食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

夏バテに桃をどうぞ

2015-07-24 | 気力・体力アップ
先週、お仕事で福島に行ってきました。

桃農園を見学してから人生初の桃狩り♪その場でいただきました(*´艸`)
ジューシーで、甘くて、採れたての桃の美味しさに感動!!!

表面のうぶ毛を洗って落として皮ごとかぶりついてみたんですが、皮があっても結構イケました。
実と皮の間が一番甘くて美味しいんだそうです。
こんな食べ方も桃狩りならでは。


ふだん買ってきて食べる桃もそれなりに美味しいけど、これはもう格別でした。
完熟の一番美味しいタイミングをその場で食べるわけですからね☆

桃は以前の記事でもご紹介してますが、疲労を回復して、体に潤いを与える働きのある食べ物です。
体を温める「温」の性質なので、たくさん汗をかいてぐったりだけど体はエアコンで冷えてしまっている夏に、摂り入れてみてください。

もものカリウムが細胞内の水分量を調節してくれるので、冷えむくみ傾向の方にもおススメです☆

昨日から二十四節気の大暑が始まりました。
一年で一番熱い時期。桃を食べて夏の疲れを癒してください。

見学させていただいた農場では、東日本大震災の後、樹木をすべて高圧洗浄で除染して、広大な果樹園の表土を5㎝取り除いたそうです。

放射性物質のモニタリング検査をして安全性をアピールしたり、果樹の植え替えを少しずつ行ったりと、いろいろと努力されているそうですが、桃狩りのお客様の数は戻っていないというお話でした。
こんなに美味しい桃が風評の影響を受けているなんて…

私はまた桃狩りに行きたいです。応援します。

桃はこれから9月ごろまでが一番美味しい時期。
ぜひ夏休みは福島で桃狩りを!採れたてを味わってみてください(^_-)


それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



今申し込める8月~9月のワークショップ&コース
『夏の冷えをいたわる薬膳・食養生』ワークショップ
 8/23(日) or 27(木) 10:30~14:30

『東洋医学と薬膳の基本が身につくコース』(全4回)
 日曜コース9/6、13、20、27 木曜コース9/3、10、17、24 いずれも10:30~15:30

詳しくはこちらをご覧ください。



Concordia~コンコルディア Webサイト公開記念
Webサイトの公開を記念して、コース、ワークショップにご参加いただいた方に、個人セッションが1,000yenオフになるチケットをプレゼントします☆
(9月末までにお申込みいただいたコースとワークショップが対象です。)



サロンオープン記念も実施中
オーラソーマコンサルテーションをお申し込みくださった先着30名の方に、新メニューを通常料金の20%オフで提供させていただきます。
詳しくはConcordia~コンコルディアのWebサイトをご覧ください。



おうち薬膳ワークショップsoraのごあいさつ
漢方・薬膳との出逢い
新しいサロン Concordia~コンコルディア

疲れ切った脾胃を補う

2014-12-28 | 気力・体力アップ
2014年も残すところあと3日と少し。

今年ワークショップにお越しくださったみなさん、ありがとうございました(^-^)
たくさんの出逢いとご縁に、心から感謝いたします。

また新しい、楽しいことをお届けできるよう、よりいっそう進化・深化します。
1月のコース開講を皮切りに、いろんなことにチャレンジして行きます。
来年もおうち薬膳ワークショップsoraを、どうぞよろしくお願いいたします☆

2015年も毎日笑顔で、たくさんいいことがありますように。

●○年末年始休業のお知らせ●○
12月29日(月)~1月3日(土)の間お休みさせていただきます。
この間にいただいたお申し込み・お問い合せのお返事は、4日になりますのでご了承くださいませ。


忘年会でつい食べ過ぎてしまい、いつものフォローをして調子が戻りかけたところにまた次の忘年会…
さすがに体が追いつかなくなってきて、胃がちょっと…アイタタタ

そんな時、友人たちとよく行くお店で、たっぷり高麗人参が入った参鶏湯をいただきました。


数日前から朝起きると胃がシクシク痛んでたのですが、これを食べた翌朝は全然痛くない!
結構たくさん食べたのに!(懲りない食いしん坊(^ ^;)ゞ
人参スゴい!!

