十河城跡にたつ 称念寺副住職のブログ

高松市十川東町 浄土宗、称念寺の日常の様子や行事の紹介です。時々、十河城跡に関係することも書きたいと思います。 

フジバカマが咲き始めました

2019年09月30日 | 花の寺
 
秋の七草 フジバカマ

 土塀の内側のフジバカマが咲き始めました。本堂前の境内にも、今年お檀家様から頂いたフジバカマが植わっています。

 お仏花であげられている方もいます。しばらく楽しませてくれることでしょう。

 秋の七草といえば、寺の周囲のススキが穂を広げ始めました。

 今日は、午前中は法務、午後は庭仕事をしました。少し早いですが、秋の剪定を始めました。


夕方のご飯の催促が早くなっています

 秋の訪れとともに、日暮れが早くなっています。

彼岸花が見頃です

2019年09月28日 | 花の寺
 こんなにヒガンバナの開花が遅くなった記憶がありません。20年ほど前は、お彼岸の頃にはヒガンバナはとっくに花が終わり、葉っぱになっていました。気候の関係なのでしょうね。



満開です


本堂前の白花(リコリス)


墓地のヒガンバナ

 2年前に、知り合いから球根をたくさんいただいて、今年さらに植えたしました。彼岸のお墓参りに見頃になってほしかったのですが・・・

 お天気がはっきりしませんが、よろしかったら見に来てください。駐車場手前の田んぼの畔にも彼岸花が満開です。

通称 お塚さん

2019年09月27日 | 十河城のこと
 今日は、お塚さん(ご近所での通称です)の草刈りなどをしました。戦国時代、「いくさ」で亡くなられた方を埋葬した跡が塚です。穴を掘り、遺体を埋葬した後、土を盛り上げたのでしょう。


お寺の北側の民家に隣接しています

 十河城址の称念寺の周囲には、こういう塚がいくつか見られます。多くはその上に祠などを祀っているのですが、ここにはありません。昔はもっと高く土が盛り上げられていたそうですが、時代とともに土が流れ低くなったのでしょう。

 2年前までは、うっそうとした藪になっていたのですが、倒木を片づけたり、カシの木を伐採したりして、さっぱりとしました。草刈りは年に何回かしています。今回は、2年前に伐採したカシの木が伸びていたので、再び伐採しました。

 この上には上がってはいけない、また触ってはいけないと、代々引き継がれてきたそうです。私も、お念仏をお称えしながら作業をしました。

明日からお彼岸です

2019年09月19日 | 花の寺
 明日からお彼岸です。境内でやっとヒガンバナが咲き始めました。今年は例年より咲き始めが遅い気がします。


毎年、一番に咲く書院の裏の彼岸花です


四季咲きハギが満開です

 初夏に満開になり、初秋(9月上旬)に2回目の満開になります。

 今日は久しぶりに法務がなく、一日庭仕事をしました。

 午前中、一仕事をした後、兼務寺(川島 市匿院)の掃除とお花上げに行きました。


最後に彼岸のお勤めをしました

 20年以上前に5年程住んでいたお寺です。痛みが激しく、近いうちに整理しないといけません。

 寺に戻ってくると、墓地に次から次に、一足早く彼岸のお参りに来られていました。
 

納棺偈

2019年09月18日 | 日記
 今日も早朝の散歩です。三木町田中の外山池の南から称念寺を撮りました。直線距離で、1.5kmほどでしょうか。

 
尾根の上に立つ本堂が見えています

 寺に戻り、畑に行くとなんと巨大なゴウヤが実っています。


長さは30cm近くあるかもしれません

 今日は葬儀でした。月曜日に枕経に伺い、夕方の納棺にも立ち会ってほしいというお話でした。いつもは葬儀社の方に任せてしまっているので、初めての立ち合いでした。

 一唱一打の摂心念仏を微声にてお称えし、最後に納棺偈をお唱えしました。

 「引接安養極楽界  当証菩提正覚位」

 遺族の方が、大切な方とのお別れに、棺の中に思い出の品物や手紙を入れていました。その想いがひしひしと伝わってきました。