食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

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胃腸を元気にする旬の味

2014-04-17 | むくみを取る
そらまめ(空豆・蚕豆)」、最近よく見かけるようになりました(^ ^)
ちょうど4月~6月が美味しい時期です。初夏の味覚のイメージですね♪


サヤから出したて。ワタがちょこっとくっついてるのはご愛嬌w

タンパク質、糖質、ビタミンB1・B2・Cのほか、カリウム、鉄、銅などのミネラル類が多く含まれています。
また皮には食物繊維が多く含まれているので、ちょっと口に残りますが皮ごと食べると食物繊維も摂ることができます。

漢方では消化機能を整え余分な湿を取る、胃腸を丈夫にする働きがあるとされています。
豆類は全般的に利尿の働きを持っています。

むくみがある・尿が出にくいと感じる時や、食欲がない・疲れている時に食べてみてください。
胃腸を調子を整えたい時に、摂り入れたい食材です。

茹でる時は、たっぷりのお湯に塩とお酒を入れて2分ほど茹でてザルに上げます。
お酒って意外な感じがしますが、そらまめの青臭さを和らげてくれるんです(^ー^)

焼き蚕豆も美味しいですよ!
グリルやオーブントースターで焼いてもいいですが、フライパンでも作れちゃいます☆


このまま軽く洗って、フライパンで蒸し焼きにします。

作り方
(1)そらまめはさやごと軽く洗ってフライパンに重ならないように並べる。
(2)水を大さじ2杯程度入れて、蓋をして中弱火で5分ほど蒸す。
(3)蓋を取り、表面に焦げ色が付くまで両面焼く。

以前ご紹介した焼き枝豆の要領です。
豆本来の味をたっぷり味わい尽くせますよ☆塩が要らないです。

おつまみにもピッタリ。これがあると、ついビールが飲みたくなってしまいます(^-^;)
…え?せっかくそらまめを食べているのに意味がないって?そんなことはありません!むくみにくくなりますよ、きっと(飲み過ぎなければ)。

ちなみに、サヤから出して空気に触れると、鮮度がどんどん落ちて固くなっていきます。
茹でる時は直前にサヤから出すようにしましょう。
できれば買ってきたその日のうちに、調理して食べてくださいね。

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・胃

効能
消化機能を整え余分な湿を取る
胃腸を丈夫する



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