人参」―漢方とか薬膳と聞くと、多くの方が連想されるアレです。
よく食べてるオレンジ色のにんじんじゃないですよ~(^ ^)

高麗人参」「朝鮮人参」「吉林人参」―産地によって呼び方が変わります。

日本では「オタネニンジン」と呼ばれたりします。
こちらは産地ではなく、江戸時代に将軍様が、大名に人参の「御種」を分け与えて栽培を奨励したのが名前の由来だそうです。


これは6年ものだそう

栽培に時間がかかり、一度作ると土地が痩せてしまって続けて栽培できないので、たくさん作れないんだそうです。
だから高価なんですね(´・ω・`)

強力に元気を補う
胃腸や肺の虚弱を補う
体に必要な水分を生じさせて渇きを止める
情緒を安定させ智力を高める

漢方では、このような働きがあるとされています。
病中病後や、体力が落ちている時のお薬として、古くから用いられてきました。

疲労困憊している時、高熱などで大量に汗をかいた後、消化機能が落ちて食欲がない・軟便気味の時、手足が冷える・だるい時、疲れて眠れない・精神的にしんどい時…などに、「人参」の入ったものを摂ってみてください。

私の場合は弱っていた消化機能が、人参によって補われたんでしょうね。
おかげで元気に新年を迎えられそうです。ありがとうございます。

ちなみに、人参のように気を補うものを摂る時は、その気が体の隅々まで行き渡るように、気の巡りをよくするものを一緒に摂るようにしてください。
よりそのパワーを発揮してくれますよ♪

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
微温、甘・微苦/肺・脾・心

効能
強力に元気を補う
消化器・呼吸器の機能を補う
体に必要な水分を生じさせて渇きを止める
情緒を安定させ智力を高める



2015年1月、コースを開講します
『東洋医学と薬膳の基本がわかるコース(全4回)』
詳しくはこちらをご覧ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから
スマホ、携帯からも送信できる、SSL対応のメールフォームです。
48時間以内に、折り返しメールにてご連絡させていただきます。
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漢方・薬膳との出逢い

黒米でパワーチャージ

2014-09-26 | 気力・体力アップ
今日のテーマは「黒米(紫黒米、紫米)」です。
先日、黒米を食べて元気になった夢を見まして…そうえいばまだご紹介してなかったんですね(・∀・)黒米。


五穀米や十穀米に入っているので、食べたことがある方も多いのではないでしょうか。

アントシアニン、ビタミンB群やマグネシウムが豊富に含まれています。

アントシアニンは、ブルーベリーや赤ワインにも多く含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用が期待できます。
視力や肝機能をアップさせる働きもあります。

漢方では黒米は、気と血を補う、肝機能をアップし目を養う、腎を補い脳の働きを活性化させるなどの働きがあると考えられています。
体力・気力の低下が気になる時、目が疲れた時に食べてみてください。

黒い食べ物は腎の働きをよくするんですよ♪
腎の働きがよくなるとどんないいことがあるの?
気になる方は10/25(土)『腎とエイジングの食養生&薬膳』ワークショップへどうぞ☆詳しくお話しさせていただきます。

今回はシンプルに白米に混ぜて炊きました。

簡単おうち薬膳
黒米入りごはん
消化機能を整え、気と血を補います。髪や肌のエイジングケアにも


きれいな紫色になりました

白米に10%程度混ぜて炊きます。
黒米の水洗いは軽く1回流す程度でOK。(パッケージに食べ方が書いてあるので、その通りのやり方で。)
炊き上がったらよく蒸らし、お茶碗に盛って黒ごまをたっぷり振りかけて、できあがり☆

お米については以前の記事も参考になさってください(^ ^)

ご飯で毎日充電を
今日は日本人のソウルフード「お米」がテーマです。漢方では、胃の調子や消化機能を整え、イライラを取り除く、口の渇きを抑える作用があるといわれています。脾(消化や水分の運搬、血の...

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温(平としている資料もあり)、甘/脾・腎

効能
気と血を補う
肝機能をアップし目を養う
腎を補い脳の働きを活性化させる



10月のワークショップ受付中
※日程は調整可能なものもあります。ご相談ください。
『はじめての食養生~体と食べ物の陰陽~』10/2(木)
『秋の潤い薬膳』10/11(土)
『腎とエイジングの食養生&薬膳』10/25(土)
『便秘の食養生&薬膳』10/30(木)
詳しい内容はこちらをご覧ください。



おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ
漢方・薬膳との出逢い

胃腸の疲れを取るなら

2014-01-28 | 気力・体力アップ
今日のテーマは「キャベツ」です。

今は葉がしっかりと巻かれていてずっしり重い、冬キャベツのシーズン。
巻きがゆるくてやわらかい春キャベツが出回り始めるのは、3月ぐらいからです。

キャベツの栄養素といえば、胃酸の分泌を抑え粘膜の修復を助けるといわれるビタミンU!
キャベツから発見されたので“キャベジン”とも呼ばれる、水溶性ビタミン様物質です。

