こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

こんな時に選挙をやるという判断に疑問を感じます

2011-03-17 14:17:04 | 議会報告&議員活動

東北・関東地方での地震・津波・原発による大震災から7日目。

被害の状況は、あまりにも悲惨で、どう言って良いかもわかりません。

今朝のしんぶん赤旗にのっていた、雪の中でたたずむ子どもの姿には、思わずぐっときてしまいました。

現地はまだまだ混乱していて、原発の問題もある中、支援といっても、今は救援募金しかできませんが、この間、ローソン前で2回、募金活動をおこない、13000円をこえる募金をいただきました。今後も、出来る限り動いて、少しでも救援の一翼を担いたいと思います。

今日の午前中は、子育てサロンだったんですが、お母さんたちの話題もやはり震災の事が中心で、あるお母さんは、子どもの服とかぜひ送りたいと言われてました。もう少し現地が落ち着き、物資の受け入れなどが具体化した時には、サロンでも子ども関係の物資などを募り、支援をしたいと思っています。

それにしても、こんな状況の中で、統一地方選挙を実施するなんて、本当にどうかと思います。

先日、日本共産党は、被災地だけでなく、全国的な延期を各党に要請しました。

救援・復興にすべてを傾注すべき

共産党が全国的延期を求めた主な理由は3つです。

1つは、今は全国をあげて救援に全力をつくすべき時ではないか。

2つは、選挙は、各自治体にとって大きな意味をもつものだが、今のような状況では落ち着いて選挙ができない。また、選挙による物質的消費(ガソリンや電気、食料など)も大きく、現在の状況と矛盾する。

3つは、国際的な支援が寄せられる中で、政府の姿勢が問われるのではないか。

しかし、各党と協議した結果、民主、自民、公明、社民が全国的延期に反対し、被災地のみの延期の方向となりました。反対した党も、共産党が提起した内容に対して反論もできなかったらしいですが、結論は「やる」という事になりました。

いったい、これらの党は、何を考えて、やるという結論になったのか、本当に疑問です。

やるという事になったからには、全力で選挙もがんばるしかありません。

私がはじめて選挙に出た16年前にも、阪神淡路大震災がありました。あの時に一番感じたのは、ああいう人の命がかかった災害という局面でも、というかああいう非常時だからこそ、政治の本性が見えてくるという事です。阪神淡路の時は、被災者の支援を後回しにして、復興という名のもとに、大型プロジェクトがすすめられた結果、未だに立ち直れない人たちがたくさん残されました。

今回は、その轍を絶対に踏んではならないし、そのためにも、住民の命と暮らしを最優先にとりくむ自治体が必要だし、その立場で頑張る議員が必要です。その意味でも、負けられません。

 

震災発生の中、3月議会は昨日、予算委員会を終えました。
私は、災害対策、地デジ対策や広報のあり方、子育て支援の問題などを質問しました。他にももっと取り上げる予定だったんですが、打ち切られてしまいました。ずっと発言を求めて挙手をしていたのに、それを無視して「質疑を終結します」と宣言され、即座に「まだ質疑あります!」と声をあげたんですが、他の議員が「もう終わりや」と終結を促し、そのまま終わってしまいました。
時間はまだ3時半ころで、まだまだ時間はたっぷりあったのに、本当にひどい運営です。
議論を尽くす、発言要求があれば無条件で認めるというのが、議会の本来のあり方であり、それができないうちは、「議会改革」も程遠いですね。

議論の内容は、また報告したいと思います。


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2 コメント

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全く同感です! (町民)
2011-03-18 20:56:03
久しぶりの投稿となります。
ブログは連日拝見しております。

プロ野球では、セリーグが開幕予定日に開催を強行しようとしていますが、世間から批判を浴びています。ただ収益ありきでは、やがてファンから見放されると思います。

統一地方選も、事務所代など経費が増えることなど自分たちのご都合で、予定通り強行する姿勢は残念です。被災地にも失礼だと思います。

まずは復興支援に全力を傾ける姿勢だと思います。これだけ大きな災害です。個人的には半年
程度延期するべきだと思います。被災地のことを考えての結論なのか全く疑問です。
共産党さんの主張に同意いたします。

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Unknown (okamoto)
2011-03-21 19:27:08
コメントありがとうございます。
被災地の状況を見ると、全国的な延期は必要だと今も思います。自民・民主・公明・社民の各党は、何をもって選挙をやれると判断したのか、本当に疑問です。
ただ、やるとなったからには、がんばるしかありません。命とくらしを守る政治の実現へがんばります。
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