ペルーとインド

先日、インドを焙煎しようと思ったところ、ハンドピック済みの豆が
僅かしか残っておりませんでした。
ハンドピック済みはペルーしかないなあ、ということで
インド並に強めに焙煎して、アイスで煎れて味の違いを試してみることに。

…結果は、決して不味くはないのですがなんとなく物足りない。
東南アジア系の豆に共通する、泥臭いまでは行かないけど、
ちょっとチョコレートっぽさを感じる独特のクセ、これが足りない。
アイスにはこれがないと物足りないのです。

という訳で、改めてインドを買ってきてハンドピック。
ちょっと虫食いが多かったのは目を瞑って、焙煎し終わったところです。

当面、まだホットには暑い日が続きそうなので、しばらくはインドで
アイスコーヒーを楽しむことにします。

浅煎りインド

深煎りに適する、と言われるインドですが
試しに浅めに煎ってみたらどうなるのか？
という訳で、試してみました。

酸味はないと言われるだけに、失敗覚悟だったんですが
意外や意外、なかなかいける結果でした。

酸味は弱めに感じるんですが、香ばしさが結構際立って
全体にまとまりのいい、クセの少ない仕上がりでした。

浅めにも深めにも適応できる、なかなか使えるヤツ。
しかも値段も安め。ただのブレンド要員というわけでなく
しっかり個性を持った豆、と言う位置としてちょっと見直しました。

アイスに最適なインド

インドについて

アジア系の豆の特徴を色濃く持ち、酸味はほとんどなく
少し泥臭い感じのクセのある苦味が強めの焙煎にすると強調されますが
このクセのある苦味がアイスに良く合います。
ちょっと好みが分かれるかもしれませんが、私はこのクセが大好きです。

という訳で、強めのインドと、浅めのほかの豆をブレンドしてアイス用に
しています。これが、インド単体だとちょっとクセが強すぎる感じですが
意外と多め（インド7、他3くらい）でもアイス用には美味しいです。

さて、今日で盆休みも終わり、明日からまた仕事です。
アイスコーヒー飲んで、気合入れていきましょ。

通販お試しセット

注文していた通販のスペシャリティお試しセットが届きました。
1キロ×8袋、1袋1,000円で、計8キロ合計8,000円、
送料無料の代引手数料315円で、総計8,315円でした。

ブラジル、コロンビア、ガテマラ、メキシコ、パプアニューギニア
コスタリカ、ニカラグア、バリの詰め合わせ、見てるだけでわくわくします。

農園説明のチラシも入っていたりして、とても楽しみ。
折角スペシャリティと謳われていますから、それぞれストレートで
じっくり味わってみることとしましょう。

しかし、明日から夏休みを頂いていて他にもやりたいことがあれこれ。
もしかしたら、袋を開けるのはちょっと先になるかも、です。

エルサルバドル

今日もいくつか豆を仕入れてきましたが、今まで記憶にないエルサルバドルを
500グラム購入してみました。味の傾向を聞いたところ、クセのない味で少しだけ
コクを感じるとのこと、例えてコクのあるメキシコ、といった感じだとか。

記憶になかったので初購入かと思いきや、過去記事で確認してみましたら
一度ストックの銘柄として登場してました。単純に記憶に残っていなかったようです。

ハンドピックの感じとしては、かなり良い印象を持ちました。豆の色が不揃いでなく
欠点豆を見つけやすいのです。そのうえ欠点豆自体が少ないので、かなり短時間で
終了できました。

↓ハンドピック後



↓欠点豆、麻ひもの切れ端はご愛嬌



I-Roastのプリセット2で焙煎してみましたら、若干火の通りはいいようです。
ガテマラではシティローストくらいに仕上がるプリセット2で、フルシティ直前
くらいの仕上がりとなりました。ハンドピックの感触が良い感じでしたから、
味が楽しみです。

他にもちょっと奮発してエメラルドマウンテンを購入、そして新しい通販店で
お試しセットを注文してみました。いろいろお試しでございます。
このお店にはエチオピアモカもリストにありましたので、お試しセットが良さそうなら
シダモあたりを注文してみましょう。

ミルの不調

NakasaというメーカーのNM-10というコーヒーミルを毎日使っています。
これはミル部分が外れて水洗いできる、という優れものだったのですが
最近、ミルとモーターのジョイント部分の部品が磨り減ってしまったようで
非常に騒がしい音を立てるようになってしまいました。

2,000円弱で購入したものでしたので、毎日使うとなれば寿命なのかなと
メーカーのHPを覗いてみたのですが、HPではラインアップに上がっていません。
どうも生産中止な雰囲気です。

代わりのいいものがないかと、電気屋やらホームセンターを探してみたのですが、
5～6軒回って、ミルそのものの現物を置いてある店舗が一軒だけ、それも
一種類だけで、自分の希望にかなうものではありませんでした。