葉の緑の部分にはカロテンが多く含まれていて、ビタミンC・アミノ酸・カルシウムも豊富です。

ビタミンU・Cは水溶性なので、切ってから長く水にさらすとせっかくのビタミンが流出してしまいます。
シャキッとさせるために水にさらす場合は、ごく短時間にしましょう。
煮る場合は汁ごと食べるのがいいですね☆

漢方では、消化機能を高め気を補う働きがあるとされています。「甘藍」と書きます。
胃の働きを助けるので、胃の弱い人、胃痛、食欲不振、胸やけなどの時に用いられます。

骨髄や内臓、関節によいとされ、筋骨を強くするともいわれています。
疲れやすい人にも摂り入れていただきたい食材です。
性質は平なので、冷やす/温めるを気にせず使っていただけます。

胃が痛くて食欲がない(´・ω・`)…何も食べたくない時は、体の声に従って過ごすのもいいと思います。
(白湯を飲んで水分補給は必ずしてくださいね。)
少し食べられるかも知れないと思ったら、かつおだしにキャベツと梅干を入れた、温かいスープはいかがですか?
梅干もキャベツ同様胃腸の調子を整えてくれる食材です。

キャベツの保存方法は、丸のままの場合はビニール袋に入れて冷蔵庫へ。
カットしたものは切り口が空気に触れないように、ラップでキッチリ包みます。

最後に、珍しいキャベツが手に入ったのでご紹介します。


黒キャベツ、カーボロネロとも呼ばれています。
結球しないキャベツで、葉は細かいちりめん状になっています。
硬くて風味も強いため、煮込み料理に向いています。

ミネストローネに入れてみましたが、茎の部分はかなり煮込んでも歯ごたえがありました。
色は煮込むほどに黒くなります。

ブロッコリーの風味をさらに濃くした感じの、しっかりした味です。
葉の部分は焦げ目をつけるようにバター炒めにしても美味でした☆

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/胃・腎

効能
消化機能を高め気を補う



2月のワークショップ申込み受付中
カゼに克つ!春のはじめの食養生
今日からできる花粉症の養生講座
エイジングと腎のお話 Part1
詳しくはこちらをご覧ください
出張ワークショップも承ります

疲れと咳止め便秘にも蜂蜜

2013-10-21 | 気力・体力アップ
今日はこれからの季節におススメの食材「蜂蜜(はちみつ)」です。


漢方では、消化吸収力を高め胃痛・腹痛を和らげる、肺を潤して咳を止める、腸を潤して便通を改善するなどの働きがあるとされています。
体が弱い人、お年寄りの滋養にピッタリな食べ物です。

胃腸が弱くて疲れやすい人は、お砂糖代わりに紅茶やお料理に使ってみてください。
食欲不振や胃痛・腹痛を和らげてくれます。

喉や肺・腸を潤し整えるので、空咳や息切れ、お肌の乾燥、便秘の時にも摂り入れてください。
強い殺菌力があるので風邪の予防にもなります。
(ただしごくわずかですがボツリヌス菌が入っていることがあるので、1歳未満の乳児には与えないようにしてください。)

優れた効能の他に、漢方薬の丸剤を固めたり、他の薬の毒性を緩和するためにも使われます。

蜂蜜の主成分はブドウ糖と果糖。
体内に入ると短時間で腸から吸収され、胃腸に負担をかけず栄養分になるので、体が弱っている時やスポーツの後などに効率よく栄養を吸収することができます。

ちなみに下痢や軟便の人は、蜂蜜を食べると症状が重くなる可能性があるので控えめにどうぞ。

蜂蜜にはお肉を柔らかくする効果もあります!
うちでは豚の角煮を作る時によく使います。お砂糖で作った時より、仕上がりの色は黒くなりますが、より柔らかく自然な甘みに仕上がって美味しいですよ~(^-^)

秋の乾燥に加えて冬の寒さも入ってくる時期。
蜂蜜を食べて潤いと元気をもらって、穏やかに次の季節を迎えたいです♪

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・肺・大腸

効能
消化吸収力を高め胃痛・腹痛を和らげる
肺を潤し咳を止める
腸を潤し便通を改善する



11/14『冬を乗り切る食養生』教室受付中
詳しくはこちらをご覧ください

おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ

鯖で肺と胃を整え生命力を高める

2013-10-15 | 気力・体力アップ
脂がのった秋鯖の美味しい季節ですね☆今日のテーマは「(さば)」。

血液をサラサラにしてくれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコタペンタエン酸)は、青魚の中でも鯖が群を抜いて豊富に含まれています。
血液を流れやすくし、血栓や動脈硬化を予防します。脳の活動を活発にする効果もあるそうです。

