十河城跡にたつ 称念寺副住職のブログ

高松市十川東町 浄土宗、称念寺の日常の様子や行事の紹介です。時々、十河城跡に関係することも書きたいと思います。 

義祖母の17回忌法要

2018年06月09日 | 法要
 6月9日、義祖母の17回忌法要(法事)を執り行いました。私が家内と結婚して寺に入ることになった時に、大変喜んでくれ、大切にしていただきました。子どもたちも可愛がってもらいました。共に暮らしたのは数年でしたが、その温かい人柄は記憶に残っています。
 90歳を超えて大きな手術をし、そのわずか数か月後に亡くなりました。平成13年6月9日のことです。
 今日は、法類の住職を導師に迎え、住職と副住職3人で三部経を勤めました。祖母の兄弟関係等の親類を迎え、共に念仏をして亡き祖母の菩提を願いました。

 法要後の会食では、なかなか集まることのない親類の方々といろいろな話をしました。当然、義祖母のことも話題に上がり、知らなかった義祖母の一面も知ることができました。大変お世話になった義祖母に感謝するとともに、僧侶としてさらに精進しなければと、改めて思うことができました。


3座目の「仏説 阿弥陀経」は木魚で読ませていただきました

 三部経の場合、阿弥陀経も通常は切割笏(きりかいしゃく)に合わせ、かなり速いスピードで読みます。この速さだと、修行した僧侶でないと合わせて読むことが難しいのです。しかし、木魚で合わせると、寺族は「阿弥陀経」や続いての「三尊礼」は時々読んでいるので、一緒に読むことができました。僧侶のお経を聴くだけでなく、参加型の法要が今後は必要だと思っています。


法類の住職が導師です


10人のお参りがあっても本堂だと広々していますね

 住職が膝を悪くして正座ができなくなったことをきっかけに全ていす席にしています。


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