一体どうしたことでしょう、ミルは余り売れ筋ではないということでしょうか？
NM-10を買ったときには何種類か置いてある中から選べたのですが…
仕方がないので、いつもの豆屋さんにおいてあるのを見てみるか、
はたまた通販で探して買うか…

つくづく、この趣味は範囲の狭いモノなんだなあ、と実感した次第です。

I-RoastとGENE CAFE

中途半端な量余ってしまった豆の焙煎に、I-Roastを引っ張り出しまして
GENE CAFEと両建てで焙煎してみました。

I-Roastにはガテマラ100グラムでプリセット2
GENE CAFEにはメキシコ260グラムで235℃25分。

ただし、GENE CAFEはハゼ音が聞こえてきたら、色と音と煙を見ながら
手動で冷却に移行、5分ほどを残し冷却へ。僅かに油が浮きかけくらいの
フルシティくらいでアイスに丁度良さそうな仕上がりとなりました。

メキシコは油は浮かない濃いアーモンド色で、シティくらいですかね。
以前の記憶ですと、プリセット2はフレンチくらいになってしまったような…
前の固体のヒーターが強すぎたのかもしれません。プリセット1でも
かなり強い仕上がりだったような気がします。
この固体は使い込む前にGENE CAFEに移行して締まったので、固体のクセを
忘れてしまっていました。どちらかと言うと浅めの仕上がりが得意のようです。

折角両方あることですし、色々使い分けることが吉でしょうかね。
今回の二つ、ブレンドして味を試してみることとします。

環境変化

さて、この度職場の配置・人員構成が変わることとなり
今までどおりの量のコーヒーを消費するかどうか、少し分らない状態です。

自分ひとりだけの消費量ですと、今までどおりの焙煎量ではちょっと多すぎ。
少し今後の消費と焙煎量を見極めて、無駄にならない程度の見積りをしましょう。

今も冷えたコーヒーがポットに入って冷蔵庫で出番待ちです。
先週も焙煎はお休みしましたが、今週も様子見ですね。

自家焙煎は量の調整も面倒と言えば面倒ですねえ。
まあ、そういうものなので仕方ないか。

情報に感謝

今日は、♪うちの亭主はガテマラ生まれ～のCMとは関係なく
ガテマラを焙煎。

去年か一昨年でしたか？タモリが今年はガテマラの当たり年、とか
CMやっていたのは。今年はどんなモンでしょう。
グレードが低いせいもありますが、以前より少し状態は落ちている感じでした。
若干豆にも艶がなく、欠点豆も多い感じです。まあ、許容範囲といったところ
でしょうかね。

ところで、今まで225℃以上に温度が上がらなかったGENE CAFEですが、
先週ねじ山をなめてしまい分解掃除は諦めたことはお話しましたが
噴出し口から空気を吹き込んで、詰まりだけは飛ばしてみましたところ
今まで上がらなかった温度が、時間はかかるものの225℃以上に到達するように
なりました。

「GaneCafeユーザー」様にご指摘を頂いたとおり、排気側に問題があったようです。
ただ、そこまで温度が上がるのに20分近くを要する症状は変わらずで、
ヒーターが弱りかけに加え、排気詰まりを併発していたのではないか
と想像してみます。

ついでに、吸気側も確認してみることにします。
情報ありがとうございました。

構造的にいかがなものか

GENE CAFEの不調の対応で、チャフコレクタの掃除をしてみては？
とアドバイスを頂きました。そういえば、取説にもそんなことが
書いてあったような…(；・∀・)

早速、ドライバで裏のネジをはずそうと取り掛かりますに
ネジ穴がすごく奥まっていて、長めのドライバでないと入りません。
しかも、止められているネジは少し小さめで、長めのドライバだと
ネジ穴に旨く当たらない…

そして、ネジが異常に硬いのです。結局、ひとつのネジ穴を
完全になめてしまって外れなくなってしまいました。

外れたネジが回り始めたときに、バキっという音とともに
無理やりに回り始めた感がありましたので、きっと
熱風にさらされているうちに、ネジ周りのプラスチックが
膨張と収縮を繰り返し、硬く締まり付いてしまったようです。

とりあえず、噴出し口のほうから風を送って細かいチャフを
飛ばしてはみました。今日はまだ焙煎した豆が残っているので
来週の焙煎結果でチャフ詰まりが原因かどうか、検証してみます。

GENE CAFEをお使いの方、チャフコレクタの掃除はマメに行ったほうが
宜しいみたいです。少なくとも、ネジが締まり付いてしまう前に
はずすクセを付けたほうが良さそうですよ。

それと、細めで長いドライバのご用意も忘れずに。