漢方では肺機能アップ、消化機能を整える、などの働きがあると考えられています。
咳がなかなか治まらない、食欲不振、むくみ、お腹が張る時などに摂り入れてみてください。
気を補い生命力を高めてくれる食べ物です。

体を温める/冷やすのどちらにも偏らない平の性質なので、冷えやすい人も安心して食べられます。

味噌煮も塩焼きも大好きです(^ ^)
ただ、味噌煮は結構手間がかかるし、塩焼きはグリルの後片づけが面倒(~ ~)
匂いが手やまな板につくのがちょっと…という方もいらっしゃるでしょう(´・ω・`)

そんな時の強ーい味方が「鯖缶」!
骨ごと食べられるからカルシウムもしっかり摂れます。

炊飯器にお米と鯖の水煮缶を汁ごと入れてしょうゆを加え、生姜のせん切りを散らして炊けば、炊き込み鯖ごはんのできあがり!
超簡単レシピです♪
今回はサバの水煮缶を使ってパスタを作ってみました。

簡単レシピ
鯖となすの和風ペペロンチーノ
胃腸の調子を整え、むくみを取ります


作り方(2人分)
(1)フライパンにオリーブオイル適量と、にんにくのみじん切り1かけ分、種を取った唐辛子を入れ、弱火で香りを出し、食べやすい大きさにカットしたなす2本を加えて炒める。
(2)3~4センチ幅、縦半分に切った長ねぎを入れ、焦げ目をつける。鯖の水煮1缶を汁ごと加え、身をほぐす。ダシしょうゆを適量加えて味を調整する。
(3)たっぷりの鍋に塩を入れパスタ240gを茹でる。煮汁1カップを(2)に加える。
(4)茹であがったパスタを(3)に投入し、こしょうとオリーブオイル少々を加え、パスタにスープを吸わせながらあおり炒める。
(5)器に盛って千切りの大葉をあしらう。


それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/胃・肺

効能
肺機能アップ、消化機能を整える



10月のワークショップ受付中
秋のスープ薬膳
ストレスと上手につきあう食養生
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おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ

じゃがいもで胃腸の元気チャージ

2013-09-30 | 気力・体力アップ
野菜たっぷりのクリームシチューを作りました(^ ^)
この具についていくつか取り上げてみたいと思います。今日は「じゃがいも」ということで。


主成分はデンプンで、抗酸化作用や美肌効果のあるビタミンCや、疲労物質の燃焼に関わるビタミンB1も豊富に含まれています。
じゃがいものビタミンCはデンプンに含まれているので、保存や加熱をしても壊れにくいのが特徴です。
カリウムも比較的多く含まれています。

また、皮にはがん予防効果のあるクロロゲンという物質が含まれているそうです。
皮が薄くて柔らかい新じゃがは、皮ごといただきたいですね☆

保存は新聞紙に包んで冷暗所に。うちでは暑い時期は冷蔵庫の野菜室に入れています。
気温が高いと芽が出てしまうのでこうしています。

芽や緑色に変色した部分には有毒なソラニンがあるので、しっかり取り除いて食べるようにしてください。

漢方では、じゃがいもは気を補い消化機能を高める働きがあるとされています。
胃腸の調子が悪く疲れやすい、息切れがして力が入らない、胃痛、吐き気、便秘の時に食べてみてください。
胃腸の潰瘍やかぜの予防にも用いられます。

いつでも手に入るし、お料理にも使いやすい、お米と並ぶ元気チャージ食材です(^_-)
気の巡りをよくする食材と食べれば、食後のお腹の張りも防げます。
今回は玉ねぎを一緒に調理しています。

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/胃・大腸

効能
気を補い消化機能を高める



10月のワークショップ受付中
はじめての薬膳&気功体験
秋のスープ薬膳
あなたが捨てるもの・補うもの
ストレスと上手につきあう食養生
詳しくはこちらをご覧ください

