食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

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女性の悩みと老化防止の強い味方・黒豆

2013-10-09 | むくみを取る
暦の上では昨日10/8は「寒露」。露が冷たく感じるという意味ですが、実際は台風の影響で日中蒸し暑かったですね…(~ ~;)
ついつい水分をたくさん摂ってしまったのでむくみを取りたい!

そんな時に大活躍&ほかにも色々な働きがある素敵な食材「黒豆」が今日のテーマです。

漢方では、利尿作用があり関節にたまった水分を排出する、血を増やす、血流をよくする働きがあるとされています。
むくみや関節痛、月経不順、貧血などに用いられます。

また、黒い食べ物は体の成長・発育・生殖を司る腎の働きを高め、ホルモンバランスを整えるといわれているので、精がつき、老化防止に役立ちます。腰痛にもいいです。

黒豆にはポリフェノールの一種、アントシアニンがたっぷり含まれています。
アントシアニンは、抗酸化作用が強く、目の疲れを改善し、血圧上昇を抑える、肌荒れを予防するなどの効果が期待できます。

そんな黒豆で簡単にできる炊き込みごはんを作ってみました。

簡単おうち薬膳レシピ
黒豆ごはん
疲労を回復しむくみを取ります。月経不順や生理痛、腰痛にも。


作り方
(1)米2合をとぎ、やわらかめの水加減で炊飯器にセットする(後で豆が入るため)
(2)黒豆50gは洗わずに乾煎りにする。中火以下でフライパンをゆすりながら乾煎り。


少し経つと皮に裂け目が入り始める

(3)下の写真ぐらいに全部の皮に裂け目が入って香ばしい匂いがしたら、火から下して炊飯器の米の上に黒豆を乗せる。


プチプチと音がして全部の皮に裂け目が入ってくる

(4)種を取った梅干し1個を入れ、30分置いてから炊飯器で炊く。
(5)炊き上がったら梅干しをほぐしながら全体をさっくり混ぜてできあがり。

黒豆は、一緒に酸のものを使うときれいな色が出ます。今回は梅干しを入れましたが、お酢小さじ1でも代用できます。

いくら黒豆がいいと分かっていても、あの食感が苦手な方は結構いらっしゃると思います。
そんな人には「黒豆茶」をおススメします。ドラッグストアやスーパーで売っています。
お湯を注ぐだけなので超簡単!香ばしくて美味しいですよ(^_-)

明日はいよいよ八幡山のcafe CAPRICEで「はじめての薬膳」教室の開催です☆
自分で言うのもなんですがなかなかいいテキストができました(^ ^)
お申し込みくださったみなさん、楽しみにしていてください♪

まだ若干空きがあるそうなので、今からでもお申込みいただけますよ!
それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・腎

効能
利尿作用、間接にたまった水分を排出する
陰液を滋養し血を増やす
血流をよくして血の固まりを取り除く



10/10(木)八幡山のcafe CAPRICEにて「はじめての薬膳」教室
10月のワークショップも受付中
秋のスープ薬膳
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ストレスと上手につきあう食養生
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おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ


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