ブレンドの試行

今日はブレンドに、割と王道系といわれる
ブラジルサントス+コロンビアスプレモ+α
を淹れていきました。

とりあえず＋αにグアテマラSHBを選びまして
各1：1：1でブレンドしました。
ブラジルの癖のなさとコロンビアのコク、グアテマラの
酸味が旨いこと絡んでくれるでしょうか。

感想はといいますと、ちょっと薀蓄を語りそうな
マスターがやっている喫茶店で、「ブレンド」と
注文したら出てきそうな感じです。（良く分かりませんね）

もちろん不味くはないですが、まさにブレンド
って感じだなあ、と。味の要素が突出していなく
普通に飲めちゃう感じです。

いつもブレンド、って淹れてるヤツは
少し余った豆とか適当にぶち込んでますので
もちろんレシピも取ってないですが
意外と美味しくて驚いたり。

まあ、結局商売じゃないし、趣味なら
適当に好きなようにやってみて
それで美味しけりゃいいじゃん、
そんな感じの毎日です。

虫害発生と思しき痕跡

先月買って、ハンドピックしておいた
パプアニューギニアの「パラダイスプレミアム」
という豆を焙煎しようと、保存ビンを見ましたところ
先に載せました虫害発生と思しき虫食い穴が
開いている豆が妙に目につきました。

ビンの底を見ますと、糞と見られる黒いカスが見受けられます。
この豆は買ってハンドピックまでは封をしたままで
ハンドピックは数十分で終了、そして
即時に保存ビンで封をしておいたものです。

ハンドピック時には虫食い豆は記憶にはありません。
糞も一緒に保存ビンに入るとは考えにくいです。

そうしますと、豆のどこかに虫が巣食っていて
進行形で豆を食害している、と考えるのが自然です。
とりあえず確認できないので、一度豆を取り出し
ふるいにかけてゴミを取り、再度ビン詰めしました。

しばらく様子を見て、また糞が溜まるようなら
ビン内に虫がいると確定されるわけです。

さて、どのような結果と相成りますか。
それにしても、虫食いの良い防止法は
何かないですかねえ。

ちょっと地味な印象のメキシコアルトゥーラ

今日はメキシコアルトゥーラを淹れて行きました。
味のほうは、無難に美味しいと表現するのがぴったりかな？
苦味は少しだけ強め、酸味はほとんど感じません。
全体にマイルドさと若干の苦味の絡み合い、といった感じです。

もう少しコクがあると印象に残るんですが
味が無難すぎて、印象が薄くなる感じです。
ただ、少し苦味に刺激を感じます。
少しだけ、ブラジルサントスにも似た印象です。

値段はそれほど高くないので
常用、若しくはブレンド用にもいいでしょうか。
酸味が強かったり、味が濃すぎたりする豆よりは
普通に飲むためのセレクトとして
ストックして置いてもいいかもしれません。

しかし、前にも書いたとおり
ストックが手に負えなくなってはいますね。
あれこれ飲みすぎで、どの豆がどんな印象なのか
記憶にあんまり残らない状態です。

ちょっときつめの味の豆を飲む合間に
こういう味を挟んだらいいんだろうなあ。

マンデリンのその後

状態が良くなったように見えたマンデリンを
丁寧にハンドピックして、ハイローストに仕上げました。

飲んでみました感想ですが…
何ででしょうね、マンデリン特有のコクが薄いです。
後味の悪い苦味と渋みも感じます。

正直言って、見た目ほどのいい状態ではないようです。
以前、一度感動した時は、ココアにも似た特有のコクと
舌に残らないすっきりとしたやや強い苦味が
ああ、美味しい、と感じさせてくれたのですが。

この苦味と渋みは、マンデリンの
ネガティブな表現の時に使われる
土臭い感じ、でしょうかねえ。

前に飲んで美味しかった時の豆は
状態がすごく良かったのか
それとも、もう少しグレードの高い豆を
求めたほうが手っ取り早いのでしょうか。
同じG1なんですけどね

またあの味を味わいたいものです。

噛みそうな名前のペルーチャンチャマイヨ

今日はペルーチャンチャマイヨです。
ちょっと噛みそうな名前の豆ですが
生豆としては割と有名なようです。

（↓ハンドピック後）



欠点豆の混入がほどほどにありますが
比較的スクリーンは揃っています。
欠点豆は割れや虫食いなどからくる
カビ、黒変がほとんどなので見分けは付きやすく
欠点豆の混入割合から見たらハンドピックは
比較的楽な感じですね。

（↓取り除かれた欠点豆）



焙煎はハイローストくらいがよろしい感じでしょうか。
I-Roastの設定は、200℃5分、180℃4分、210℃1分20秒で
130ｇを焙煎しました。しわもなく、いい感じに膨らんで
ムラなく仕上がりました。焙煎もし易いと思いますね。