胃腸の調子を整えるさつまいも

2013-09-25 | 気力・体力アップ
さつまいもの美味しい季節になりました(^o^)
埼玉から川越のさつまいもが届いたので今日はそのご紹介を兼ねて。


洗う前の泥がついた状態

写真は黄金イモ(こがねいも)という種類。
皮・肉とも白に近い薄い黄色で、調理すると栗のようにホクホクして美味しいんです☆

さつまいもは漢方では、気を補い消化機能を高める、胃の調子を整える、便秘を改善する、母乳の出をよくするなどの働きがあるといわれています。
疲れを感じる、食欲がない、吐き気やげっぷがある、便秘の時に摂り入れてみてください。

栄養の主成分はでんぷんで、加熱により一部が糖質に変化し甘みが増します。
ビタミンCと食物繊維がたっぷり含まれている、女性にうれしい食材です。
疲労物質の燃焼に関わるビタミンB1も豊富です。
ほかにもビタミンEやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも比較的多く含まれています。

でも蒸かすのは面倒…ですよね。そんな時はお米と一緒に炊飯器で炊いてしまうと簡単に一品できちゃいます。

簡単おうち薬膳レシピ
さつまいもご飯
胃腸の調子を整え疲労を回復します


黄金イモを使いました

作り方
(1)米2合は炊き始める15~30分前にといでザルに上げておく。
(2)陳皮1~2gを水に浸して戻す。柔らかくなったらせん切りにする。
(3)さつまいも1本(200gぐらい)は良く洗って2~3センチ角にカットし、アクを取るために水にさらす。
(4)米と陳皮を戻し汁ごと炊飯器に入れてやわらかめの水加減にし、水を切ったさつま芋を上に乗せて炊く。
(5)炊き上がったらさっくり混ぜてできあがり。

陳皮がない場合は無農薬のみかんの皮を使ってください。
さつまいもが入るので、炊飯器の水加減はやわらかめにします。
火を通した後のさつまはとてもデリケートなので、大きめにカットして炊き、崩れないように優しく混ぜます。
おかゆモードの水加減で炊けば、食欲がない時の胃に優しいお粥に。
これにごまを振れば便秘の改善により効果的です(^_-)

さつまいものほのかな甘みに、かすかなみかんの香りと酸味が合わさって美味しかったです。
こってりしたお肉料理や脂ののった青魚にも合いますよ☆

このホクホクがたまらないさつまいもですが、お腹が張りやすいという弱点もあります(~ ~)
そこで一緒に食べるといいのが、陳皮などの気の巡りをよくする食材や、発酵食品の漬け物です。

今回のご飯には陳皮を使いました。陳皮はみかんの皮を干したものです。
陳皮やみかんの皮がない場合は、お手軽食材の玉ねぎのスライスで代用できます。玉ねぎも気の巡りをよくする食材です。
(玉ねぎから水分が出るので水加減は少し控えめにしてくださいね)

陳皮や玉ねぎについてはまた別の機会に。
それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/肺・脾・腎・肝

効能
気を補い消化機能を高める
胃の調子を整える
便秘を改善する
黄疸を改善する、母乳の出をよくする

腎機能アップと喘息に栗

2013-09-12 | 気力・体力アップ
今日のテーマは秋の味覚「」です。

炭水化物を多く含む高カロリー食品で、糖の代謝を助けるビタミンB1・B2、ナイアシンも含み、効率よくエネルギーを補給できます。
ビタミンCや高血圧予防にいいカリウムも、比較的多く含まれています。
栗のビタミンCはでんぷん質に含まれているため、加熱しても損失が少なく、免疫力アップや美容効果も。

漢方では、消化機能を整えて下痢を止める、腎機能をアップして足腰のだるさや頻尿を改善する、血行をよくする、などの働きがあるといわれています。
腎機能をアップすると空気を深く吸い込めるようになるので、喘息や咳にも用いられます。
体を温める性質なので、冷えのきつい生理痛の時にも食べてみてください。

喘息や生理痛にもいいというのは結構意外ですよね!?
今回はおうちで手軽にできるゆで栗を作ってみました。


作り方
(1)栗は洗って水に半日ほど浸しておき、ザルに上げる。
(2)鍋に栗とたっぷりの新しい水を注ぎ、1%ぐらいの塩分になるように塩を入れ、中火にかける。
(3)沸騰したらお鍋の中の栗が少し踊るくらいの弱火にして40分ほどゆで、火から外してあら熱が取れるまで放置。

調理前に水に浸しておくと、栗の中に虫がいた場合に追い出すことができます。
水につけたままあら熱を取ると、栗がしっとり仕上がります。
包丁で縦半分に切ってスプーンで食べてください。
ゆで栗は冷蔵庫で2~3日保存できます。日にちが経つほど味は落ちて来るので、食べきれない分は冷凍し、食べる時に自然解凍してください。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温、甘/脾・胃・腎

