きな前進でしたが、いったん窓口で負担をして、申請して、後で戻ってくるという、いわゆる償還払いだったんですね。
償還払いだと、いったんは必ず負担しなければいけないので、「それでは本当の意味で無料とはならないし、せっかくの無料化の意味が台無しになる」として、早急に現物給付、窓口負担なしにするよう要望してきました。
和束では、月200円の一部負担金も無料にしたんですが、それ自身は悪い事ではないのですが、意外とそれがネックになって、なかなか調整が難しかったようです。
でも、4月からは、引き続き一部負担金もなしのまま、窓口負担なしになり、ようやく本当の意味での無料化になります。
役場の担当課では、いろいろと努力いただいて、実現のこぎつけていただいたこと、感謝したいと思います。
実は、京都府が秋頃からをめどに、通院についても小学生まで助成を拡充する予定で、すでに独自の拡充をしている自治体にとっては、財政的にすこしは助かると言われています。
府の拡充はもちろん歓迎すべき事なんですが、助成対象が、月額3000円以上の負担分からなんですね。
役場の方の話では、月3000円以上かかるケースは意外と少ないそうで、思ったより財政的にも助からないそうです。
せめて月1000円以上とかだと値打ちがあると思うとも言われてましたが、府のやり方はどうも中途半端なんですね。
どうせやるなら、もっと思い切って支援してくれればと思いますね。
でも、府の拡充もうけて、町でももう1歩、高校生までの無料化にも足を踏み出してほしいと思います。
4月からの窓口負担なし、は大きな前進ですし、府南部でも井手、南山城と並んで、進んだ方になりました。
でも、深刻な少子化や若者の流出が続く和束のこれからを考えれば、子育て支援や定住対策のさらなる充実や創意工夫がなお強く求められています。
これに満足せず、3月議会では、さらに積極的な提案をしていきたいと思います。
いろいろな要望やアイデアがありましたら、ぜひお寄せくださいね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます