マンデリン一考

先日、焙煎したマンデリン(普及グレード)を
2～3日置いて淹れてみたのですが、やはりマンデリンは
それなりのグレードを扱わないと、味は今ひとつのようです。

ハンドピックも相当丁寧に行ったつもりなのですが
昔よりましになったとはいえ、まだ欠点豆の混入率は
モカ系を凌ごうか、と言う状態。

そして、独特の泥臭さ、刺激のある苦さが
コクを抑え込んでしまう感じで、比較的
味が穏やかになりそうなアイスでも
正直言って、ストレートでは
余り美味しく飲めませんでした。

最初に飲んだマンデリンは、コクが泥臭さを包み込み感じで
少しチョコレートにも似たフレーバーとなって
大変美味しいと感じたものでしたが。
そして、あの味をもう一度と思って
たまにマンデリンを購入してみるのですが、なかなか
思い通りの味に廻り合いません。

しかし、これは豆の種類のせいではなくて
一時の急激なブレイクから、豆不足となり
ブームが終焉しても元には戻らず
その味は取り戻せない状態に落ちてしまったようです。
グレードと値段がひとつ釣り合わなくなったような。

ただ、少量をブレンドに加えますと、その独特の個性が
結構引き立って悪くない感じです。
先のキリマンジャロ1：チャンチャマイヨ1のブレンドに
2割ほど混ぜましたら、いい感じになって。
キリマンジャロ2、チャンチャマイヨ2、マンデリン1は
なかなか美味なブレンドとして、自己レシピにしようかと思います。

発見

最近、ストックの消費ばかりしていまして
新規の生豆購入を、ほとんどしていなかったのですが…

今日、久しぶりに行きつけの豆屋さんに行きましたら
あっさりと、まだモカ系の在庫があるとのことで
とりあえずシダモを１キロ購入してまいりました。

そこは規模の大きな量販店でして、今は新規の入荷は
ストップしているものの、全店でのストックはまだあって
ストックがなくなる前には新規に入ってくるんじゃないかな？
とのことでした。とりあえず一安心。

本当はレケンプティを10キロくらい買える
通販を見つけたいのですが。とりあえずの確保と言うことで。

そして、ついでにガテマラと、ちょっと奮発して
ジャマイカのPWなんぞを購入。
こいつは味がしっかりしていて、浅煎りでその個性が
引き立つとのこと。熱風焙煎は浅煎りが苦手なんですが
久しぶりに手網を使おうかなあ。

↓左から、ガテマラ、モカシダモ、ジャマイカ、
　　モカ系は黄色っぽいのが特徴ですね



先週、チャンチャマイヨとキリマンジャロを
ブレンドしてみた結果ですが
当然のごとくモカっぽくはならず。(当たり前)
しかし、1:1でのブレンドがかなり旨かったので
それはそれで良しとしましょう。

モカっぽくなるか？

相変わらずモカは手に入りにくいようです。
手落ちの豆でちょっとでも近い感じは
キリマンジャロ…かなあ？

という訳で、チャンチャマイヨとキリマンジャロを
少し浅めに煎ってブレンドしてみることにします。

味がまったく違うだろうことは
やる前から想像に難くないのですが
悪あがきといいますか、なんと言うか。

こんなことが起きるとは全く予想もしてませんでしたが
レケンプティをどこかで調達しておけばよかったなあ。

と、後悔しても後の祭り。
早いところ、今回の件も解決してほしいですね、まったく。

無題

…一時間ほどで入力した内容が
投稿ボタンでなぜかID入力画面に飛んで
全部ぶっ飛びました。

gooさん、何とかしてください。

それはさておき
今日は残り数ないチャンチャマイヨを
GENE CAFEで焙煎中です。

先週のブラジルサントスは
よく言えばクセのない、悪く言えば平坦な味で
ブレンドベースに最適と言う、ありきたりな感想しか
出来ない自分が悔しくもあり。

ところで、某料理薀蓄漫画のコミックス最新刊で
水出しコーヒーを取り上げていましたが
水にぶち込んでかき混ぜて、一晩置いて濾したものが究極とは？

それ、私には手抜きと認識されていました。
味は濃くなりますが、エグ味や渋味も出やすいような。

確か、この漫画では比較とされていた
ポトポト式の水出しが究極、と過去に取り上げていたような。

…まあ、漫画は漫画。自分の好きな方法で淹れた
自分の好きな銘柄を飲むのがやはり自分にとっての
究極でしょう、と言うことで。