効能
消化機能を整えて下痢を止める
腎機能をアップして足腰のだるさを改善する
血行をよくして血の滞りから発生した出血を止める

老化防止に毎日なつめ

2013-09-05 | 気力・体力アップ
たまには薬膳っぽい食材をということで、今日のテーマは「なつめ(大棗)」です。

ビタミンB1・B2、食物繊維、カリウムやカルシウムが豊富で、血液の循環をよくして脾胃を丈夫にする効果がある、ビタミンPも含まれています。
生の果実にはりんごの100倍のビタミンCが含まれているという話も!?

生のものを手に入れるのはなかなか難しいですが、乾燥ものであれば中華食材やドライフルーツとして置いているお店もあります。


漢方では、大棗(たいそう)と呼ばれていて、消化吸収機能を高め、体力を回復する働きがあるとされています。免疫力をアップする食べ物です。
また、血を養い精神を安定させる作用もあると考えられています。
食欲不振、疲れ、めまい、顔色が悪い、貧血、動悸、不眠、イライラ、不安などの症状を改善してくれます。

漢方薬では薬効の強い生薬と配合し、消化器を保護する役割もします。
体を温める性質なので冷え症の方に、内臓の冷えを感じた時にも食べてみてください。

中国には「なつめを毎日3個食べれば、年をとっても老いが現れない」ということわざがあるそうです。
3個は飽きちゃいそうだけど1個なら続けられるかも。

そのまま食べるのはちょっと…という時は、ちぎってお茶に入れてみてください。
乾燥なつめは糖分が多いのでほんのり甘さを感じられます。お茶を淹れた後の実もぜひ食べてください。
スープや煮込み料理(参鶏湯に入ってますね)、お粥、デザート、種を取って刻んで炒め物にも。結構イケます。

疲れとストレス、冷え、老化防止にも効くいいことづくめのなつめ。
毎日食べて元気に過ごしましょう☆

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温、甘/脾・胃

効能
消化吸収機能を高め、体力を回復する
血を養い精神を安定させる
薬効の強い生薬と配合し、消化器を保護する




気功も体験できる『はじめての薬膳&気功体験』、9/11(水)の回は本日申し込み〆切です。
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胃痛と滋養強壮に山芋

2013-09-04 | 気力・体力アップ
昨日『薬膳に親しむお茶会』にご参加くださったみなさま、楽しい時間をありがとうございました☆
盛り上がりついでに気功も体験してみたいということになり、急遽テーマを変更。
自分の疲れている所に気づけた。軽くなった。血行が良くなった気がした。気持ち良かった。
とご感想いただきました。お役に立てて私もうれしいです(^ ^)
またのお越しをお待ちしてます!

気功も体験できる『はじめての薬膳&気功体験』、9/11(水)の回は明日9/5(木)まで申し込み受付中です。
体にいいことを学びながらリラックスのひと時を過ごしませんか?
詳しくは9月のスケジュールをご覧ください。

さて、今日のテーマは「山芋」です。

胃の粘膜を保護するぬめり成分のムチン、ビタミンB群・C、カリウムなどのミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。
いも類なのに生で食べられるのは、消化酵素のジアスターゼがでんぷんを分解してくれるから。

漢方では、消化機能を整え食欲を促進する、体の水分代謝を正常にする、肺を潤して養い咳を止める、腎臓の働きを高め頻尿を改善する、老化を予防するなどの働きがあるとされています。
胃痛だけではなく、慢性の咳や腎機能アップにも効果のある、まさに滋養強壮食材です。
平の性質なので、体を温める・冷やすを気にせずに使えます。

漢方薬では「山薬(さんやく)」という名前で呼ばれ、八味地黄丸や六味地黄丸に入っています。
どちらも、疲れやすくて手足が冷えていて、尿量が多いまたは少ない、口が渇きやすい人に処方されます。
めまいや耳鳴り、寝汗などの症状がある時には六味地黄丸を用います。
八味地黄丸には体を温める働きの強い生薬が入っているので、腰やひざの冷えや痛みが強い時に用います。

