十河城跡にたつ 称念寺副住職のブログ

高松市十川東町 浄土宗、称念寺の日常の様子や行事の紹介です。時々、十河城跡に関係することも書きたいと思います。 

山門の修理が始まりました

2020年02月27日 | 境内
 25日に山門に足場が組まれ、今日から本格的に修理工事が始まりました。まずは、大型クレーンがやって来ての古い瓦の撤去作業です。


瓦の撤去が終わるまでは山門下は通れません


高い所に上がっての作業 気をつけて

 今日は冷たい風が強く吹いて職人さんも大変そうです。


瓦の下から粘土が出てきました

 粘土だけでも数トンあるそうです。粘土は十河城の土塁などを利用したものかもしれません。今度は粘土は敷きません。


鬼瓦などは焼成しなおして再利用です

 しかし、この鯱(鯉です)は焼き直しできないそうです。かなり前に割れて針金で修理しています。

 瓦の撤去作業は明日で終わるそうです。3か月の予定で修理工事が行われます。しばらくご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

研修で京都へ

2020年02月26日 | 日記
 今月2回目の京都へ行っていました。今回は、実践講座「御法語」の第8回でした。いつものように前日夜に京都入りして、朝はホテルを6時前に出て知恩院さんの晨朝法要と晨朝法話に参加しました。

 
国宝の山門

 お昼に行った時も、山門前のバスの駐車場はガラガラです。

同じく国宝の御影堂(外回りは修理完成)


トイレ前に念仏を唱える自動販売機が

 烏丸のホテルにいったん戻って、9時過ぎに研修会場に向かいました。心配な諸事情がありますが、50人近くの方が全国から来られていました。
 研修で学んだことを今後の教化伝道に生かしてまいります。


昼休みに法然上人御廟でお念仏

 御影堂からさらに石段を上りますが、木魚をたたきながらお念仏を唱えることが誰にもできます。おすすめの場所です。
 2月のはじめに行った時よりもさらにすいている感じがしました。4月の御影堂「落慶法要」も、今のままでは心配なところです。これ以上広がらないことを祈ります。

観てますよ 「麒麟がくる」

2020年02月22日 | 十河城のこと
 NHKの大河「麒麟がくる」が始まり、毎週観ています。明日は「三好長慶 襲撃計画」だそうです。この三好長慶は、十河城がもっとも勢いがあった時代の城主、十河一存(そごうかずまさ)の長兄なんです。戦国大名(一説には織田信長よりの先に天下統一を果たした大名とも言われています)であった、三好長慶の弟がなぜ、この十河城に養子として迎えられたのかは分かりませんが、これにより讃岐で十河氏が大きく台頭したのは間違いありません。
 三好長慶は、先週少し登場していましたが、明日は大きく描かれることでしょう。楽しみです。


裏の畑の葉の花が咲き始めました 

御忌・永代経法要のご案内

2020年02月20日 | 法要
 今日は月参りの後、午前中かかって世話役の方に案内状の配布に参りました。郵送で届く方、お参りのついでにお渡しする方、いろいろですが今月中には届くと思います。
 お彼岸のいい時期ですのでぜひお参りください。

 午後からは昨日に続き庭仕事でした。夕方、畑に行きました。


11月末に蒔いた、チンゲンサイとコマツナ

 9月に蒔いたものが虫や病気にやられ、さっぱりでした。やっと口に入ります。


ダイコンは葉を落としました

 巨大に成長したので、1本食べるのに何日もかかります。


最後は墓地の見回りです

 今日はお天気に恵まれ、お参りの方が次々に来られていました。明日もよい天気の様です。



御忌(ぎょき)・永代経法要ご案内
高松市十川東町932 称 念 寺
            電話 087(848)4683

 向春の候、皆様におかれましてはますますご清祥のことと拝察申し上げます。平素は称念寺護持の為ご尽力をいただき有難うございます。
 さて、下記のようにお彼岸の時候の良い季節に、御忌(法然上人の年忌法要)・永代経法要を勤めますので、ご近所おさそい合わせの上、お参り下さいますようお願い申し上げます。
 また、副住職の弟子の〇〇が本山での最後の修行を終え、無事資格を得ることができました。正式に僧侶となっての初めての法要への参加でございます。
 ぜひお参りいただいて、叱咤激励くださいますようお願いいたします。
         記

「お念仏をとなえれば、誰もが往生極楽がかなう」この教えを掲げ浄土宗を開き、生涯をかけて説き広められた法然上人のご遺徳(いとく)を偲ぶ法要を御忌(御忌会)といいます。
お彼岸中の法要です。お彼岸のご先祖様の供養のためにも、墓地、納骨堂、本尊様に是非お参りください。尚、ご希望がございましたら、檀信徒の皆様の家にお伺いして、お彼岸の時期に彼岸供養のお勤めをさせていただきます。遠慮なく称念寺までご連絡ください。



永代供養観音

2020年02月19日 | 境内
 今日は月参りの後、庭仕事でした。まずは、墓地の花のあげかえです。畑のキンセンカ、スイセン、菜の花なども摘んできました。


綺麗に上がりました?


副住職は、観音様の前で、朝晩にお念仏をしております

 来月の「永代経法要」では、永代観音の納骨者の諸霊の追善回向を致します。

 無縁墓や歴代住職の墓地、水子地蔵、六地蔵、納骨堂等の花のあげかえもして、その後は墓地の掃除、午後からは除草剤の散布もしました。


今日は工事が入った本堂南の墓地です(まだ空きがあります)


駐車場の「ぶんごうめ」の花が満開です


 豊後梅は、大分から慰霊参拝に来られた方が植樹されたものです。大分の大野川で、十河城の城主十河存保が討ち死にした関係で、時々慰霊に来られます。