味は、南米系の特徴に合致しています。
癖がなく味の要素に飛び出たところがありません。
口当たりは柔らかい感じで、飲みやすく美味しいと思います。
お値段もリーズナブルで毎日飲むにはちょうどいいですね。

いつもは焙煎から2～3日で飲むのですが、昨日焙煎したものを
今淹れて飲んでみました。とっても美味しく頂きました。
自分でハンドピックをして、焙煎器にかけて、そして
ゴリゴリと手回しのミルで挽いた豆が美味しいコーヒーになるのは
とても楽しい瞬間だなあ、と改めて思った次第です。

インドプランテーションAA

今日はインドのモンスーンではなく
プランテーションAAを入れていきました。

インドプランテーションAAの特徴は
一言で言うと苦味とコクですね。
酸味はほとんどありません。
インドネシアなどに代表される
アジア系の豆の特徴に合致しています。

苦味も強いのですが、焦げた苦味とは違い
やや強めの苦味が舌を通りながら
さっと引いて行きます。
後味の良い苦味です。

ただ、個人的な感想では
トータルバランスで、少々コクが
苦味に負けるかな、という気がします。
もちろんすごくうるさいことを言えば、の話ですが。

これからの季節、アイスコーヒーにも向く感じです。
水出しにしてすっきりした苦味を楽しむのも良さそうですね。

ブラジルサンジョゼ

今日のハンドピックはブラジルサンジョゼです。
ブラジルのものは大部分がアンウォッシュと聞いていますが
豆の雰囲気で、これもおそらくそうだろうと思われます。

非水洗式にしては欠点豆の混入が少ないですね。
生豆の状態での香りはとても強いです。
もちろん、いい感じの香りがします。



「ストリクトリーソフトの称号」という
銘が打ってありますが、良く分かりません。
美味しい豆であることを期待しています。

ブラジル産のものでカフェナソンブラ以上に
好みの豆になりますかどうか。
焙煎した豆が少しだぶついていますので
今日はとりあえずハンドピックだけ。
これも後日、焙煎を楽しみましょう。

いろいろやってみよう（番外・失敗編）

突然ですが。

電子レンジを使った小細工の失敗です。
といっても、いろいろやってみて
成功も記憶にございませんが…

最近、ホットとアイス両方を
水筒に入れて行くのですが
アイスを完全水出し濃厚にしているせいか
ホットを飲んだときに青臭い感じが気になりまして。

煎りが浅く、中まで充分に熱が伝わっていないのでは？
と思い、電子レンジで初期加熱を行ってみました。

130ｇを中深の陶器皿に盛って5分加熱しました。
他の用足しをしていましたら、気が付くとあたりは
焦げ臭い煙に包まれておりました。
あわてて取り出してみましたところ、中の豆は一部完全に焦げて
ブスブスと燻りながら煙を吐き出しておりました。

どういう按配か、一部加熱が異常となったようで
中から油が染み出す状態まで加熱され
さらに油が熱を持ち、以下スパイラル状態となったようです。
どう対処しても飲める状態ではなく
残念ながら処分せざるを得ませんでした。

途中で見た感じでは、2分くらいまで順調だったようです。
少し気を抜いたせいで、せっかくの豆を無駄にしてしまいました。
以後気を付けようと反省しております。

…すごい状態で、写真をお見せできませんことをお詫びいたします。

ホンジュラスHG～流行芸人とは無関係

ホンジュラスは、日本ではコーヒー産地としては
それほどメジャーではありません。
最近ではサッカーでは知られた国ですね。

ホンジュラスは味わいに癖がなく
品質的にも悪くない
そして何と言っても安価であって
欲張りな需要をかなえてくれる
とてもありがたい品種です。



ホンジュラスを何度かお譲りしたこともあるのですが
いずれの方もとても好評な感想を聞かせていただきました。
先に１キロずつセレクトした12種類の中から
３種類選んで各10キロを追加注文した時も
ホンジュラスを選びましたね。

ハンドピックも極端に欠点豆が混入していることもなく
モカ系やマンデリンほど苦労はしません。
スクリーンは揃っていませんが、状態は悪くないです。
ちなみにHGとはハイグロウンの略で某芸人とは無関係です。
一般よりも高地（900m～1200m）で栽培されたモノだそうです。

もし、安くて飲み飽きない豆を選ぶという条件なら
私はホンジュラスをセレクトに入れますね。
少し浅めに焙煎して、まろやかな口当たりを楽しみましょう

特製アイスコーヒー

今年はこの時期に雨が多いですねえ。
それも、蒸し暑い雨ではなく肌寒い雨のような気がします。

時期的にはアイスコーヒーに切り替えるかどうか
例年ならそろそろ熱いドリンクは厳しい頃ですが
今年はまだアイスには肌寒く、さりとてホットには蒸し暑い
微妙な天候が続いております。