体を中から温めることを意識して、昨日のシソに山芋とかぼちゃを組み合わせてより胃を温めるメニューを作ってみました。

簡単おうち薬膳レシピ
山芋とかぼちゃの温サラダ
胃を温め消化機能をアップし、食欲不振を改善します


作り方
(1)かぼちゃは2~3センチ角の食べやすい大きさに切り、ラップをして電子レンジで加熱する(500wで5~6分)
(2)山芋(長芋)は皮ごとよく洗ってひげ根を取り、かぼちゃと同じぐらいの大きさに切る。フライパンで周りに焦げ目がつくまで焼き、胡椒をふる。
(3)(1)と(2)を皿に盛り、せん切りのシソを飾る。お好みのドレッシングをかけて召し上がれ~。

山芋は火を通すほどにホクホクになります。表面に焦げ目がつくぐらいで止めると、ホクホクとサクサクが合わさった独特の食感で美味しいですよ。
皮ごと調理すると滋味深い味わいが楽しめます。
山芋を焼く時、焦げ付きが気になる場合は少しだけ油を引いてください。

おかげさまで胃痛は改善しました。
たぶん、先週末暑さに耐えかねてすいかとメロンをお腹一杯食べ、冷たい緑茶を飲んだのが原因のような気がします。
どれも内臓を冷やすものばかり!
体が欲していたとはいえやり過ぎですよね。いつもみなさんに「ほどほどに」ってお伝えしてるのに(= =;)

…まあそういうこともありますよね(~ ~)
こうじゃなきゃダメみたいな限定思考ではなく、不調な所もやらかしちゃったことも含めて現状を受け入れて、少しずつ改善していきましょうというのが漢方の考え方です。
これを食べればもっとよくなるというプラス思考でいけばいいんです。
全ては肯定からはじまります。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・肺・腎

効能
消化機能を整え食欲を促進、体の水分代謝を正常にする
肺を潤して養い咳を止める
腎臓の働きを高め頻尿を改善する、老化予防

免疫力を高めるしいたけ

2013-08-30 | 気力・体力アップ
朝晩は気温も湿度も少し落ち着いて過ごしやすくなってきました(^ ^)
ホッとする今の時期、夏の疲れがドーンと出てきます。

何となく疲れているなと感じるのは、体が「いたわって」というサインを出しているから。休めるチャンスです。
食べ物から気を分けてもらい、いつもより少し多く眠って充電してください。

臓腑の機能を整えて、気力・体力アップにつなげることを、漢方では「補気」といいます。
ふだん使う言葉で表現するなら「元気にする」こと。

補気の働きがある食べ物はたくさんあります。(「体力・気力アップ」で紹介していきます)
元気にしてくれる食べ物は、季節を問わず一年中、疲れている時は特に意識して食べてみてください。
今日はその中で「しいたけ」をテーマにしたいと思います。

漢方では、胃の働きをよくしたり、出血を抑える働きがあると考えられています。
胃が弱って食欲がない時、胃痛、げっぷに、不正出血や血便にも効果があります。
血管を強くする、血圧を下げる、動脈硬化の予防にも応用されます。

生のものは足が早いので、食べやすい大きさに切って冷凍保存すれば、そのまま汁物や炒め物に使えて便利です。
また、日光にあてるとビタミンDが増加します。カルシウムの吸収をアップし、骨粗しょう症を予防してくれます。
ということで干ししいたけを自作してみました。


ビタミンDは30分ほど干せば生成されますが、せっかくなので2週間干してみました。

干せば干すほど小さくなります。市販の干ししいたけは相当大きなしいたけを使っているんでしょうね…
フリーザーバッグに入れて冷蔵庫で保存しています。

ビタミンB群が多く、エリタニンという血中コレステロールを低下させる成分、レンチナンという抗ウイルス・免疫力を高める物質も含まれているそうです。
いろいろなパワーをもらえる食材☆ありがたくいただきます(=人=)

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
干ししいたけ
性味/帰経
平、甘/胃

効能
胃の働きをよくする、気力をアップする
出血を抑える


ご飯で毎日充電を

2013-08-26 | 気力・体力アップ
今日は日本人のソウルフード「お米」がテーマです。

漢方では、胃の調子や消化機能を整え、イライラを取り除く、口の渇きを抑える作用があるといわれています。
脾(消化や水分の運搬、血の循環にかかわっています)の働きをよくしてくれるので、疲れやすい、食欲がない、お腹が張りやすい、むくみ、下痢などの不調を改善してくれます。
体の中の気(生命エネルギー)を補ってくれる食材です。

最近はダイエットでお米を食べないという方もいらっしゃいますが、お茶碗1杯でいいのでお米は毎日食べることをおススメしたいです。

そういう私も、以前は肉や野菜は食べてもお米は全く食べないという日が結構ありました。手軽なパンや麺類を多く摂っていたように思います。
当時は朝起きがけに毎日胃が痛い、食事をするとすぐに眠くなる、疲れが取れない、足がむくみやすいなど、何となく調子のよくない状態が続いていました。

ご飯を食べることを意識して、それまで半々だったご飯:パン・麺類の割合を7:3、8:2と変えていくにつれ、徐々に脾の働きがよくなり、不調を感じることが減ってきました。

もちろん生活習慣やご飯以外の食べ物の効果もあったのしょうけれども、やっぱり日本人にはお米ね!と実感しています。
ご飯が美味しいと幸せな気持ちになり、心も癒され笑顔になります(^ ^)

お米から炭水化物を摂取する食べ方は、お米を主食としてきた私たちの遺伝子に刻み込まれていると思います。
先祖代々食べられてきたものが私たちの体には合っていて、だからこそより多くの気を分けてもらい、充電して自分の中にエネルギーをためることができるのではないでしょうか。

お米は炊き込みご飯にすると、いろんな食材を一度に摂ることができて便利です。
材料を切って炊飯器にお米と一緒に入れて炊くだけなので、簡単にできてしまうのもいいところ☆
今日は夏の余熱が残るところに秋の乾燥の気候が入ってくる、今の季節におススメの「黒ごまと百合のごはん」です。


乾燥百合を水で戻し、磨いだお米と一緒に炊飯器で炊いて、黒ごまを混ぜました。
百合は体を冷やす食材で、肺を潤して咳を止め、暑さで昂ぶった神経を落ち着かせる働きがあります。
黒ごまの働きについてはこちらをご覧ください。

秋の食材を使った簡単炊き込みご飯もこれからご紹介していきますね(^_-)
それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
米(うるち米)
性味/帰経
平、甘/脾・胃

効能
胃の調子・消化機能を整える
イライラを取り除く、口の渇きを抑える

牛肉で気と血を補って元気に

2013-08-13 | 気力・体力アップ
野菜や果物が続いていたのでたまには肉の話題ということで、今日のテーマは「牛肉」です。

漢方では気と血を補い滋養強壮し、疲労回復、めまいや息切れ、膝や腰のだるさなどに効果があるといわれています。

肉のタンパク質は、植物性タンパク質に比べて体内に吸収されやすいのが特徴です。
中でも牛肉は、ビタミンB群や鉄分・カリウムなどのバランスがよく、特に鉄分は、野菜の鉄分よりも吸収されやすいヘム鉄が多いそうです。

スタミナをつけたい時に牛肉が食べたくなるのは、まさに体が欲しているんですね!
とはいえ食べ過ぎると消化不良を起こしますのでほどほどに。


疲れた体にごほうび!

大根おろしと一緒に食べたり、食後にサンザシ(山査子)の入ったお茶を飲むといいですよ(^_-)
どちらも消化促進の働きがあり、大根は体を冷やす野菜、サンザシは体を温める食材です。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・胃

効能
気を補う、疲労回復、内臓下垂の改善
血を補う、滋養強壮

胃腸の水分を調節してくれるさやいんげん

2013-08-12 | 気力・体力アップ
今日のテーマは「さやいんげん」です。


漢方では胃腸の調子を整え働きを活発にし、余分な水分を取る働きがあるとされています。
蒸し暑くて体が重だるい時、食欲がない時、膨満感があり便秘の時、水分代謝が悪くなって起こる下痢を止めたい時などに効果を発揮します。

栄養素では、抗酸化作用のあるカロテンを多く含みます。カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を強くする効果があります。
疲労回復効果の高いビタミンB群も豊富です。

夏のダメージや梅雨の時期の不調をやわらげてくれる食材です。

油と一緒に摂るとカロテンが体内で吸収されやすくなりますので、いんげんの胡麻和えやナッツ和えは効果的な食べ方です。
薬膳的に見ると、胡麻と和えると便秘の改善に、ピーナッツと和えると疲労回復に、くるみと和えると体を温めて便秘と咳止めに、より働きかけるメニューになります。

さやいんげんは生では食べられません。消化しやすいようによく加熱して、やわらかく調理してから食べてくださいね。
すぐに鮮度が落ちるので、食べきれない場合は茹でて冷凍保存しておくと便利です。固めに茹でておけば、再加熱でも美味しくいただけます。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・胃

効能
消化機能を高め余分な水分を取り除く
蒸し暑さをからくる胃腸の不調を改善する