少量ずつ残った豆を適当に混ぜ合わせて
水出ししてアイスコーヒーにしましたところ
しっかりしたコクと程よい苦味がとても美味しい
アイスコーヒーが出来ました。



普段ストレートでも好評の豆を
何種類もブレンドしましたので
美味しくなるかな？とは思いましたが。

今回は適当なのでレシピも取っていませんが
今後のアイス用ブレンドとして
アンデスマウンテン・コスタリカ
ジャバロブスタ・モカレケンプティ
フレンチローストで各１ずつ
水出しを考えております。
感想はまた後日、飲んだ後で。

鬱陶しい雨もアイスコーヒーを飲んで
しばし忘れることとしましょうかねえ。

マンデリンをハンドピック

先日買って来ましたマンデリン、やっとハンドピックしました。
以前よりは良くなったとはいえ、相変わらずの
欠点豆の多さには泣かされます。
ひび割れからカビ、黒変色になっている物が多いのです。

しかし、豆自体のツヤと色は非常にいいです。
締まった濃い緑は、味の濃さの象徴のように見えます。
以前の物は、ちょっと言葉が過ぎますが
半分以上はクズでした。（実際の話）

相変わらずマンデリンに関しては
他の物より甘めのハンドピックですが
あの深いコクを伴うマンデリンの
深い味わいを想像しながら終了です。

今日は疲れたので焙煎はまた後日…

何故かとっても苦かったコスタリカ

今日淹れて行ったコスタリカはめちゃくちゃ苦かった。
何故かは分かりませんが、すっきりした苦味ではなく
焦げの苦味にも似た、後を引いてしまう苦味でした。

しかもコクが足りない感じで苦味を包んでくれる
味のフォローもありませんで、余計に苦味が強調されて
正直言ってあんまりいい感じじゃなかったです。

やっぱりコーヒーは簡単じゃないですね。
まあ、素人の仕上がりにはイマイチな日もある
ということで。

マンデリンの事情は解消されたのか

今日も、また豆を買ってしまいました。
いい加減懲りないなあと自嘲しております。
マンデリンと、ブラジルサンジョゼです。

いつもの店頭買いの豆屋さんでは
生豆をそのままで陳列していて
状態を確認することが出来ます。

今日は何を頂こうかなと迷っていますと
いつもはさっと見るだけのマンデリンが
なにやらいつもより状態がいいようです。

麻袋の中のモノも見せて頂きましたら
普及グレードですので、それなりに欠点豆はありますが
この前までの豆の原型を留めていないモノの混入は
ほとんど見られません。ツヤも良く、マンデリン系の
独特のしまった濃い緑がいい感じです。

店長さんに聞きましたら、今回のロットは非常に良く
ワンランク上のグレードに近い状態だとのこと。
早速頂いて参りました。

今日はハンドピックの時間を取れませんでしたが
淹れるまでがとても楽しみです。
飲んでみて具合が良ければまた買い溜めしちゃいます。
全く懲りないですねえ。

（↓向かって左がマンデリン、右がサンジョゼ）

コーヒーのお菓子

コーヒー豆をチョコレートでコーティングした
お菓子が最近流行のようです。
中の豆がさくさくした食感で
人気があるようですね。

私自身は甘い物はほとんど食べないのですが
以前コーヒー豆屋さんで試食を出された時
ひとつ頂いてみて、割合と食感が気に入ったため
お土産用として購入した物があります。

しかし、お土産で渡そうとした相手に会う時
持っていくのを忘れてしまって
未だに私の手元に残っています。

幸い、賞味期限は来年まであるので
何かの折に消費できるとは思いますが

(↓これが2セット、合計6袋手元にあります)



今日は買い物ついでにふと思い立って
コーヒーゼリーに挑戦してみようかな、と
ゼラチンパウダーを買ってきました。

私の場合、大概思いつきで買ったものは
そのまま買ったことも忘れてしまうことが多く
年を取ると忘れっぽくなって嫌だなあ
と思う、今日この頃です。

焙煎と気温との関係

やっと春めいた日々も安定してきました。
今年は何だか春が遅かったように感じているのは
私だけでしょうか？

このところ、前と設定を変えているわけではないのですが
I-Roastが何だか具合良く焙煎してくれます。
前と比べてムラになりにくい感じです。
また、水研ぎしたアンデスマウンテンを
手焼き焙煎してみたのですが、ミディアム・ハイともに
思い通りにムラなく焼きあがりました。

むぅ、腕が上がったかな、とほくそえんでみましたが
I-Roastも調子がいいことを考えますとそうでもなさそうです。
気温が上がってきたせいで、焙煎時の豆自体の温度上昇が
部分的に急にならなくなったのかな、と想像してみました。

何にしてもいい感じで焙煎できるのはとても楽しいですね。
でも調子に乗って、たくさん焙煎しすぎちゃったかな。